ゆらぎ荘の幽奈さん(漫画・アニメ・ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゆらぎ荘の幽奈さん』とは、ミウラタダヒロが2016年から2020年まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム作品。架空の湯煙温泉郷をメインの舞台とした、バトルを含むラブコメである。地縛霊・湯ノ花幽奈(ゆのはなゆうな)の未練を晴らして成仏させることを目的に、冬空(ふゆぞら)コガラシが奮闘する様子を描く。

魔眼封じのコンタクトや現身コンタクトなどが売られている。

緋扇邸(ひおうぎてい)

京都にあるかるらの実家。

その他の場所・建物

貸別荘(かしべっそう)

漫画の原稿をコガラシたちに手伝ってもらったお礼として呑子が借りた別荘で、沖縄のどこかにある。
外に出てからすぐに砂浜と海へ続いており、近くで行われる花火大会も見られるという立地。
近くの岬には悲恋の伝説が残っていて、これは愛海と泰久によるものである。
伝説では、街の名士だった娘が両親から政略結婚を押し付けられ、恋人と駆け落ちする約束をして岬で待ち合わせをした。しかし約束の時間に恋人は現れなかった。恋人は彼女の両親の罠に嵌り事故に遭って死んでしまったのだった。そのことを知った彼女は恋人の後を追うように約束の岬から飛び降りた。きっといつか恋人が迎えに来てくれると信じ、霊となり今でもその岬で待ち続けている…となっているが、実際は泰久が駆け落ちの緊張のあまり運転を誤って海へ投げ出され、愛海は泰久を助けようと海へ飛び込み、2人とも亡くなってしまっていた。

福猫神社(ふくねこじんじゃ)

福猫祭りが行われる場所。
毎年、普段は人間に憑いている猫神たちが依り代を離れ、居心地の良さを感じる猫神たちが境内へ気まぐれに集まるだけで、特に何かをする事もなかった。初めは依り代である夜々が来る事が問題視されたが、今では夜々が猫神をじゃらす踊りが行われるようになった。

星流神社(せいりゅうじんじゃ)

縁結びの神様を祀っている神社。

あまつひの家

社会福祉法人施設。小学生のコガラシを引き取った施設の1つであり、さくらと出会った場所でもある。

霊関連

悪霊(あくりょう)

霊としての期間が長いほど悪霊になりやすい。閻魔様に悪霊だと認められると間違いなく地獄行きらしい。
大抵の霊は孤独で誰にも認識してもらえないため誰にも罰せられない。霊として長く過ごすほど人間社会の倫理の縛りが緩み、悪行に躊躇いがなくなる。
呑子が知っている悪霊は寂しいからという理由で訪れた人々を死に追いやっていた。
愛海や泰久が30年も悪霊にならずにいられたのは、離れていてもお互いを認識し合えていたからだと思われる。
呑子はコガラシや自分たちがいれば幽奈は悪霊にならないと思っている。

霊子線(れいしせん)

なんらかの術を用いるとき術者と対象物を結んで霊気を伝える電線のようなもの。幽体と肉体を繋いでたりもする。「シルバーコード」「霊の緒(たまのお)」とも呼ばれている。
霊能力者であれば見えるし、触れる事もできる。

交霊術(こうれいじゅつ)

コックリさんやチャーリーゲームと同じく、霊を召喚して人の運命や秘密について聞くという占いのような遊び。
術者が霊を還す意識を行えば、霊は霊界へ還る。
作中で行われた「ラフィーネさま」では霊応盤(ウィジャボード)を使用。

幽世(かくりよ)

霊界。交霊術で呼び出した霊が、儀式を終えて還る場所。

霊波紋(れいはもん)

霊気の指紋のようなもの。一人一人違っていて、幽霊になっても変わらない。

技・術

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