詐騎士(ラノベ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『詐騎士』とは、かいとーこにより2011年に『レジーナブックス』から発売された小説を原作として、麻菜摘により2016年に『アルファポリス』にて漫画化された新感覚王道騎士ファンタジー。王国騎士に所属するルーフェスは、傀儡術(かいらいじゅつ)という特殊な魔術を使う優秀な騎士である。しかし、腹黒で口が達者なため周りからは「詐騎士」と呼ばれている。そんなルーフェスだが、実は性別も、年齢も、身分も、余命すらも詐称であったのだ。武力も口も達者な男装少女が主人公という、新感覚な王道騎士物語が魅力な作品である。

貴族の階級は名前で分かるようになっている。

上から上位の貴族位である
・ ユーゼ
・エーゼ
・デュサ
・ダラス
・ノル
・エダ

種族

魔族

銀髪、金目の人型。
魔力の扱いに長けた、最も人間に似た種族。
そのため魔物達は人型の種族を魔族型と呼ぶ。

竜族

蜥蜴に似た種族。
竜族の名に相応しく、硬い皮膚と鋭い爪を有している。
素早く力も強いので、軍人や護衛をすることが多い。

獣族

小型や大型など、様々なタイプがいるため、最も数が多い。
小型は魔力が高いが身体能力は低く、大型は力が強く持久力も高いが魔力は低い。
力で竜族に勝つが、素早さでは劣る。

闇族

蝙蝠の特徴を持つ魔族。
耳が良く、騒がしい場所に来ると稀に気を失うため、耳栓が必需品。
最も魔力が高い種族だが、制御する能力に劣るため魔力任せの行動を取る。
暗殺者の異名を取るほど俊敏で静かに動くが、攻撃的な性格のものが多い。

天族

翼をもつ天使のような種族。
がりがりに痩せて霞を食べて生きる種族であり、強力な魔力と首を落とされない限り回復する不思議な体を持つ「空飛ぶ自然災害」とも呼ばれる存在である。
稀に何らかの理由により飛べなくなった天族は、自己治癒能力が外に放出されるようになるため、程度は異なるが皆他者の自然治癒力を高める性質をもつ。

魔術

傀儡術

手で触れずに物や人を操る魔術。
普通には目に見えない糸のようなものを操作しており、人の体を壊さずに操るには繊細なコントロールが必要になる。
応用として精神に働きかける効果もあり、作中ではルゼが魔鳥に意識を移したりしている。

攻性魔術

攻撃のための魔術。
炎や風などの魔術があり、基本的に火力が高い。

増幅術

魔術の威力を上げることができる魔術。
他者の攻性魔術を増幅することでさらに火力を高めることができる。
また、増幅術の使い手と攻性魔術の使い手との相性によって、増幅率に変動がある。

治癒術

怪我を直す魔術。
使い手によって治せる怪我の程度には差がある。
ギルネストのように、治癒術を使っているのに何故か逆に怪我が悪化するという不思議な現象が起きることもある。

『詐騎士』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ルーフェス(ルゼ)「機会さえあれば私はいつでも地下に潜るつもりです。ノイリを捜しに」

ギルネストたちに、ノイリを捜しに地下へ行くつもりだと明かすルゼ

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