幼稚園WARS(ウォーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『幼稚園WARS』(ようちえんウォーズ)とは、集英社のWeb漫画配信サービス『少年ジャンプ+』の漫画作品。作者は日本の漫画家・千葉侑生。『ジャンプルーキー!』で公開され、「2022年4月 ジャンプ+連載争奪ランキング」で1位を獲得。2022年秋から『少年ジャンプ+』でインディーズ連載を開始し、その後、通常連載に移行している。
世界の金持ちの子供が通うブラック幼稚園。そこで働く特殊教諭達はほとんどが元犯罪者。彼らは1年間子供達を守り切るという極秘任務を全うすれば、晴れて自由の身になれるのだった。

オリバー・オースティン

ルークの警察官時代の先輩。表向きは陽気で気さくな人物だが、家族が事件に巻き込まれて死んだことでできた心の傷を抱えている。それをきっかけに世界を変えなければと思うようになり、「新世界秩序(ニューワールドオーダー)」に与してロンドンで大規模なテロを起こそうとした。その際、ルークが邪魔だったため、ルークの恋人のティナを人質にしてルークに仲間になるように迫る。しかし失敗。ルークに殺されてしまう。

ティナ・ロバーツ

ルークが生涯唯一愛した女性。日本の少女漫画やアニメが大好きで、ルークがオタクになるきっかけを作った人物でもある。花屋で働いていたところをルークが見かけて一目惚れ。付き合うようになってから幸せな日々を送っていた。ルークの元同僚のオリバー・オースティンがテロを起こすためにルークを仲間にしようとした時に人質に取られる。しかしその際にルークを庇い、死亡した。

ピーター

ルークの警官時代の後輩。正義感が強く、ルークに警察官殺しの濡れ衣が着せられた後もルークを信じ続け事件を調べていた。不慮の事故で亡くなったとのことだが真相は不明。

『幼稚園WARS』の用語

ブラック幼稚園

金持ちの子供達が通う世界一安全な幼稚園。地方の片田舎にある幼稚園で、教諭のほとんどが元犯罪者である。ブラック幼稚園で働く犯罪者達は、1年間幼稚園児を守り抜くという極秘任務を与えられ、それを全うできれば自由の身になれる。ただ幼稚園には毎日のように子供を狙う凄腕の殺し屋がやってきて、教諭が死亡することが多く、メンバーの入れ替えが激しい。園内の遊具は特別な作りになっており、非常に頑丈。銃弾を防ぐこともできる。またあちこちに隠し通路があり、有事の際は園児が速やかに逃げられる仕掛けがいくつもある。

ごはんよりだんご

ブラック幼稚園・きく組の特殊教諭・ルークが愛読している少女漫画。貧乏米農家の娘と米農家財閥の息子の甘ずっぱいじゅ内を描いた作品であり、登場人物はみな茶碗いっぱいのごはんを持ち歩いている。

新世界秩序(ニューワールドオーダー)

レオやアシュリーが所属する謎の組織。「グレートリセット」という謎のプロジェクトを進めている。

八咫烏(やたがらす)

多くの殺し屋が所属する組織。国を裏で支えて、汚れ仕事をこなしてきた組織である。東京にいる殺し屋のほとんどが所属しており、浅草の金魚屋・猪本ナツキも所属していた。東京の各地にこの組織の殺し屋が配置されている。

『幼稚園WARS』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

イケメンに対するリタの執着と容赦なさ

リタは無類のイケメン好きで、ブラック幼稚園での極秘任務が終わったらイケメンの恋人を作ることを夢見ている。ブラック幼稚園にやってきた殺し屋でもイケメンであれば、心を許しそうになるほどだ。しかし、たとえイケメンであろうとも、自身の理想にそぐわなければ容赦ない。一瞬の躊躇なく、イケメン達を撃ち殺す様は、リタのイカレ具合をよく表している。

唐突に始まる恋

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