詐騎士(ラノベ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『詐騎士』とは、かいとーこにより2011年に『レジーナブックス』から発売された小説を原作として、麻菜摘により2016年に『アルファポリス』にて漫画化された新感覚王道騎士ファンタジー。王国騎士に所属するルーフェスは、傀儡術(かいらいじゅつ)という特殊な魔術を使う優秀な騎士である。しかし、腹黒で口が達者なため周りからは「詐騎士」と呼ばれている。そんなルーフェスだが、実は性別も、年齢も、身分も、余命すらも詐称であったのだ。武力も口も達者な男装少女が主人公という、新感覚な王道騎士物語が魅力な作品である。

エーメルアデア

ギルネストたちの実母である王妃。
絶世の美女で、国王の寵愛を受けている。
ギルネストのことを異様に可愛がっており、そのためギルネストに悪影響だとしてグランディナを隔離した張本人である。
またギルネストに恋人ができる度に様々な妨害をして、子供達には非常に嫌われている。

セルジアス

ギルネストたちの従兄弟であり、セクの又従兄弟。
医者の卵であり、大学に通って神官位の取得を目標としており、最終的には大神官を目指している。
最初はエーメルアデアから、ルゼを誘惑してギルネストとの仲を裂くように言われていた。
しかしルゼとは内面が似通っていたためか意気投合し、最終的には友人となっている。

カリン・エーゼ・バルデス

バルテス家の長女。
ノイリの誘拐事件の際に裏で手を回していたバルテス家の当主の娘だが、本人は何も知らされていなかった。
当主である父親は、黒幕に唆され最終的には口封じで殺された。
本人は真っすぐで心根の優しい少女であるため、ルゼの過保護の対象となっている。

ベナンド・エーゼ・バルデス

カリンの兄であり、バルデス家嫡男。
ギルネストとは仲が悪いが、「父か妹か」と問われて迷わずに妹を取るほど大切に思っている。
妹と同様に、当主の悪事は知らされていなかった。

魔界

ノイリ

天族の少女で、その歌声には聴いた者を癒す効果がある。
かつて魔物にさらわれて魔界に来たが、その後保護されて、魔界の王の一角である竜族の弟と結ばれた。
ルゼと再会した頃には子供を身ごもっており、後に女の子を出産した。
ルゼのことはノイリも心配をしており、ルゼからの重すぎる愛にも平然と応えているので、ある意味相思相愛である。

ラント

うさぎの獣族で、大きなぬいぐるみのような見た目をしている。
かわいらしい見た目に反して、スラム出身の元盗賊である。
魔族と人間との交流が深まった際に、ルゼとともに地上に出て両者の橋渡しのような役目を持たされた。
母親が薬師だったために、薬や毒について詳しい一面を持つ。

ローレン

魔族の王の一角であるユーリアスの弟。
テルゼとは幼い頃から共にいた。
魔族と人間との橋渡しのために、尽力した内の1人である。

ユーリアス

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