目次

  1. あらすじ
  2. 主要登場人物
  3. 石田将也(いしだしょうや)
  4. 西宮硝子(にしみやしょうこ)
  5. 二人の同級生、家族など
  6. 原作者:大今良時
  7. 連載、映画化までの道のり
  8. 小ネタ
  9. 英語の表記
  10. 表紙の二人

あらすじ

石田将也(いしだしょうや)は、退屈を何より嫌う小学6年生。ある日転校してきた聴覚障害者の西宮硝子(にしみやしょうこ)を「変な奴!!」と認定、好奇心からいじめるようになります。
やがてエスカレートしたいじめは、担任含めての学級裁判へと発展。そこで犯人と断罪され、自分もいじめられるようになった将也。彼は硝子が転校した後も孤立、そのまま高校へと進学します。

ある日彼は硝子の居場所を知り、贖罪のために彼女の元を訪れます。
硝子の失われた小学生時代を取り戻すために、将也は小学校の同級生とも再び交流をしていきます。それは自身もいじめられた将也にとって、とても苦しみを伴うことでした。それでも将也と硝子は段々と、友人たちの変化に戸惑いつつも幸せな日々を過ごしていました。

しかし同級生が集まったある日、過去のいじめについての原因究明が始まってしまいます。
硝子はそれに責任を感じ……

主要登場人物

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石田将也(いしだしょうや)

この作品の主人公。小学生時代はやんちゃで、とにかく「退屈」が大嫌い。
硝子のいじめがきっかけで孤立した彼は、中学校でも高校でも友人ができませんでした。
「俺は自分から孤立を選ぶようになった」「自分は本当は孤独ではないと思い込むためなのかもしれない」と独白しています。

西宮硝子(にしみやしょうこ)

聴覚障害を持つ少女。補聴器をつけていても会話はほぼ聞き取れず、話す言葉も聞き取れない発音になっています。
将也のいる小学校に転校してきますが、その前の学校でもいじめられていました。
いじめられても静かに笑う彼女の姿は、さらにクラスメートから敬遠されてしまいます。

二人の同級生、家族など

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映画「聲の形」より、高校時代の将也たち

左から、
佐原みよこ(さはらみよこ):小学校時代、硝子のために手話を覚えようとした際「ポイント稼ぎ」と友人たちに敬遠され、不登校になっていました。
西宮硝子
西宮結絃(にしみやゆづる):硝子の家族。硝子を守るために、将也にきつく当たることも。写真が趣味で、なぜか動物の死体ばかり撮影しています。
永束友宏(ながつかともひろ):将也の高校での同級生。ノリが良く、将也を「友達」と呼び親しくなります。
石田将也
植野直花(うえのなおか):黒髪が自慢の美少女。小学校時代は硝子の世話役をしていましたが、その大変さの反動で硝子のいじめに加担していました。
川井みき(かわいみき):小学校時代は眼鏡がトレードマークの学級長。何に対しても良い顔をとりがちで、硝子をいじめていたことを自覚していません。
真柴智(ましばさとし):将也の高校での同級生。基本的に穏やかで笑みを絶やさないが、いじめと聞くと豹変してしまう面も。

他にも多くの同級生や、将也の母親、硝子の母親、小学校の担任などが登場します。
彼らはみな、二人に対しても、また小学校の頃にあった出来事に対しても、複雑な感情を見せています。

原作者:大今良時

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「聲の形」の原作者、大今良時。美人なお姉さんがいて、時々アシスタントをしているそうです。

1989年3月15日、岐阜県生まれ。「聲の形」で第80回週刊少年マガジン新人漫画賞に受賞。
当初雑誌への掲載が予定されていましたが、「聴覚障害」「いじめ」といったテーマを理由に、編集部の判断で延期となっています。
連載デビューとなったのは、2009年の「マルドゥック・スクランブル」(原作:冲方丁)。こちらは全7巻です。

そして2作目となる「聲の形」で、2015年版「このマンガがすごい!」オトコ編1位、「マンガ大賞2015」3位、第19回「手塚治虫文化賞」新生賞を受賞しました。

「点と点で生きている人たち。遠く、離れ離れの小島のように生きている人たちを描きたくて、この物語を描きました。みなさまに読んでいただければ、この上ない幸せです」(「聲の形」について)

出典: WWW.SHONENMAGAZINE.COM

連載、映画化までの道のり

上記にある通り、新人賞に入選した「聲の形」は、受賞時に雑誌掲載が行われませんでした。
しかし、前作「マルドゥック・スクランブル」が好評の後終了。編集部はなんとか大今のデビュー作を載せたいと考えます。
法務部や弁護士、全日本ろうあ連盟と話し合いを重ね、2011年にデビュー版の「聲の形」が掲載。

その際の反響がすさまじく、読み切りを掲載した号の売り上げが伸び、読者アンケートでも人気連載を抑え1位に。Twitterでも編集部や読者の呟きが話題となりました。

2013年、リメイクした連載用「聲の形」がつくられた際も、編集部の連載会議にて連載は不可との判断が。
それでも編集長が「試しに読み切りで」と決定。そのため作者いわく、「連載用の第1話としてつくったものが、そのまま読み切りとして掲載された」そうです。
また、編集者は次のように呟いています。

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「聲の形」連載開始時のカラー

そして同年、連載が開始されました。
2014年に完結、それと同時に劇場用アニメーション映画の制作が発表。
2016年9月17日、全国ロードショー。期間限定ではありますが、日本語字幕付きの上映も行われています。

KOENOKATACHI-MOVIE.COM

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