ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 / ヱヴァ:破 / EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 / ヱヴァ:破 / EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』とは、庵野秀明監督による日本のアニメーション映画であり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の2作目として制作され、2007年に公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の続編にあたる。タイトルの『破』は雅楽の用語である「序破急」に由来している。
本作はテレビシリーズ、旧劇場版に登場しない新たなキャラクターやエヴァンゲリオン、使徒が登場し、新たな謎も加わって『新劇場版』独自の物語が展開される。
また、アクションシーンやメカニックのデザインも前作を凌ぐクオリティで描かれ、圧倒的な映像美が魅力の一つだ。続編としてだけでなく、作品単体としても優れていると高い評価を受けており、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズのファンやアニメーション愛好家から絶大な支持を得ている。

rabiのレビュー・評価・感想

レビューを書く
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 / ヱヴァ:破 / EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
10

エヴァンゲリヲン新劇場版:破 を見た感想

もーヤバい、使徒とか超リアル。演出や映像美、戦闘シーン等、映像の完成度は圧巻。3号機(バルディエル)の戦いなんて最高です。絶対、見る価値があります。その3号機に乗るのがトージじゃなくて… もー感動。新キャラのマリにもEVAなりに描かれてすごかったです。それと、アスカには驚きと迫力がありドキドキしました。 最後のクライマックスシーンは泣きそうになりました。ラストで、シンジが綾波を助けるところ。「私が死んでも代わりはいるもの」の名言を生み出した綾波レイですが、それをシンジが漢としてぶち壊してくれました。「綾波を返せ!」「代わりなんていない!」「来い!」燃えました。これぞ日本のロボットアニメの真骨頂。
ハリウッドで、実写化の話もあるらしいけど、エヴァの魅力は、やはりアニメで一番表現できると思う。前の映画での庵野監督の所信表明でこんな一文があります。「最後に、我々の仕事はサービス業でもあります。当然ながら、エヴァンゲリオンを知らない人たちが触れやすいよう、劇場用映画として面白さを凝縮し、世界観を再構築し、誰もが楽しめるエンターテイメント映像を目指します。」やっぱり誰かが見ても楽しめる、エンターテイメント作品が大事だと思うのです。旧エヴァは良くも悪くも尖った作品でした。良く言えば文学作品。