うしおととら(うしとら)の名言・名セリフまとめ

伝説的妖怪物漫画の金字塔「うしおととら」。1990年から6年間、週間少年サンデーで連載された漫画である。この漫画の魅力は、主人公うしおととら、作中で増えていく仲間たち、そして一部の敵達に至るまで丁寧な心情で描かれた物語だろう。その数だけ彼らの物語が生まれ、そして数多くの名台詞を生み出していった。三度の賞を得た本作の真骨頂は、最終話に至るまで、一気にうしおととらの旅を最後まで回収しきったこと。そんな「うしおととら」の旅の証と、魂の込められた名言達を追いかけていく。

おまえは、なまはげにもなれなかった…元の飼い主の史代さんを襲った時、猿であることもやめた…なまはげでもない、猿でもない…おまえはそこでかわいてゆけ。

おまえはそこでかわいてゆけ

猿の变化が自ら被った人間の皮を新しいものに変えようと、皮を剥いだ時に刺された獣の槍に悶えながら体が乾くと慟哭する所へ言い捨てたうしおのセリフ

第十七章「霧がくる」

濃霧がある村を包み込む。今までいた人も、動物も、霧が消えた後には誰も残ってはいない。

旭川を目指すうしおは高速バスに乗り込み旅を続ける。
車内の雰囲気に心穏やかになるうしおであったが、急停止をしたバスの前にはとてつもない濃霧が広がっていた。
しかしとらはその濃霧が「シュムナ」という霧の妖であることを見抜いた。
必死で応戦しようとするうしおであるが、相手は気体。獣の槍が全く通じず苦戦を強いられる。
そこで東京からバスに乗り込んでいたヤクザ、徳野と共に冥界の門へとシュムナを閉じ込めるという方法を取ることとなった。
だが徳野の全身はガンに侵され、余命幾ばくもない弱った体であった。

オレは… まっすぐ… 立ってるか…?

シュムナを倒す時、命がけで特攻し、倒れた徳野のセリフ

第二十章「追撃の交差~伝承者」

うしおととらが乗っている旭川へむかうバスが、婢妖と言われる、白面の者の遣いに乗っ取られてしまう。
うしおも婢妖に乗っ取られてしまって体の自由がきかない。
そんな時に現れたのは、獣の槍を使うために特殊な修行を受けてきた「獣の槍伝承者」の一人「秋葉流」ととらであった。
二人のおかげで危機を逃れたうしおは、秋葉流とうしお、とらの三人で揃って旭川に向かうことにする。
だがそんな三人のもとに、伝承者の一人である「杜綱悟」を兄に持つ「杜綱純」とライダースーツの集団が追ってきた。

流にーちゃん、男って、一生のうちになん人の女の子の涙を、とめてやれるんだろう?

兄に対して涙を流す純を見ながら漏らしたうしおのセリフ

おめえならきっと...望んだ数だけな。

守綱の体内から戻ったうしおに、秋葉流が言った「何人の女の子の涙をー」の答え。

第二十二章「時逆の妖」

ついに旅の終着点・カムイコタンにたどり着いたうしおととら。

そこで、獣化したうしおを救う術を与えた恩人・ジエメイと出会い、「時逆」「時順」という時間を共に遡ることに。
古代の中国で出会った武器職人の家で世話になるうしお。
古代中国の王の前で武器職人達は、打倒白面の為に武器を捧げるが、宮廷の女に成りすましていた白面が全ての武器職人たちを殺してしまう。
こうして白面の復讐心を抱いた武器職人の息子、ギリョウは武器作りのために身を費やす。
槍の刃をより固く質の良い金属を作らせるため、自ら生贄となったジエメイと、強い怒りと憎しみで体を柄に変え一本の槍となった。

こうして、獣の槍の真実を知った見届人として、槍にうしおの名前が刻まれた。
また、うしおの母である蒼月須磨子が現在、日本の海中にいる白面の者を封じており、妖怪に憎まれていた真実も、同時に知ることとなったのだった。

よい剣を…つくってくださいましね。

より強固な鉄を鍛えるためには生贄がいる、と悩む兄・ギリョウとうしおの目の前で高炉に飛び落りる時のジエメイのセリフ

第二十三章「暁に雪消え果てず」

札幌に戻ってきたうしおととら達。あまりにも激しい吹雪に思わず時計台の方を向くと、そこには美しい娘が居た。
彼女は雪女の垂(しずり)。佐久間という人間に恋をしてしまった彼女は、結ばれないことを嘆いていたのだ。

人間への復讐のために町を凍らせようとする垂の母親。
垂と佐久間という両思いの二人を結ぶため、雪女を人間にする術をきかせに、うしおはとらを(半ば槍で脅して)北海道でであったサンピタラカムイを尋ねさせた。

目を閉じて、私をずっと…抱きしめていてね……

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