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rabiのレビュー・評価・感想

新解釈・三國志
8

まさに新解釈!映画館なのに笑いがとまらない!令和時代にぴったりの三國志。

新解釈も新解釈!
三國志演義などを見てた人にはすごく違和感があるが、これから三國志を勉強したら知りたい方はにはピッタリです。
まず『美人』の考え方が現代とは大きく違い過ぎる(笑)
絶世の美女、貂蝉が渡辺直美さんというのがシュール!
桃園の誓いがまさかの○○ので行ったり、仁義の人 劉備玄徳が意外に仁義の人ではなかったり。
豪華すぎるキャスト一人一人も演技もそうですが、ひとつひとつのセリフ(言葉)がまたシュールで面白い!
三國志でここまで笑いを追求できるのかと思うくらい笑ってしまいます。
もちろん映画館で見る際は、大声では笑えませんが、クスクスと笑い声が聞こえて来るのもこの映画の魅力ですね。
私もそうですが、元々三國志の知識のある方は改めて『新解釈』であると言うことを念頭において作品をお楽しみください。
まだ三國志をご覧になられたことがない方は、あの熱い漢たちのドラマがうまく表現されてるので、楽しみになされてください。
感動をする場面より笑える場面が多いので気をつけてくださいね!
特に桃園の誓い、貂蝉が登場したシーン、董卓&呂布に貂蝉を紹介したシーン、貂蝉の最期、三顧の礼、ネバギバ、曹操のエッチ発言、周瑜の焦りなどあげればキリがありません。
抱腹絶倒の覚悟で作品をご覧ください。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 / ヱヴァ:破 / EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
10

エヴァンゲリヲン新劇場版:破 を見た感想

もーヤバい、使徒とか超リアル。演出や映像美、戦闘シーン等、映像の完成度は圧巻。3号機(バルディエル)の戦いなんて最高です。絶対、見る価値があります。その3号機に乗るのがトージじゃなくて… もー感動。新キャラのマリにもEVAなりに描かれてすごかったです。それと、アスカには驚きと迫力がありドキドキしました。 最後のクライマックスシーンは泣きそうになりました。ラストで、シンジが綾波を助けるところ。「私が死んでも代わりはいるもの」の名言を生み出した綾波レイですが、それをシンジが漢としてぶち壊してくれました。「綾波を返せ!」「代わりなんていない!」「来い!」燃えました。これぞ日本のロボットアニメの真骨頂。
ハリウッドで、実写化の話もあるらしいけど、エヴァの魅力は、やはりアニメで一番表現できると思う。前の映画での庵野監督の所信表明でこんな一文があります。「最後に、我々の仕事はサービス業でもあります。当然ながら、エヴァンゲリオンを知らない人たちが触れやすいよう、劇場用映画として面白さを凝縮し、世界観を再構築し、誰もが楽しめるエンターテイメント映像を目指します。」やっぱり誰かが見ても楽しめる、エンターテイメント作品が大事だと思うのです。旧エヴァは良くも悪くも尖った作品でした。良く言えば文学作品。

Official髭男dism / オフィシャルヒゲダンディズム / ヒゲダン
10

とにかく生の演奏を聴くべきバンド

アーティストでは数少ないであろう生演奏がCD音源を超えるバンドだと思います。
彼らのライブを始めてみたのはインディーズ時代です。
元々彼らの曲が大好きだったのですが、実際ライブを見てVo.藤原聡の歌声に震えました。
音源で聴いていた時もきれいな高音だとは思っていましたが、そこに圧巻の声量が加わってとんでもない迫力だったのです。
その声が演奏と合わさり、彼ら独特のグルーヴ感を生み出していました。
そしてパフォーマンスしている彼ら自身ずっと笑顔で、演奏すること、パフォーマンスすることが心の底から大好きなんだなということが伝わり、思わずこちらも笑顔になってしまいました。
その後も何度かライブへ行き、メジャーデビューを果たした後も彼らのライブへ行きました。
するとDr.松浦匡希がカホンを使っていたり、Ba.楢崎誠がサックスを演奏したり、ほかのメンバーがメインとして歌っていたり、違う一面が見る事ができたのです。
思わず体が動いてしまうような曲だったり、キャッチーな曲だったり、かっこいい大人な雰囲気を持つ曲だったり、最近では壮大な曲だったり、本当にバラエティーに富んだ楽曲を持つ彼ら。
次のツアーでは10人編成という新しいチャレンジをするとのことなので、これからもどんどん彼らのいろんな一面が見れることを期待しています。

チーム・バチスタの栄光
8

サクッと楽しめます。

原作は医師の描く医療現場でのミステリーものです。医師が書いているだけあって、手技の説明も細かいし、リアリティがあります。本作は小説の映画化ですが、短くまとめてる割にはきちんと描かなきゃいけないところを網羅していて、うまくまとめたなと思いました。ドラマ版は10何話掛けて描いてるのに、約2時間でまとめてるのはすごいです。ちょっと淡々とした感じは受けますが、それでも誰が犯人かなとドキドキできるし、医療の説明は文字が入るしでわかりやすいです。これくらいサクッと進む映画だとながら見もしやすいです。サクッと進むといっても、白鳥のキャラとかは面白いですし、ちゃんとユーモアはあります。白鳥役の阿部寛さんは、ユーモラスで、トリックの上田次郎と似た雰囲気があって、笑ってしまいます。田口は小説、ドラマと違い、女性に変更されてますが、違和感はありません。竹内結子さんはやはり綺麗で素敵だなと思いました。話の内容としては、そんな状態で医者を続けちゃダメだろとか、犯人の動機があっさりしすぎとか、なんか簡単に謎解きすぎとか言いたいところもありますが、概ねおもしろいです。ていうか、バイパス手術てすごいなと思いました。手術シーンも結構ちゃんと写すので、そういうのが苦手な人は要注意です。

ONE PIECE / ワンピース
9

唯一無二の王道バトル漫画

この漫画はあまりにも有名すぎるので、今更お勧めする必要はないと思う人もいるかもしれないが、敢えて私はお勧めしたい。この漫画の特筆すべき点は、バトル漫画らしからぬ情報量であるということだ。
10年以上も掲載しているので登場するキャラクターの数がとても多く、漫画の中に残される伏線の量も膨大だ。ONE PIECE界隈では伏線の謎を解き明かそうと多くの考察がなされている。
だが尾田栄一郎先生は毎回奇想天外な展開で伏線を裏切ってくる。それが多くの人を伏線へと駆り立てているのかもしれない。
またこの漫画は現実世界のことを投影したような差別、生まれによる身分の違いなどについても描かれている。
人と同じ言葉を話し、心を通わせることができる魚のような姿をした生物「魚人」。彼らはその見た目から、人に嫌悪され、差別されている。しかし彼らには夢がある。それは太陽の下、地上で生活することだ。
この魚人の例のように現実世界の問題を皮肉ったような描写も多くある。
バトルやかっこいいシーンだけでなく、シリアスでダークな部分が含まれているところが今もなお根強い人気を誇っている理由なのかもしれない。
ONE OIECEとは何なのか、ラフテルはどこにあるのか、麦わら海賊団の旅はどの終結するのか、これからの展開に目が離せない。

キングダム / KINGDOM
10

最高な映画

マンガ、アニメ、どちらも人気で実写映画化はどのようなものになるかなと思いましたが、躍動感や迫力が凄く、最初から最後まで目が離せない映画でした。『大事な人を思う時、人は本当の強い力を発揮できる』ということを、改めて教わった気がします。そして、歴史についても学ぶ事が出来て、学校の授業でこういうような映像で学ぶ事が出来たらどれだけ良いだろうと思わず考えてしまうほど、見ていて頭に入ってきやすかったです。原作を知っている方でも知らない方でも最高と思える作品なのではないかなと思います。山崎賢人と吉沢亮の再現力、演技力もすごく良かったです。私はアニメしか見ていませんでしたが、二人の演技はアニメそのもので、否定的な感情も湧くことなく、すんなりと見ることができました。山の民の王を演じた長澤まさみの綺麗さにも、目を惹きつけられました。大沢たかおも意外と役にハマおり、あの難しい役どころをすごく上手に演じていて、全てが合わさって、面白く感動的で、心動かされる作品だな、と思いました。誰が見ても忘れられない作品になるのではないかな、と思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

最高

他の漫画にはないスピーディーな展開にのめりこむように見入ってしまいます。初めて見た時には、「ここについて深く話を盛り上げないのか」「竈門炭治郎(主人公)頭良すぎるだろ」と思っていました。しかし、終盤の方になるとそのモヤモヤな気持ちがなくなり、スカッとした気持ちにさせてくれます。先の展開が気になりすぎてしまう為、「主人公は上弦の壱の家系で、元々は日の呼吸と月の呼吸があり、上弦の壱は永遠の命を得て最強になるために鬼になったのではないか」「無惨は産屋敷の家系で寿命が短いため、医者が鬼にしたのではないか」「禰豆子は人間に戻り炭治郎と仲良く暮らしていくのではないか」等と結末を考えてしまいます。
序盤の話で、炭治郎が選別から鱗滝さんの家に戻ってきた時や、炎柱の煉獄さんが亡くなるところ等は感動しハンカチが必要なほど泣けました。
漫画ですら面白いところをアニメで映像がつくことにより迫力が増し、技の動きがあり、より楽しく見ることができます。映画化にもなり更なる人気が高まります。
炭治郎の誰に対しても思いやりのある行動、日々鍛錬し成長する姿、仲間を大切にし一緒に試練を乗り越えようとする姿勢、鬼に対して敬意ある気持ちはリスペクトできます。

星野源 / Gen Hoshino
10

カッコつけていないのに深い音楽性

音楽に好き嫌いは誰しもあると思うが、その好き嫌いはどこから来るのだろうか?私はその音自体の面白さと、その背後に感じる作者の人間性ではないかと思う。

星野源の音楽は、音楽で遊んでいる感じがして、良い。当然素人にはできないような音での遊びが繰り広げられているように感じる。私は音楽には疎い方であるが、様々な国の様々なジャンルから得たであろう音を彼なりに参考にして、面白いものを追求したような感じがなんとなくする。

また、彼の音楽には"カッコつけている感じ"がない。よくミュージシャンに感じられる"私はこんなに難しいことを考えていますよ"とか"私はこんなことができるので見てください"という厨二臭いようなところが星野源からは全く感じられない。例えば、日本のポップやロックなどには、英語の歌詞が折り混ざることが多いだろう。中学生レベルのこちらが恥ずかしくなるような英文である。いかにも、英語を勉強したての中学生が"俺かっこいいだろ"と見せ付けるようなアレ。しかし星野源の歌詞は一切そういった感じをさせない。純粋に音や言語で遊んで、楽しいと自分が思うものをみんなにシェアしてくれいているような感じがするのだ。

内容的にも、現代に生きる私の楽しみや苦しみが共感できるような気がして、何度も聴いてしまう。

sumika / スミカ
10

ファンの心をつかんで離さないミュージシャン(バンドマン)

今、最も勢いのあるミュージシャンの1つでもあるsumikaを紹介します。sumikaは神奈川県川崎市の男性4人組のバンドです。バンドでは結構珍しいキーボードを演奏するメンバーがいて、思わず鼻歌を歌ってしまうようなポップで明るい曲調がおすすめです。sumikaの特にポップな曲調を表し、万人受けしやすい曲が"Lovers"と"Magic"だと思います。ライブでも合いの手の多い2曲になっています。sumikaはポップな曲だけでなく、しっとりした曲調、恋愛系の曲、日々の応援歌、などいろいろなシーンで聴けるような曲が多々あります。
また、実写版映画、『君の膵臓を食べたい』の主題歌を務めたり、映画『僕のヒーローアカデミア』の主題歌、『おっさんずラブ-in the sky-』の主題歌を務めたりと世間の人の認知度も高まっています。そのため、ファンクラブに加入しているにもかかわらず、チケットが取れないこともざらにあります。ですが、ライブに行ったらボーカルの片岡さんがファン一人一人に向けてしっかりと楽曲を届けてくれます。
また、sumikaのライブは他のミュージシャンに比べて合いの手が多い点もの楽しさの一つです。ロックバンドのライブに行くとモッシュやサークルなどの危険行為がありがちだと勘違いする人もいると思いますが、sumikaのライブでそのような行為を見たことはないのでしっぽりとライブを楽しみたい人なんかにもおすすめのアーティストです。ぜひ聴いてみてください。

エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-
7

漫画で学ぶ、お金の話

転職、投資などの話題を含み、綺麗事のないお金の話が色々と登場し、勉強になります。
「仕事は自分で作り出すもの。与えられたものは仕事ではなく作業」と断言するなど、持論に対する確信を感じさせます。
平成初期と比べると一般にも広まりつつある「成功の失敗は挑戦しないこと」という言葉も序盤に登場し、「いい会社の選び方は中古物件の賢い買い方と同じ」という理論についても、「良い会社ならば「笑顔が絶えない」「個性が生かせる」「チャンスは無限大」といった抽象的な言葉を使わず、具体的な良い点を記載できる。笑顔が絶えないというのは良い会社なら当たり前なのにわざわざ言うのは、その会社では当たり前ではないと白状しているんだ」と、辛辣ながら思い当たる節もある理屈が述べられます。
タイトルの「エンゼルバンク」は、作中に登場する転職代理人が小学生の頃に確立した売買市場に由来し、その内容は「チョコボールの金のエンゼルと銀のエンゼルを売買し、子供らしからぬ利益を得た」ことから。作中でも、彼は自分の作ったその市場を「エンゼルバンク」と呼称していました。
ドラゴン桜は未読ですが、その外伝ということでドラゴン桜以降の話が描かれているようで、生徒だった若者たちがそれぞれ弁護士や東大生として登場しているようです。
漫画としてこういった知識が学べる作品の存在は、ビジネス書以外にも学ぶ媒体の選択肢が増え、ありがたいです。

ソウナンですか?
5

女子高生のサバイバルコメディー

女子高生が遭難しサバイバルする設定は面白い。コメディーとして楽しむならあり。
本気のサバイバルをタイトルから連想して見るとがっかりする。
何でもありでギャグ系が好きな人ははまるはず。

サバイバル能力が超絶高い女子高生、頭より体が先に動く典型的な体育会系女子、勉強できるが運動音痴のメガネっ子、お金持ちでわがままま気質のお嬢様4人が繰り広げるサバイバルコメディー。
乗っていた飛行機が墜落して無人島に漂流しサバイバル生活がスタート。
遭難しているがシリアスでなく、実際に使えるサバイバル術のエピソードを挟みつつ、エロ要素も入れてテンポよく話が進んでいくので見ていて飽きない。
主人公のサバイバル能力の高さが異常で、序盤はそこに残りの3人がついていけない部分もあるが、回を重ねるごとに徐々に順応していく過程はイラっとする場面もある。
途中で生きるためにウサギを捕まえて食べるエピソードなど、生きるってほかの命を奪うことだよねって描写もありながら、全体としてはコメディー要素が強い。ほぼギャグ。

いやいやそれは無茶だろと思うシーンもあるが、そこはアニメなので気にしない。気になる人はダメかも。
キャラデザはいいが、下着で海に入ったりなど、ところどころに下品なエロ要素が入るので、その辺が許せる人にはコメディー・ギャグアニメとしていいかも。