うしおととら(うしとら)の名言・名セリフまとめ

伝説的妖怪物漫画の金字塔「うしおととら」。1990年から6年間、週間少年サンデーで連載された漫画である。この漫画の魅力は、主人公うしおととら、作中で増えていく仲間たち、そして一部の敵達に至るまで丁寧な心情で描かれた物語だろう。その数だけ彼らの物語が生まれ、そして数多くの名台詞を生み出していった。三度の賞を得た本作の真骨頂は、最終話に至るまで、一気にうしおととらの旅を最後まで回収しきったこと。そんな「うしおととら」の旅の証と、魂の込められた名言達を追いかけていく。

第三十三章「外堂の印」

妙な時期にやってきた香川からの転校生、設楽水乃緒。彼女は「お外道さん」と呼ばれる妖怪を使役する能力を持っていた。その能力故に里では奇異な特別視され孤立。不良少女となったが一種の犬神付故に心の闇はかなり深い。
彼女がここに来たのは、使役者を失くした「はぐれ外道」となった一体の犬神を始末するためだった。
そんな中学校に紛れたはぐれ外道は少しずつ、設楽、うしおととらのもとに迫っていた。

笑いながら、負けてやらねえ!そう行こうや。

「立てよ設楽!オレたちは妖に縁を持っちまった人間だ」
「だけどオレたちまで妖につきあって暗い顔するこたねえ」
「笑いながらまけてやらねえ!そう行こうや」

はぐれ外道に追い込まれ、獣の槍も失ってしまった為に弱音を吐き諦めようとする設楽に向けて言ったうしおのセリフ

第三十四章「西の国・妖大戦」

日本の妖怪達は東西で治められている。東の長は鎌鼬兄妹やオマモリサマの件等で世話になっている山ン本。西の長は血気盛んな神野。
神野は結界自在な「間槌」を切り札として白面の者の元に攻め入るのは今だと主張する。あまりに軽率である判断に山ン本は反対を繰り返すが、神野に牢獄へ囚われてしまった。
助けを求めに雷信、かがり、イズナ、一鬼、伊吹とらと共に高千穂へ向かう。

途中うしお・イズナ・伊吹と、とら・雷信・かがりと別れての行動となったが、うしおがたどり着いた時には、とらたちは既に捕らえられていた。
西の長は、西の鎌鼬と東の鎌鼬を戦わせ、東が勝ったら退くと提案する。

たまには…兄キらしいこと…してやりたいんですよ

第三十七章「TATARI BREAKER」~第四十一章「獣群復活」

いつもの朝を迎え、うしおはとらと喧嘩しながらの登校。麻子と合流して……という日常が、突如HAMMR(ハマー)機関という科学組織によって破壊された。妖怪の動きを封じるキルリアン振動機に始まる、対妖の兵器を生み出す集団に三人は拉致されてしまったのだ。
どうにかして脱出を試みる麻子の前に現れた、海外の妖怪バルトアンデスと友人になり、少しずつとら、うしおの近くに向かおうとしていた。

一方、中心部では白面の者の体組織を少しずつ培養する実験をおこなうものの失敗。
暴走を始めてしまう。科学の在り方を問い、解決の為に体をなげうつうしおや麻子を見た、ハマー機関3博士の内の一人であるヘレナ・マーコフは命を犠牲にして彼らにある方法を託す。

別の場所
鏢はとらにそっくりな黒い妖怪たちと出会っていた。
彼らの名は字伏(あざふせ)、獣の槍を使った者たちの成れの果てである。
その中の中心として君臨している字伏が「紅煉」。
鏢の妻と娘を食い、鏢の片目をえぐり出した真犯人であった。

第四十三章「風が吹く前」~最終章「うしおととら」

白面の者が放った婢妖によって、今まで関わってきた者達の、うしおととらに関する記憶だけ全て欠落してしまう。
うしおととらは完全に状況が不利となるが、辛うじて記憶を失わずに済んだ者たちの手で少しずつ、白面の者との対決する準備を整える。
一時うしおととらは別行動をするものの、再び会い、全ての人間の記憶が戻り、希望を持ったうしおととらは白面の者との最終決戦に挑むのであった。

本気(マジ)だったさ……

才能があるばかりに歪んでいった流を見つめる、真っ直ぐなうしおの目を思い出しながら漏らしたセリフ

今、俺たちは… 太陽と一緒に戦っている!

失った記憶を取り戻し、次々とうしおととらのもとに集っていく仲間達と今までの旅路は、白面の者が持つ憎しみと正反対である。

再び白面への恐怖へ慄く夜が来ると宣言する白面に、正反対の希望と仲間たちが阻止することを宣言したうしおのセリフ

どういうワケだかわしはもう、おまえを憎んでねえんだよ。憎しみは、なんにも実らせねぇ。

とらを生み出したシャガクシャの記憶を思い出したとら。白面を憎むことで白面はさらなる力を増す、ということであったが全てを思い出し、シャガクシャの時に心を許した人に言われた言葉を取り戻し憎しみを消したとらのセリフ

もう…喰ったさ

戦いが終わり、消えつつあるとらにうしおが「まだオレを喰ってない」と叫んだ後のセリフ

『うしおととら』の総括

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