アドベンチャー・タイム(Adventure Time)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アドベンチャー・タイム』とは、米国の幼児向け番組専門のケーブルテレビチャンネルであるニコロデオンが作った短編アニメを元に、カートゥーンネットワークがその短編アニメを購入し30分番組として製作したアニメである。本作の内容は主人公の男の子フィン(Finn)と犬のジェイク(Jake)が魔法のはびこるウー大陸を舞台に繰り広げる冒険ファンタジーである。

ハンソン・アバディア(Hunson Abadeer/CV:大川透)

マーセリンの父親で、魔界ナイトスフィアの支配者。
フィンによって魔界からウー大陸に召還された際には、その力を使ってウー大陸の国民の血をすべて吸い取ろうとした。
過去にマーセリンのポテトフライを勝手に食べてしまったことが原因でマーセリンから嫌われていたが、その後和解した。

ザギオック(Xergiok/CV:佐藤晴男)

画面上側の男性

ゴブリンの王国の国王。
草の王冠を付けており、道化師の様な風貌をしている。

ガミー(Gummy/CV:ヤスヒロ)

ゴブリン王家の執事。規則を厳守することに異常にこだわる。
優しくされることに慣れておらず、いつもザギオックに痛めつけられている。

タルトトーター(Tart Toter/CV:緒方賢一)

キャンディ王国の国民。
勲章のついたサッシュをかけたジンジャーブレッドマンの様な格好をしている。
かつては国をあげた行事でロイヤル・タルトを目的地まで運ぶ役割を任されていたが、高齢になったため引退した。

エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln/CV:多田野曜平)

画面上部の男性

火星の王様。
マジックマンの計略によって陥れられたジェイクに死刑を宣告したが、間違いであったと知り、自らの命と引き換えにジェイクを助けた。

ローズリネン(Roselinen/CV:小林沙苗)

向かって右の少女

枕の国に住む女の子。
フィン達の住む世界とは異なる時空の世界の住人。
フィンが枕の国に迷いこんだ際、フィンと結婚し子供ももうけた。
しかしフィンが現実世界に戻ると、彼は枕の国のこともローズリネンのことも忘れてしまっている。

ブリージー(Breezy/CV:清水理沙)

フィンの引きちぎられた右腕に咲いていた花に寄ってきた女王蜂。
フィンと交流するうちにフィンに好意を抱くようになるが、普段の蜂の姿から巨大な人間の姿になった際、フィンから拒絶されショックを受けフィンの元を去った。
しかし、右腕を失ったことに絶望し、失意の中に居たフィンを見かねて再びフィンの元を訪れた。
そして不思議な癒しのパワーで彼の腕を復活させた。

もう一つの『アドベンチャー・タイム』

『アドベンチャー・タイム(Adventure Time)』にはフィンとジェイクを主役に据えた本筋のストーリーとは異なるもう一つの物語が存在する。
いわば『アドベンチャー・タイム(Adventure Time)』のB面とも言える物語である。
それが『アドベンチャー・タイム(Adventure Time)フィオナ&ケイク(Fionna and Cake)』である。
この物語は、本筋ストーリーに出てくるキャラクターの性別が全て反転して登場するというもので、フィンはフィオナという女の子、ジェイクはケイクというメス猫となっている。
この物語がアニメに初登場した際は、アイスキングが自ら創作した「パロディ小説の中の世界」という設定になっているが、本来はアニメーションスタッフであるナターシャ・アレグリが個人的にひとりのファンとして描いた二次創作作品『Fionna and Cake』が元となっている。
ストーリー展開は本筋の物語と同様、冒険ファンタジーが主となっている。
また、『フィオナ&ケイク』の物語がアイスキングによるパロディ小説であるということが語られる回では、ランピーがこの物語の熱狂的ファンである様子が描かれている。
さらにランピーは原作者のアイスキングを誘拐し、自らが加筆した男性版ランピーを主役にしたオマージュ作品を本人の前で披露するといったエピソードもある。

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