Sister Princess(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Sister Princess』とは、メディアワークスから発売されたPlayStation用恋愛アドベンチャーゲーム。雑誌『電撃G'sマガジン』で読者参加企画の一環で始まった『シスタープリンセス』を原作にしており、12人の個性豊かな妹達が登場する作品。
9人の妹がいる主人公は、2月のある日、妹達からパーティーに招待される。そこで外国で暮らしていた3人の新たな妹達が紹介され、総勢12人の妹がいたことが判明する。主人公は、妹達と交流を楽しみながら、マイシスターとして選んだ1人との仲を深めていく。

千影の自宅。
貴族が住む洋館を彷彿とさせる豪華な作りの家。千影の部屋には薬草や占いに使う道具が多く置かれている。

春歌の家

春歌の自宅。
立派な大和撫子を目指す春歌らしく、家の作りも純和風。春歌の部屋も畳で、ベッドではなく布団を敷いて寝ている。

四葉の家

四葉の自宅。
ヨーロピアンな作りの落ち着いた雰囲気の家。四葉の部屋はオレンジを基調としたシンプルな感じである。

亞里亞の家

亞里亞の自宅。
中世に建てられたお城のような大きな家。亞里亞の部屋には天涯付きの豪華なベッドが置かれており非常に広い。

『Sister Princess』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

原作では兄と妹の「2人兄妹」という設定

本作の原作は、雑誌『電撃G'sマガジン』で連載されたいた読者参加企画の1つであった

本作では、兄1人に対して、妹が12人もいる設定でストーリーが進行するが、原作での設定では、兄1人に妹が1人という2人兄妹となっている。
元は、様々なタイプの妹の中からお気に入りの妹を選び、その妹とのエピソードを楽しむ読者参加型の企画として連載された作品であり、12人の妹が同時に登場するのは、本作が初めての作品である。しかし、近くに住んでいるが離ればなれで生活していたり、普段はメールや手紙でやり取りを行っているという設定は、本作でも引き継がれている。

五衡、佑規、たか美は一般公募で名前が決まったキャラ

咲耶ルートで登場する男子生徒2人の名前は、一般公募から採用されている

本作に登場するサブキャラの一部には、一般公募で集まった名前から名付けられたキャラがいる。それは、兄のクラスメイトであるたか美、咲耶にアプローチをしてくる五衡と佑規の3人である。
元は「悪い虫A」などの表記であったが、ゲーム制作時の企画で一般公募で集められた名前から付けられた。

本作を妹目線にした番外編『Sister Princess 〜ピュア・ストーリーズ〜』

本作は、兄を主人公とし、兄視点で物語が進行する。しかし、本作を妹視点で描いたアドベンチャーゲームが番外編として同年の2001年12月13日に発売された。そのゲームタイトルは『Sister Princess 〜ピュア・ストーリーズ〜』で、追加シナリオとしてクリスマスのストーリーも描かれている。ドリームキャスト版に移植された『Sister Princess PREMIUM EDITION』には、本作と『Sister Princess 〜ピュア・ストーリーズ〜』の両方が収録されている。
また、2003年3月20日には、本作から1年半後の夏休みの様子を描いた『Sister Princess 2』も発売された。

誕生から20周年を記念して一部の妹がVTuberになって復活

『電撃G'sマガジン』 の1999年3月号から連載がスタートした『シスタープリンセス』は、その後アニメ化やゲーム化など多様なメディア展開を見せ、2000年代を代表するメディア作品となった。
それから20年後となる2019年、新たなプロジェクトとして、『シスタープリンセス』のバーチャルライブプロジェクトが立ち上がりYouTubeにて放送を開始するようになったのである。
可憐、花穂、衛、咲耶、亞里亞の5人がVTuberとして活躍している。

『Sister Princess』の主題歌・挿入歌

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