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tasaking1985のレビュー・評価・感想

映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ
8

強烈さが過去イチでした

おしりたんていの元相棒のスイセンの家族だった画家のキンモク先生が、自分の絵が売れないから仕方なく有名な画家の絵画のレプリカを描いたところ、誰も疑わずにレプリカを絶賛していたことに何かが切れてしまいました。区別がつかない人々の目に触れる絵画なんて全部偽物でいいだろうという考え1つで巨大な財団を作り、その頂点に君臨して多くの賛同者を従えて周辺の美術館の絵画をすべて自分が描いたレプリカに入れ替えていました。その姿は、承認欲求が満たされずに負のエネルギーで暴走する令和時代の人間の究極体といえるでしょう。このキンモク先生の怒りと嘆きの暴走ぶりから、芸術作品の価値は何で決まるのかと、制作陣はこのテーマを見た人たちに考えてほしかったのかもしれません。しかし、作中のおしりたんていの行動の方が脳裏に焼き付いて、テーマが薄く思えてしまいました。

終盤で超強力な水鉄砲で撃たれて死にかけているスイセンを助けようと、おしりたんていは人工呼吸ではなく、いつも犯人逮捕の為に盛大にこいているガスをスイセンの口から進入させ、スイセンの心臓を蘇生させました。人命救助のためとはいえ、臭いガスで助けられるのは複雑な気分になることでしょう。しかし、スイセンは直接伝えはしなかったけれど、同じ大学で推理系のサークル仲間であり、探偵の活動の相棒だったころからおしりたんていの事が好きだったと匂わせる(ガスを出すおしりたんていなだけに)言動があったので、スイセン個人からしたらいい思い出なのでしょう。

インサイド・ヘッド / Inside Out
10

感情さんたちの物語

引越し先でうまくいかない女の子の頭の中の喜び・悲しみ・怒り・嫌悪・おそれの5つの感情の話です。喜びさんが、悲しみさんがいると女の子が辛いからと彼女を抑えようとするんだけど、それも大事な感情だと気づくみたいなことがメーンストーリーです。女の子が思春期に突入、急な引越しなどで悩み、気持ちが沈んで頭の中の家族の島とか趣味の島とかが崩れているのがリアルだなと思いました。たしかに沈んでくると、もう何も考えられなくなって、他人の声が聞こえなかったり、趣味とかも楽しくなくなりますから。頭の中の感情を擬人化するというファンタジーな話ですけど、すごい現実の頭の動きとリンクしていたと思います。あと、メインの女の子だけでなく、たまに他の人の頭の中の感情さんたちも出てきて、それが面白かったです。大人になるとメーンの感情さんが人それぞれ違うみたいで、なるほど、それが性格を決めてるのねと思いました。わたしの感情さんは何がメインでしょうか。嫌味っぽい嫌悪かなとか考えてしまいます。頭の中の話と聞くと、ちょっととっつきにくいと思われるかもしれませんが、とてもわかりやすく子どもの気持ちの移り変わり、成長を描いていてとてもいい作品です。オススメです。

ヴィオレッタ
8

美しかった

『ヴィクトリア』は、監督の幼少期の体験を映画化するために自らメガホンを取った作品とのことで、ベースは監督自身の実体験となっているものだそう。幼いヴィオレッタと、写真家アーティストの母親とのすれ違いや葛藤、複雑な家庭環境での家族間でのいざこざなどが描かれた作品です。まだ幼いヴィオレッタにとって、貧しくて父親も兄弟もいない家庭で、ろくに帰って来ない母親と祖母しか頼れる相手がいないというのは、相当心細い状態であると思いました。そんな中で、ふとしたことをきっかけに写真家である母親のモデルとして撮影を受け始めます。おそらく幼いヴィオレッタにとってはお遊びのようなもので、母に構ってもらいたかったのだと予測がつきます。ですが、その母の要求は次第にエスカレートしていき、ヌードを撮るようになっていきます。自分の芸術的な才能が認められたこととお金が入ったことで、度を越したのです。アーティストである前に、ヴィオレッタの前では母親であるということを忘れてしまったかのような身勝手な態度にヴィオレッタは深く傷付き、互いの溝は深まっていきます。学校でもからかわれて、孤独にさいなまれるヴィオレッタの様子はおかしくなっていくのですが、そんな姿に胸が痛くなりました。お話はナイーブですが、映像美が素晴らしいです。

明智少年の華麗なる事件簿
9

元祖!?金田一少年の事件簿スピンオフ!

「明智少年の華麗なる事件簿」は「金田一少年の事件簿」のスピンオフで、明智健悟警視の高校生時代が描かれます。金田一少年の事件簿のスピンオフは、犯人視点で事件を描いたものや大人になった金田一の作品などいろいろ出ていますが、この作品はそういったスピンオフに先駆けて描かれたまさに元祖的な作品と言えます。クールな明智警視の高校生時代の活躍が見られる貴重な作品です。期待にたがわず明智警視のカッコいい活躍が楽しめる作品となっています。もちろんミステリー作品として謎解きを楽しむ事も出来ます。金田一少年の事件簿が好きで特に明智警視が好きな人は必ず楽しめる作品です。この作品単体でもミステリー漫画として読む事が出来るので、金田一少年は知らないけど表紙の男性がカッコ良くて気になるなという人にもオススメです。読んでみて面白かったら、そこから「金田一少年の事件簿」を読んでみるというのも良いと思います。明智警視の高校生時代の話ということで、事件は学校に関係して起こります。学園もののミステリー作品が好きだという方にもオススメ出来る作品です。金田一少年も少しだけ出番があるので、金田一少年が好きな人も安心して下さい。おまけ漫画も面白いですよ。

スプラトゥーン2 / Splatoon 2
9

スプラトゥーン2はおススメ♪

スプラトゥーンを僕は2で始めて購入しています。1には触れたことがありません。
それでも楽しめる理由はシンプルだからでしょう。世界観も一応繋がってはいるようですが、調べようとしない限りは違和感も全くなく入り込むことが出来ます。
要は4vs4で色付き水鉄砲でエリアを奪い合う陣取りゲームなのですが、やりこめばやりこむほど実は奥が深くて面白いゲームだったりするのです。もちろん空いた時間でさくっと楽しむ遊び方も出来ます。
ゲームが苦手だったり、そもそもゲームが趣味ではない人でもこのゲームは知っていたり、やっているという人も多いです。
水鉄砲と表現しましたが、武器の種類も豊富です。大別すると10種類程度、全武器では50種類くらいあるんじゃないですかね?
それくらいの量の武器があるので自由度も高めですね。人によっては遠くから落ち着いて狙って必殺の攻撃を当てたり、接近戦で熱いバトルを楽しみたりと色んなスタイルがあります。
このように全く同じ人がいないゲームであるのも特徴です。
なにかマイナスな点があるとしたら、プレイ人口がとても多いことです。やっぱり性格の合う人合わない人がどうしても現れてしまいます。
しかしブロック機能もついていますし、運営の任天堂さんもサポートはしっかりしているので安心して遊ぶ事が出来ます!

南極料理人
8

非日常での日常、ご飯を食べるのが楽しくなる映画

南極調査基地のドームふじ基地で実際に料理担当として過ごした本人の書籍をもとにした映画であり、基地での日常をご飯を中心に描かれた作品です。
この映画見たことが無い人に面白さを伝えるのはすごく難しいんですよね。なにせ南極の調査基地で8人の男たちの日常風景をご飯を中心に描いた作品なんですから。世界の危機を救うわけでもなく、未知の発見を目指す一大プロジェクトでもないんです。起こる事件といえばシャワーの水使いすぎとか、通常のプロジェクトとか、サプライズの誕生日会か、ラーメンを作るぐらいしかありません。それでもその狭い基地で生活している隊員たちにとっては、大事件だし一大プロジェクトなんです。その全力の姿を見ていると大爆笑はしないまでも終始ニヤニヤしてしまいます。
ご飯を食べてるシーンが美味しそうなんですよ。食べている物がおにぎりでも伊勢えびのエビフライでも、なにがどう美味しいなんて解説は一切ありません。只食べているだけなんです。だけど美味しそうに食べるんです。料理のシーンも丁寧に手元を映してくれています。
最後の朝食のシーンでは誰も座っておらず、料理も並んでいません。このテーブルに次々と料理が運ばれていき、最後に全員が席に着き食事がはじまるのですが、このシーンはワンカットの長まわしで映し出されるんです。一番何てことないシーンなんですが、一番この映画らしいシーンでした。

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
9

何の変哲もない普通の少年が一から努力して成長していく物語

僕のヒーローアカデミアは、個性という特別な超能力を持った者達がヒーローとして活躍している世界を描いた少年漫画です。
主人公である少年の緑谷出久は、無個性で特別な力を持たない普通の人間となります。しかも、人よりヒーローに詳しくて、分析力や観察眼に長けている少年ですが、個性を持った幼なじみの少年や周りの人達からいじめられているような境遇にいます。この物語の魅力は、そんな主人公が自分の境遇に力強く立ち向かっていく所にあると思います。
主人公は、物語の最初にオールマイトという特別なヒーローに出会います。その出会いをきっかけに、主人公が地道に努力を積み重ねていく姿がしっかりと描写されているため、すごく感情移入する事ができます。それから主人公は特別な個性を手に入れ、ヒーローを養成する学校に入学して一つ一つの事をしっかり学んでいきます。
学校生活のエピソードはどれも面白いため、見ていて飽きる事はないでしょう。見ごたえがあるのは主人公の活躍だけではありません。周囲に登場するクラスメイトやヒーロー達もとても魅力的であるため、続きを読むのが楽しみで目が離せなくなります。ストーリーの中では、クラスメイト同士が協力しながら切磋琢磨していくシーンがいくつもあります。僕のヒーローアカデミアは、普通の少年が頑張るところが大きな魅力となる作品だと思います。

SimCity BuildIt
10

自分の街を作るゲーム「シムシティ」のスマホ版ゲーム

自分の街を作るゲーム「シムシティ」のスマホ版ゲームがシムシティビルトイットだ。
基本的には住宅を建設して都市の人口を増やし、街を大きくするゲームだ。
シムシティビルトイットが今までのシムシティと異なるのは、住宅を建設するために必要なものがお金ではなく、アイテムとなる点だ。アイテムは工場施設・商業施設で生産することができ、その生産したアイテムで住宅を新規に建設またはアップグレードする。アイテムはあるレベルに到達すると、国際貿易本部よりほかのユーザーが販売しているアイテムを購入することができ、建設スピードが一気に加速する。
また、指定されたミッションをクリアしてポイントを稼ぎ、そのランキングに応じて商品がもらえる。市長コンテストや、クラブチームを作成または所属し、他のユーザーと共同でクラブ同士で対戦する。
クラブ対戦というものがあり、これがとても面白い。
クラブ対戦はこれまたアイテムを収集し、攻撃に必要な対戦アイテムに交換する軍事輸送を行い
集めた対戦アイテムを使って相手の都市を攻撃することができる。
相手の都市を対戦アイテムを使って攻撃すると対戦ポイントがもらえ、攻撃カードのレベルを
どんどん上げることが可能だ。攻撃カードのレベルが上がれば1回の攻撃で得られる対戦ポイントが
多くなり、さらにレベルアップすることができる。
クラブの仲間と一緒に相手クラブを倒すという共通目的がゲームをより楽しくしてくれる。

PLUTO / プルートウ
10

何度読んでも奥深くて、また読んでしまうマンガ!

世界最高峰のロボットの7体の内の1体モンブランが、バラバラの破片になって見つかったことから話は始まります。世界最高峰のロボット7体の内の1体であるユーロポールのロボット特別捜査官ゲジヒトは、何かが始まったことを察知します。そして次の被害者がでます。ゲジヒトはその被害者が人間であることに驚きます。しかしロボット法擁護団体の幹部と聞き、さらにモンブランの頭部にも刺さっていた角を模したような2本の棒を見て、自分の考えが間違っていなかったと確信します。その時不審者情報があり、急行すると人間の巡査が負傷し、相棒であった巡査ロボットがバラバラになって発見されました。簡単にバラバラにならないはずの巡査ロボットが短時間で無残な姿になったことから、ロボットの仕業だとゲジヒトは判断します。この世界ではロボットが人間を殺すことは絶対あってはいけないこと…それが起こったかもしれない…ゲジヒトは巡査ロボットの記憶チップの内容を見て、自分の目に映ったものを信じられませんでした。そこには第2の犯行があったビルからビルに飛び移る人間が映っていました。ゲジヒトは8年前に人間を殺し、拘束されているロボットに会いに行きます。そして自分の考えが間違っていないことを確信します。自分を含めたロボット6体が破壊の対象であることを…段々に破壊されていくロボット達、果たして犯人は?そして目的は?ゲジヒトの戦いが始まります。

アメリ / Amélie
10

定期的に観たくなる映画「アメリ」の魅力

フランス映画『アメリ』を初めて観たのは、おそらく高校生の時。もうかれこれ十数年も前である。それ以来、定期的に観返したくなる映画の一つとなっている。
主人公のアメリが、パリ・モンマルトルを舞台に、不器用な自分と向き合いながら、カフェでの仕事や恋に奮闘するお話で、映画のキャッチコピーは「幸せになる」。
小さな時から、人と関わることが苦手なまま大人になったアメリと、個性豊かながらも人間味あふれる周囲の人たちとのやりとりにほっこりとさせられる。
アメリが仕掛ける「小さないたずら」のおかげで、周りの人たちの日常が少しずつ巡り始めるのだが、アメリは自分のこととなると、なかなか踏み出すことができない。
そんなアメリに、もどかしくなりながらも、「初めの一歩って、そうそう簡単に踏み出せるものではないよね」と感情移入させられる。
物語の途中、アメリは、誰かが捨てた失敗した証明写真を集めることが趣味のニノに恋をし、その行く末が軸となるのだが、不器用ながらも純粋な二人のやり取りも、気付くと画面のこちら側で一生懸命応援しているのだ。
また、花の都パリらしく、色彩豊かでおしゃれな衣装や美術を観るだけでも、充分楽しむことができる映画である。
ぜひご覧いただきたい映画の一つだ。

フレデリック / Frederic
8

一度聞いたら耳から離れないヘビーローテーションミュージック

彼らほど個性的なバンドはこの時代には少ないのではないだろうか?彼らの奏でるリズム、音はどこか昔あったように思わせるが、何故か新しく斬新という印象。どの曲も独特のリズムとリフでキャッチーな曲に仕上がっている。しかも一度聞くと忘れない、耳にずっと残る中毒性高い音楽。最初の一回目はふーんという感じで、二回目以降聞けば聞くほど止められなくなり、定期的に聞いてしまうというドラッグ性がある。ビジュアルも皆良く、女子ウケ大。しかし、媚びた感じはなく気の良さそうな青年たちという感じ。そんな人の良さそうな見た目とは離れ、飛び跳ねるリズム、お腹にドシンと響くようなベースライン、そして脳内を侵食し続けるメロディーラインは驚くくらい個性が強い。ギターのリフを聴いているとテレレッテレッテレと聴こえる事があり、それは昭和の歌謡曲調のようにも感じるが何故だろうか、決して古臭くダサいと思わない。むしろ、洋楽を意識しすぎて単にコピーしている音楽とは違い日本人に馴染みやすく新しくて格好いいと思わせる。彼らの音楽は彼ら独自のもので他にはいないと言い切れる。中毒性高く、オリジナリティがありキャッチーな音楽を作るミュージシャンはこの日本では貴重だろう。

ジュリエットからの手紙
8

典型的なハッピーエンド

ロミオとジュリエットの聖地イタリアのヴェローナを舞台にした映画。
ジュリエットの家には世界中から多くの恋に悩む人からの手紙が届く。アメリカ人ライターのソフィーは、そこで50年前の手紙を発見し、返事をするところからこの物語はスタートする。50年前の差出人クレアは、返事を受け取ったことで孫息子チャーリーと共にソフィーのとこへイギリスから訪れる。チャーリーは旅の初めソフィーと共に初恋相手を探すのを懸念していた。初めはなんて無愛想で薄情な男だと思っていたが、彼のツンデレさと祖母を思う優しさがとてもハンサムに思えてくる。
この物語は祖母の初恋相手を探すと共に、ソフィーとチャーリーの恋の行方の双方の結末を楽しむことができるのも魅力の一つだ。
物語の結末がハッピーエンドになるであろうことは始まってすぐにわかるが、テンポの良さとみていて疲れない。
また使われているBGMも物語とヴェローナの街並みにぴったりだ。
とてもロマンチックな作品で、さすがシェイクスピアの作品をベースにしただけありセリフが美しい。クレアが結婚式で手紙を読むシーンではセリフがなんともロマンチック。是非とも吹き替えではなく英語でみることをオススメしたい。

ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない / ジョジョの奇妙な冒険 第4部 / Diamond is Unbreakable
8

ジョジョを知らない人でも楽しめる作品

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』は、ストーリーの舞台が日本なので非常に馴染みやすく見やすい作品でした。
街にいる殺人鬼を見つけ出して倒すという話になっています。しかしその連続殺人鬼は静かに暮らしたいという性格なので一般人と見分けがつきません。その殺人鬼を探していく間に主人公たちは色々な敵と戦う事になるのです。
主人公の仗助はクレイジーダイヤモンドというスタンド能力を持っています。そのクレイジーダイヤモンドも使って様々な敵を倒していく姿は非常にかっこいいです。また今までのジョジョの奇妙な冒険シリーズと少し違ってかなりお笑い要素も含まれていてすごく面白いです。仗助の仲間たちもかなり個性的なメンバーで面白いです。私がダイヤモンドは砕けないの中で一番好きなキャラクターはボスキャラである殺人鬼の吉良吉影です。理由は今までのボスの中でも一番人間味が強いからです。殺人鬼なのに静かに暮らしたいという面白い考えも好きです。見た目も普通の会社員で全く殺人鬼やボスに見えないあたりも好きです。
ジョジョの奇妙な冒険シリーズは絵が苦手という人や話が難しくて見ていないという人が多いですが4部のダイヤモンドは砕けないは日本が舞台だし比較的に見やすいかいになっているのでジョジョを知らない人でも楽しめる作品となっています。

THE YELLOW MONKEY / イエモン / ザ・イエロー・モンキー
10

THE YELLOW MONKEYの魅力とは

「イエモン」の愛称で親しまれているロックバンドTHE YELLOW MONKEY。惜しまれつつも2001年に解散しましたが、2016年に再結成を果たしました。そんなTHE YELLOW MONKEYの魅力について紹介していきたいと思います。

THE YELLOW MONKEYは、吉井和哉、菊地英昭、廣瀬洋一、菊地英二からなる4人グループです。まずTHE YELLOW MONKEYの魅力は、彼らの生み出す楽曲にあります。楽曲のほとんどは吉井和哉が作詞作曲を手掛けています。彼の作り出す楽曲は”歌謡曲ロック”と評されることがあります。歌謡曲のようなキャッチーさと本格洋楽ロックとの融合。また、吉井が表現する歌詞の世界観も独特なものでした。歌詞についてはかなりこだわりを持っていたことが伺えます。代表曲は『JAM』や『楽園』や『バラ色の日々』など。アルバムでは『SICKS』がアルバム自己最高セールスを売り上げました。次にメンバーのビジュアルも魅力の一つと言えるでしょう。メンバー集めの際に「ルックスと身長を重視した」との言葉通り、メンバー全員高身長。平均年齢が50代になっても、そのルックスは衰え知らずです。また、ライブパフォーマンスもファンから高い評価を得ています。Voである吉井和哉の妖艶な立ち振る舞いや全身全霊で歌い上げるその姿に魅了されてしまうファンが多数。生で聴く楽曲の格好よさに痺れます。彼らの魅力は、ぜひライブ会場で味わってもらいたいと思います。

ゴジラ×メカゴジラ / GMG
8

最先端のメカゴジラ「機龍」がカッコいい

この映画は2002年に公開された物語です。私はDVDで観ました。本編でメカゴジラが再登場します。ただ、作中では「メカゴジラ」とは呼ばれず、別名「3式機龍」と呼ばれます。このメカゴジラは、1954年に「オキシジェン・デストロイヤー」という兵器で倒したゴジラの骨で作ったサイボーグゴジラなのです。機龍の外見がスタイリッシュで、これまでのメカゴジラよりかっこよさが増していました。ところが、途中でゴジラの骨の影響なのか、機龍が暴走して町を襲撃したりする場面がありました。そのことがきっかけで機龍を作ったのが間違ってたのかと防衛軍は沈痛な面持ちで考えます。そんなとき再びゴジラが現れて絶体絶命の地球…!果たして機龍はもう1度立ち上がることができるのでしょうか。この後の物語はDVDなどで確認してみてください。この映画は「大怪獣総攻撃」よりは明るかったので、比較的気軽に観れました。敵とは言えゴジラにも愛嬌があったのがよかったです。機龍はもともとゴジラだったので、サイボーグ化しても生きていると感じました。機龍だったら、同じゴジラを倒したくない気持ちもあったかなと思いました。本編でもそう語っていたところがありましたし。ゴジラにしては珍しく、その点にグッと来ました。特に今回は「命の大切さ」がテーマだったので、人間もゴジラもみんな平等な命なので、たとえ敵のゴジラでも少し労る気持ちが湧いてきました。ちなみに、この物語は続編があります。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
10

すばらしいの一言です!

私が小さいころに「ジュマンジ」という映画が公開されました。何回観ても飽きない映画と自信を持って言える名作です。その続編としてウェルカム・トゥ・ジャングルは公開されました。主演はロック様こと、ドウェイン・ジョンソン。ロック様大好きな私はそれだけで既に期待してしまいます。
いざ鑑賞してみると、前作とは仕様が少し変わっていました。ボードゲームからテレビゲームになっていて、時代の変化に合わせているのがまたおもしろい。正直、前作のリメイクだと思っていたのでかなり驚きました。根暗な主人公、俺様な友人、ぼっちなヒロイン、自分大好き女子と、よく見る学生たちがいざゲームの中に入ると間逆の人間に!セクシーマッチョ博士、助手、最強ファイター、デブなおじさんという、本来の彼らとは全然違っていい感じに仕上がってます。ゲームをクリアしないと元の世界には戻れない、でもゲームが超難関。個人の特殊能力を駆使し、敵と戦い、謎を解き、みんなと協力しないとクリアができない。しかし彼らには弱点もあります。そんなに出てきませんが。え、そんなのが?と思ってしまうものがあるので、ぜひそこも注目してください。もちろん学生ならではの甘酸っぱさもあり、前作を観ていない方でも楽しめます。時代の変化に合わせつつ、前作もリスペクトされていてとてもおもしろい作品です。

L♥DK
6

タイトルなし

「L♡DK」はAmazonプライム・ビデオで観ました。高校生同士の同居生活にドキドキが止まりませんでした。西森葵(剛力彩芽)の親友、渋谷萌(岡本玲)が学校イチのイケメン久我山柊聖(山崎賢人)に思い切って告白をしましたが、一瞬にして断わられます。それを見た葵は、久我山に怒り心頭のあまり階段から突き落としてしまい、自分で歩けるのにも関わらず葵に家まで連れて行ってもらいます。そこで目にしたものは...なんと葵が住んでいるマンションでした。それを良いことに久我山は葵に家事、洗濯、食事の用意など全てを任せるのですが、ちょっとしたミスから久我山の部屋がびしょ濡れになってしまい葵の部屋で一緒に暮らすのでした...。
最初は久我山のことが大嫌いな葵でしたが、段々と気持ちが変わっていき...。私のこの映画に対する評価は10段階のうち「6」です。西森葵役の子がもうちょっと演技に定評のある女優さんが良かったと思ったので少し低い「6」にしました。レビューや口コミでも「物足りない映画だった」「西森葵のイメージが違う」など悪い口コミがチラホラ...。しかし私はこの映画を観て高校生同士の同居生活という非現実な話にキュンキュンが止まりませんでした!キュンキュンしたい方にオススメです。

きみに読む物語 / The Notebook
10

涙腺崩壊。ハンカチじゃ足りない!

この話は、認知症になってしまい自分の伴侶のことを忘れてしまうおばあちゃんと、それでも寄り添い思い出して貰いたいおじいちゃんの話です。
過去と現代の自分達を行ったり来たりする話で、2人はホームにいて、おじいちゃんにおばあちゃんは毎回「初めまして」と言います。自分の家族のことも忘れていて、孫なども丁寧に紹介します。家族には「パパだけでも」と帰宅を頼まれましたが、妻の隣を離れまいと帰宅を拒み、家族が帰るとおじいちゃんはある物語を読み聞かせるのです。それは過去のお話でした。
2人の出会いや馴れ初め、辛かったこと。身分違いの大恋愛で、ちょっとずつ自分が体験したことある話だと思い出します。思い出したかと思えば、また忘れて抱き合った自分の旦那に悲鳴声をあげてしまいます。看護婦さんに鎮痛剤を打たれてぐったりしている自分の妻を見ていられませんでした。翌日おじいちゃんは心臓発作で倒れてしまい2人は会えないまま何日か経ちました。おじいちゃんはリハビリをし動けるようになり看護婦はんの目を盗みおばあちゃんに会いに行こうとします。優しい、看護婦さんは気を使って席を外してくれました。おばあちゃんに、会いに行くと自分のことを覚えていました。手を繋ぎ抱き合い同じベットで、亡くなりました。次の日看護婦さんが2人が共に無くなっているのを発見しました。身分違いの大恋愛を成就させ最後まで一緒に愛し抜く素晴らしい話です。ハンカチでは涙の量を抑えきれません。これ以上の感動できる映画に出会える気がしません。

MEG ザ・モンスター
8

タイトルなし

2018年に公開されたジェイソン・ステイサム主演のモンスターパニックムービーで、「ジョーズ」に連なるサメ映画ですが、登場するサメが太古の巨大サメ「メガロドン」で、さながら怪獣映画並みのスケールとなっているのが特徴です。

あらすじは海洋研究所の調査中に深海に生息していた巨大サメ・メガロドンの襲撃を受けてしまい、かつて救助活動中にメガロドンの襲撃を受けたレスキューダイバーのジョナスは暴れだしたメガロドンに決死の戦いを挑むという流れです。本作はジョーズの系譜の所謂「サメ映画」のお約束事を一通りこなしていますが(クライマックスで海水浴場がメガロドンに襲撃されるシーンがもろ顕著笑)、主演がステイサムで元々アクションスターでひたすら無敵なイメージが定着してしまっているステイサムだけに(笑)サメ映画では肝心の主人公がサメの餌食になってしまわないかというハラハラした緊張感を欠いてしまいますが(ステイサムなら大丈夫だろうという謎の安心感笑)どちらかと言えばステイサムが如何にメガロドンを倒すかに重点を置いたアクション映画のような印象になっています。
主演にステイサムを持ってきつつ、メガロドンという普通のサメではなく怪獣のような存在を持ってきたインパクトもあってか、サメ映画の中でも最大記録の興収を記録した模様で、どちらかと言えばジョーズよりステイサムファンの方なら楽しめるかもしれません。

Ninja Sex Party
10

YouTube発祥のアメリカンコメディーバンド!

名前からインパクト大なNinjaSexParty、通称NSPは主にYouTubeで活躍するアメリカ人2人組によるバンドです。
ボーカルは、ユダヤ教のシンボルであるダビデの星がトレードマークのDannySexbang。キーボードは忍者のコスチュームをまとい、ミュージックビデオの中で毎回人を殺しまくっているNinjaBrianです。

彼らの作る音楽はバンド名からも推測できるように、基本的に下ネタを題材にしたものが多いのですが、歌詞の意味が分からなければとても素晴らしいポップミュージックに錯覚してしまうほど、曲の一つ一つがかなりのハイクオリティで、ただの下品な幼稚な歌ではないところが一つの大きな魅力です。
また歌だけでなく、コメディーバンドと言われるだけあって、ミュージックビデオが毎回思わず笑ってしまうものばかりなので、NSPの曲を聞く際は動画は必須ですね。
彼らは歌うYouTuberとして英語圏を中心にどんどん知名度をあげていて、他の海外で有名なYouTuberたちとも交流し、彼らにミュージックビデオにゲスト出演してもらったりもしているので、YouTuberファンにはたまらないと思います。ボーカルのダニーはとても美声でセクシーですし、忍者ブライアンは面白くてミステリアスなキャラとして良い味だしてるので、是非一度彼らの音楽を体験してみてください!

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
10

2chからもアンチが少ない天才アーティスト

電子音を使って作曲した曲をニコニコ動画へ投稿したものが爆発的に人気になり、数々の曲達が売れていき、本人が歌ったことで更に人気へとなったアーティスト。
元々美術の才能があった為、独特な世界観を絵で表現して作られたMVも人気の1つ。
「LOSER」や「flamingo」ではダンスを披露する程の芸達者。
彼の作品の一つ一つがしっかりとしたアートなので、どの曲を聴いて、見ても引き込まれていってしまう。
2018年紅白歌合戦では、初登場ながら彼が手がけた曲を含め3曲がテレビに登場した。女性が美しく歌う映画の主題歌となった「打上花火」、子供達が可愛らしく歌うNHKで使用された「パプリカ」、ドラマの主題歌&カラオケで1位を獲得した、亡くなった祖父への想いを込めて作られた「lemon」。
どれをとっても素晴らしい作品で、lemonに関しては聴く人によって色々な情景が思い浮かぶような曲になっている。
ライブやラジオ、メディアへの出演ではあまり声を出さずにボソボソと話すのだが、歌う時は堂々とした歌声で歌うので、そこにギャップが生じて様々な女性ファン達のハートを奪っていく。
身長も高く、美術/音楽/ダンス等の多彩な才能をもち合わせ、話した後に小さく微笑む姿は最大の魅力といえる。

あいみょん / AIMYON
10

女子が恋する女性歌手

あいみょんの歌は、美しい言葉は使わずに心の声を聴いているような感じです。特に男性の恋心をうたった歌詞はとてもかわいくて、ほかのアーティストにはない魅力を感じます。私は女性歌手の歌をほとんど聞きません。それは、女性が恋に悩んだ時の歌に共感できないからです。しかし、あいみょんが男性側の視点で歌った恋の歌は、”共感”というよりも私の彼氏もこういう風に私のこと思ってくれればいいなという”願い”を込めた歌詞にとてつもなく萌えてしまうのです。さらに男性が歌っているかのような声質量とハスキーな声が大好きです。
また、「生きていたいんだよな」の歌詞には衝撃を受けました。いま問題になっている若者の自殺問題に向き合い、力強くうたった歌詞にはとても共感します。
最近は「獣になれない私たち」の主題歌を担当するなど、幅広い活躍を見せるあいみょん。「今夜このまま」の歌詞はとても切なく、泡のように消えてしまいそうな恋を全力で歌っています。

いろんな女性歌手がいる中であいみょんが注目される理由は嘘がないまっすぐな歌詞が要因だと思います。だからこそ、聞いていてつらくなったり切なくなったりしますが、きれいごとを並べた歌詞よりも断然私は好感が持てます。同性に愛される歌手だと思います。