河上万斉(銀魂)とは【徹底解説・考察まとめ】

河上万斉(かわかみばんさい)は、空知英秋作画「銀魂」において、主人公坂田銀時の幼馴染だった高杉晋助が提督を務める「鬼兵隊(きへいたい)」の幹部。高杉の右腕的存在で、交渉ごとに長けています。高杉と出会う前は「人斬り万斉」という別名で呼ばれていました。鬼兵隊のメンバーでありながら、一方で音楽プロデューサーとしての活動も行うという、多才な人物です。

生年月日/見た目/特徴

誕生日 5月20日
身長 179cm
年齢 原作で紹介なし

自分のことを拙者、相手のことを主、と呼びます。
語尾に「~でござる」をつけて話します。

鬼兵隊の中では彼だけが高杉の事を「晋助」と呼び捨てにしており、鬼兵隊の事実上のナンバー2です。

ツンツンに立ち上げたヘアスタイル、サングラス、耳にはヘッドフォンを装着。
黒っぽいロングコートを着て、背中に三味線を背負っています。
この三味線には刀が仕込まれており、弦も戦闘時には敵に向かって放たれると相手の体の自由を奪う武器になります。

音楽プロデューサーの「つんぽ」としての顔を持っており、寺門通に楽曲の提供をしています。彼女には芸能戦術を徹底的に叩きこみました。
(「つんぽ」の名前の由来は、シャ乱Qのメンバーで音楽プロデューサーの「つんく♂」)

音楽家らしく、人の心の動きを音楽にたとえます。万斉はこれを「魂の鼓動(リズム)」と表現しました。
表現は「幼稚なアニソン」「骨太のロックンロール」「格調高いクラシック」「凶暴なメタル」「酔っぱらいの鼻歌」など、バリエーション豊かです。

史実上のモデルは河上彦斎

河上彦斎(かわかみげんさい)(1834年~1872年)は、熊本藩出身の武士。
尊王攘夷を強固に主張した河上は、幕末四大人斬りの一人で「人斬り彦斎」の異名を持っていました。
1863年に起きた八月十八日の政変で京を追われ、長州へ。ここで攘夷派の同志を得て翌年再び上洛。
開国派のシンボル的存在だった佐久間象山を斬り殺しました。
禁門の変、第二次長州征伐では政府軍と戦い、1867年に熊本藩に戻りましたが、当時熊本藩は佐幕派が実権を握っていたため、尊王攘夷派の河上は投獄され、1868年2月明治維新直前に出獄しました。
維新後、河上は名を高田源兵衛(こうだ げんべい)に変え、地方を遊説し、尊王思想を説いて回りました。
維新政府は、河上のような攘夷論者を疎ましく思っており、そのため彼を様々な暗殺事件に関与した疑いで捕らえ、1872年斬首刑に処しました。享年38歳。

出自

高杉との出会い

攘夷戦争後、牢に繋がれている攘夷志士たちを救い出そうと単身やってきた高杉。
そこで高杉が出会ったのが来島また子と武市変平太、そして河上万斉でした。

また子は、両親を戦争で失って幕府に恨みを抱いており、高杉に自分を連れて行ってほしいと願っていました。
武市は幕府側の人間でしたが、幕府に愛想を尽かし、高杉とともに行動することを選びました。

そして万斉は、拳銃を所持していた咎で河原に張り付けの刑に処されていたまた子を、高杉と協力して逃がしました。
高杉と万斉は一緒に捕縛されますが、牢の中でお互いの素性を確認。高杉は「人斬り万斉」という異名を持つ万斉に、「どうせ国に裁かれここで果てる身なら、俺のために死なねェか」と誘いの言葉をかけました。

この後、二人は武市を通じて脱獄の手はずを整えていた他の攘夷志士たちとともに脱獄。これにまた子も加わって鬼兵隊が再結成されたのです。

初登場は真選組のイベントで

「1日局長に気をつけロッテンマイヤーさん」から。
真選組が、アイドル歌手・寺門通を1日局長に迎えてイベントを行った時、攘夷志士集団「天狗党」が寺門通らを人質にして真選組の解散を要求するテロが起きました。
この時、真選組と銀時たちが協力して事件を解決。
それについての記事が載った新聞を万斉が読んでいるシーンがラストに出てきました。
このあと、寺門通から万斉のケータイに音声通話があり、万斉が「はい、つんぽで~す」と答えています。
万斉には、音楽プロデューサー「つんぽ」というもうひとつの顔があったのです。(実在のアーティスト&プロデューサー、つんく♂のパロディ)

紅桜編

出番は少なかったのですが、「紅桜編」にも万斉は登場しています。
紅桜編は、妖刀紅桜をもとに作られた「生きたからくり兵器」としての紅桜を使い、高杉と鬼兵隊が幕府転覆を図るエピソードです。
鬼兵隊に協力したのは、刀鍛冶の村田鉄矢で、彼が戦艦一隻に値するほどの力を持つ刀を作り、鬼兵隊がそれを量産する手助けをしたのです。
高杉の計算外だったのが、鬼兵隊のメンバー岡田似蔵が紅桜を持ち出して辻斬りを繰り返したため、それに抵抗した銀時や桂たちを巻き込んでしまったこと。
量産した紅桜を使ってクーデターを起こし幕府を倒すのが当初の計画だったのですが、幕府とやりあうまえに、銀時たちと戦うことになってしまいました。
似蔵を追って船に乗り込んできた銀時を見て高杉は、「相変わらずバカだな。生身で戦艦とやりあうようなもんだぜ」と薄く笑います。
しかし戦いは銀時の勝ち。似蔵は紅桜に憑依されて怪物化し、最後は銀時に斬られました。

万斉は、鬼兵隊の対外折衝役。国を倒すためならば手段を選ばない高杉の意に沿って、宇宙海賊・春雨と手を組む手はずを整え、銀時と似蔵が戦う鬼兵隊の船に春雨たちを連れてきました。
春雨側は、攘夷四天王として名高い桂や銀時らの首が取れると喜び勇んで船に乗り込みます。
鬼兵隊の船上に桂と銀時をみつけ、一斉に飛びかかる春雨の兵士たち。
桂と銀時は、たった二人とは思えぬほどの強さであっというまに敵を斬り伏せていきました。

それを春雨の船の甲板から見下ろす万斉。
「あれが坂田銀時と桂小太郎。強い。一手死合(しお)うてもらいたいものだな」とつぶやきます。

この後高杉を回収した春雨の船で、万斉は高杉の隣に立ち、鬼兵隊の船からパラシュートで脱出していく桂と銀時の姿を見下ろしていました。

真選組動乱編

「真選組動乱編」は、真選組作戦参謀・伊東鴨太郎が謀反を起こして、近藤を暗殺し自分が局長になろうと企てるエピソードです。
副長土方は、妖刀の呪いでヘタレオタクに人格が変わってしまい真選組を無期限謹慎処分に。しかし、伊東の不穏な動きを知っていた土方が銀時たちに「真選組を護ってくれ」と、必死の依頼をしに来たことで、万事屋が動き出します。銀時たちが向かった先は、伊東と近藤が乗った武州(ぶしゅう)行きの列車でした。

出典: pds.exblog.jp

真選組監察方・山崎退が伊東の企みに気づき、土方にそのことを知らせようとした時、山崎の行く手に立ちふさがり、彼を斬ったのが万斉でした。鬼兵隊は伊東と手を組んでいたのです。伊東は知りませんでしたが、伊東を利用して、彼ともども真選組を内部から崩すことが鬼兵隊の最終目的でした。
なお、山崎は死んだものと思われていましたが、実は万斉がとどめを刺さなかったため、真選組での自分の葬式の途中に山崎が現れるという珍場面も事件後にありました。(命の危機に瀕しても近藤たちを信頼する山崎の姿に感じ入ったのがとどめを刺さなかった理由のようです)

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