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kokubu888のレビュー・評価・感想 (2/2)

ガンダムビルドファイターズ / Gundam Build Fighters
10

ぼくの、俺たちのガンダムが一番だ!!

子供のころガンダムのプラモデル、通称「ガンプラ」を本物のように動かしてみたいと夢見たことはありませんか?プラモデルが自在に動くシュミレーションゲーム「ガンプラバトル」が日常にあるこの世界、ガンプラを作る人(ビルダー)のセイと操縦する人(ファイター)のレイジが世界一を目指す物語です。
ガンダムシリーズを複数以上観ている人が思う「あの作品の○○とこの作品の××が戦うとどっちが強いのだろう」という夢の対決をガンプラで実現。旧来のファンは懐かしさ、少年層には迫力あるバトルシーンで新たなファンを取り組むことに成功しました。本作品の好評を追い風に続編「ガンダムビルドファイターズトライ」をはじめ外伝マンガ、オリジナルのプラモデル販売などの商品展開も広がりを見せました。ガンダムシリーズもいよいよ二世代目に突入です。
また、モブやわすか数コマにかつての作品したキャラやMS(モビルスーツ)が登場したり、有名なセリフの言い回しなど視聴者を( ̄▽ ̄)とさせる演出も多数仕込まれています。特に、ガンダムシリーズのキャラ(と思しきモブたち)がプラモづくりを楽しみ、歓談している23話「ガンダム・イブ」が個人的にはオススメ。悲劇的なエピソードが多いガンダムシリーズですが、敵味方関係なく笑顔のシーンは涙腺必死です。

ブルーピリオド / Blue Period.
8

スポ根受験物語!美大受験はこんなにも熱いものだった!

不良なのに成績は優秀な主人公が絵を描く喜びを知り、美大を志す物語です。主人公の心の躍動感を丁寧に描いており何かを頑張る全ての人に共感を持ってもらえると思います。主人公が高校二年生の夏に美大志すところから物語は始まりますが、実際の東京藝術大学は二浪三浪は当たり前の世界です。六浪して諦めた人だっています。合否に関わらず受験する人は皆相当の時間と情熱を注ぎ込むのです。そんな世界をこれからどう描いていくのか注目でもあります。女装っ子のユカちゃんも見所。
作中でわかりやすく解説なども入るので、美術や美大受験について知識のない人でも問題なく楽しむことができます。
また、実際の合格再現作品なども取り入れられており、美大入試の概要はすぐにわかります。始めたばかりの主人公は当たり前ですが、デッサンはへたっぴです。絵を描いていた人であれば共感できると思うのですが、自分ではうまく描けている錯覚が起こるんですよね。それでふと他の人の絵を見ると我に返って間違いに気づく。周囲の努力家の先輩や天才型の同級生を間近で感じ、悔しい思いをしながら必死にあがいていく主人公は、スポ根マンガにも引けを取らない熱いものがあります。芸大受験をしたことのある人にはもちろんですが、好きなことを頑張る、または頑張りたいと思っている人にもオススメの一冊です。

GO
10

窪塚洋介、クドカンファン必見!教養を必要とした最高の滑稽噺。

窪塚洋介、宮藤官九郎ファンの私は完全にこのタッグに惹かれて観始めたのですが、観賞後、即座に映画好きの友達に長文でオススメのメールを打ちました。

小説が原作になっており、基本的な構成はラブストーリーということになっていますが、軽快に描かれる重すぎる問題などから”クドカン節”を感じることができました。
在日韓国人である主人公・杉原は「民族学校開校以来のバカ」と言われながらも、自分にしか理解できない悩みを悲観的に捉えることなく、独自の姿勢から解決するセンスの持ち主でした。
落語で笑い、シェークスピアが刺さる。
若さ故の素直さと、その陰にずっしりと腰を据えた家庭問題や差別的扱い。それら全てが作り上げる人格がこんなに美しいものかと、言葉に詰まりました。

フィクションである以上全てを真に受けて語ることはナンセンスですが、この辺りから学ぶことも多く、解決できない悩みに身じろぎするので精一杯といった方には是非一度、あくまで娯楽の一つとしてこの映画をお勧めしたいです。
気付かされることが嫌いになってしまった我々大人が、たどり着くことのできない境地にある何かに手が届くのではないかと思わせてくれるような、そんな時間をすごさせてくれる不思議な映画です。

生者の行進
8

怖いけど役に立つなら欲しい第6感

「第2回連載グランプリ最恐受賞作」で、正直絵は上手い!とは言えませんが、ストーリーは現実にありそうなホラーサスペンスです。
何よりも、最初はただのお化け話と思っていたら、実は主人公にはつらい過去の体験があり涙を流しながら読んでしまうこともありました。
誰にでもあるわけではない「第6感」をただ受け入れていただけの主人公が、ストーリーが進むにつれて優しさのためにその力を使い始める展開がとても良くて、そんな「第6感」怖いからいらないと思いながらも役に立つのなら欲しい…とも思ってしまいます。
映画やドラマでも、「霊が見える」センスにより事件を解決する作品はたくさんありますが、この漫画はストーリーの中心が高校生なのでさらに現実味をかもし出しています。主人公が変にイケメンでもなく恋愛模様もがっつり出てくるわけでもなく…ホラーサスペンスストーリーとしてブレがないので、読者としても次の展開を楽しみに待つことができています。
ホラーと言っても絵が可愛く感じることもあるので、年齢層関係なく小さな子供でも読むことができ、さすが、グランプリ取るだけの作品です、審査員に共感します!

カルドセプト リボルト
4

カルドセプトリボルトをプレイした感想

3DSで出来る、ボードゲームとトレーディングカードゲームを組み合わせた3DSソフト「カルドセプトリボルト」についての感想です。
カルドセプトリボルトは、あるステージごとの目標資産額が達したプレイヤーが、ある特定のマスに止まることでそのプレイヤーの勝利になるゲームです。サイコロを振って、止まった空きマスに手札のモンスターを配置して、そのマスを自分の領地にして自分の資産にする。相手の領地に自分のモンスターをけしかけて領地を奪う。魔法を使って相手の邪魔をするなど、すごろくとトレーディングカードを組み合わせたゲームです。
当時、発売したてのソフトを買った私は3ヶ月の間、その今まで遊んだことのないゲームシステムに魅せられて夢中でプレイしました。ただ、今思えば欠点もあるゲームソフトだったなと思います。それはストーリーの序盤のチュートリアルが終わった時点で難易度が上がることです。チュートリアル後の対戦相手は自分が持っていないカードを使っているので、自分がチュートリアルの時に受け取ったデッキによっては苦戦します。たぶんそこでクリア出来なくてプレイヤーが離れるということもあったのではないでしょうか?
また、ストーリークリア後はひたすらやり込み要素全クリを目指していたのですが、必ずカルドセプトでのCPUとの対戦があるのですね。そこがマンネリに感じてしまい、途中から作業ゲームをやるような感じで遊んでいました。忍耐力のあるゲーマーはクリアできるかもしれません。

Detroit: Become Human / デトロイト ビカム ヒューマン
9

あなたの選択で、主人公たちの未来が変わる

こちらのゲームは、三人のアンドロイドの主人公を操作し、物語を進めていきます。
主人公たちのそれぞれの立ち位置が違い、プレイヤーがどんな選択をするかによって、主人公たちの未来が変わります。
グラフィックが素晴らしく、本当にそこにいるかのような臨場感を味わう事ができます。
物語の舞台は2038年のデトロイト。人口知能、ロボット工業が今よりはるかに発展し、アンドロイドが産業の一部を担っている都市。そのアンドロイドたちは家事やフロント業務、工場の作業員など、人間にとって代わって仕事を行うようになっていました。アンドロイドの登場により、職を失う人間によるアンドロイドへの迫害やデモも起きており、そんな中、事件は発生します。感情を持たない機械といわれるアンドロイドに自我が芽生え、持ち主を攻撃したのです。
その事件を解決するところから物語は始まります。
アクションをする部分もありますが、比較的簡単な操作で行動を起こすことができます。
どんな選択をするかによって、主人公が死んだり、または一緒にいる仲間が死んだり、誰かを犠牲にして、自分が生き残るか、自分が犠牲となり、周りを救うか、はたまた誰も犠牲にせずにみんなが幸せになるか、選択はプレイヤー次第です。
1つのチャプターが終わると、自分が選択した選択肢を見ることが出来ます。また、オンラインにつないでいると世界のプレイヤーがどの選択をしたのかパーセンテージで見ることが出来ます。
一度ストーリーを終わらせても好きなチャプターを最初から始めることができ、自分が最初に選択したものと違う選択肢を追ってクリアしたものとは別のストーリーを楽しむことが出来ます。
ストーリーを見終わった後は、一本の映画を見終わったような、とても完成度の高いゲームといえるでしょう。

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
10

何があっても諦めない主人公の姿に胸を打たれる作品

魔法がすべての世界で、魔力を持たずに生まれてきたアスタという少年が主人公の漫画です。アスタは魔法使いのトップ・魔法帝になるために日々鍛錬をしています。
アスタはハージという、王都から遠く離れた貧しい村に住んでいます。捨て子で、教会に拾われて育てられました。そして、同じように捨て子だった同い年のユノという少年がいます。ユノも魔法帝を目指しており、2人はライバルです。
「ライバル」という言葉は、この作品の中で大事なキーワードなのではないかと思います。アスタは子どもの頃から魔法が使えませんでしたが、それでも諦めずに努力してきました。アスタたちの住むクローバー王国では、15歳になると1人に1冊グリモワールという魔導書が授与されますが、アスタだけ魔導書がもらえませんでした。授与式のあとにユノが盗賊に襲われ、助けにいったアスタは、その盗賊に魔力が全然感じられないと言われてしまいます。魔力がなければどれだけ努力したって意味がない。アスタは絶望しかけますが、そこでユノに「アスタは俺のライバルだ」と言われて再び気力を取り戻します。その時、アスタにも魔導書が与えられ、魔法を無効化する剣を扱えるようになりました。ユノからライバルだと言われたことが、アスタの秘められた力を目覚めさせたのだと思います。
その後、アスタたちは魔法騎士団という魔法を使って国を守る集団に所属します。アスタは『黒の暴牛』という全部で9つある魔法騎士団の最下位の団、ユノは『金色の夜明け』という優秀な団にそれぞれ入団し、いろんな任務をこなしながら成長していきます。
『黒の暴牛』は落ちこぼれの団ですが、団長であるヤミをはじめ、個性的で実はすごい実力の持ち主がそろっています。最初はバラバラでまとまりのない団でしたが、アスタの入団により仲間としての絆を深めていくところはとても感動的です。
アスタと同時期に入団したノエルという少女は、いわゆるツンデレで、アスタに恋をしています。登場人物たちの恋の矢印がいろんな方向に向かっているのも、この作品の面白いところだと思います。
アスタという主人公を中心として、友情や仲間同士の絆、憧れやライバル心、恋心など登場人物たちのいろんな気持ちが描かれていて読み応えのある作品です。

ポケットモンスター サン&ムーン / ポケモン サン&ムーン / Pokémon: Sun & Moon
10

新ポケモンのウルトラビースト。

ポケモンシリーズの最新作「ウルトラサン&ウルトラムーン」には、新たに登場したポケモンがいます。それは「ウルトラビースト」と呼称されているポケモンたちです。つまり、ポケモンであり、ウルトラビーストでもある存在です。例えば、その内の1体を紹介すると、「マッシブーン」というウルトラビーストがいます。前作「ポケットモンスタームーン」プレイ時代に公開された当時は大変話題となった新種です。外見がこれまでのポケモンに比べてかなりリアルで、どちらかというとゴツいイメージです。他に「ウツロイド」「デンジュモク」「フェローチェ」「ツンデツンデ」「ズガドーン」「カミツルギ」「テッカグヤ」「アクジキング」「ベベノム」「アーゴヨン」の計11体がいます。どのウルトラビーストも外見が少し不気味でした。初めて目にした時は正直「なんか、別のゲームになっているような気がする…」と思いました。ですが、外見は不気味でもポケモンはポケモンなので、スターテスも非常に高くバトルでも自由に使える便利な個体だったのでちょっと安心しました。
特にその中でも好きなウルトラビーストは、「マッシブーン」です。このウルトラビーストの特徴は、まず筋肉があって頭部が昆虫の蚊になっていました。なんと、むしタイプとかくとうタイプを兼ね備えているので、アタッカーとして役に立ちます。ウルトラビーストの出で立ちがゴツくて最初はビビったんですが、プレイしていくうちに慣れてきて今では頼もしい仲間です。

サファリ
3

急ぎすぎ

アホなグループがサバンナに放り出されて、野生動物たちに一人ずつ順番に食われていくんだが、とにかくその人数を減らしたいのか、すごいスピードで人が死んでいくw
もうちょっと落ち着いたストーリー展開にはできなかったのか。そんなに急いで殺す必要あるなら最初から登場人物減らせよと思った。
中盤ぐらいからジリジリとした恐怖感は一切なくなり、とにかくどんどん死んでいくだけ。最初に助け呼びに行った男の結末も結局描かれていないし。おっぱいのでかいヒロインはなるべく最後まで生かしておいたほうが、見てるオッサンを喜ばせるにはいいと思うんだが、その女優も割と中盤ぐらいで死んでしまう。一人の男なんか、途中で拾ったライフル銃の暴発で死ぬというやっつけ感満載の処理方法wせめて映画のコンセプト通り動物に食い殺されてくれよ。
そういや、崖から滑り落ちて死ぬねーちゃんも一人いたかな。そんな雑に処理していくのなら先にも書いたように登場人物を最初から厳選して減らしておけよ。最終的はに全員死ぬんだが、その経過を動画で撮影し続けていたのでその映像によってこの惨劇が伝わるという展開になっている。数日間もバッテリーが持つカメラってどんなんやねん!という突っ込みも忘れてはならない。

しろくまカフェ / Shirokuma Cafe
10

癒やし系アニメ

動物と人間が共存していて、動物がしゃべります。アニメ自体は、日常系で笑えます。そして、パンダくんのかわいさに癒やされます。
「おそ松さん」が好きな人は1度観てみたほうがいいと思います。なぜなら、声優さんがおそ松さん声優とかなりかぶってます。しろくまさん→おそ松(櫻井さん)、パンダくん→一松(福山さん)、ペンギンさん→チョロ松(神谷さん)、ラマさん→十四松(小野さん)、グリズリーさん→カラ松(中村さん)、笹子さん→トト子ちゃん(遠藤さん)なのです。みなさんおそ松の時とは声が違うので、聞き比べをするのも楽しくて良いと思います。中でも、パンダくんと一松の全く違う声には、ビックリすること間違いなしです。花屋さんのリンリンが、パンダくんの追っかけをしている気持ち私にもわかります。
月ごとにエンディング曲が変わり、その曲はキャラソンなのでそちらも楽しみでした。あまり、キャラソンを歌わない櫻井さんもしろくまさんとして歌ってます。しろくまさんは、昔ラッパーだったのでアニメの中でラップも歌ってます。アイドルグループも「山嵐」とか笑えるネタたくさんあります。
癒やされたい人、笑いたい人に特におすすめのアニメです。

そこに鳴る
10

そこに鳴る『掌で踊る』について

バンド名なんだか曲名なんだか分かりにくいですが、バンド名が「そこに鳴る」、曲名が『掌で踊る』です。
2018年に聞いた曲の中ではトップクラスで衝撃を受けた作品でした。簡単に大きく言えば今時の若者のRockです(激しいというよりは軽快)。
メンバー2人と、ほぼほぼ正式メンバー化しているサポートドラム1人の3ピース。フロントマンのギターVoは、動画配信サイトで「凛として時雨」のコピーを配信していたようです。
そこに鳴るの音楽も、どこか時雨っぽさを感じる部分があります。しかし、時雨とは全く違うものです。
とてもじゃないが3人の音圧ではないし、ギター/ベース/ドラムそれぞれがテクニックをぶつけ合って、そのメロディや歌詞、世界観がカオスの様相を呈している。
男性Voと女性Choの掛け合いが気持ちよく、3者それぞれの楽器の奏でる音をぶつけ合う様は相手を倒してやろうと殴りあっている様にも感じ、そうやって生まれた音の迫力たるや凄まじいです。
その混沌とした世界観が癖があり、苦手に感じる人も居るかとは思います。ただ、カッコいーものはカッコいーです。
ぜひ色んな人に感じてもらい、「そこに鳴る」の世界に飲み込まれて欲しいです。
MVもカッコよいので、ぜひそちらも見てもらいたいです。

父親たちの星条旗
9

「英雄」の悲劇

『硫黄島からの手紙』と対になる作品ですが、『硫黄島からの手紙』のエピソードをアメリカ側から描いたもの、というわけではありません。硫黄島に星条旗を立てる写真に写ってしまった、あるいは写っていることにされてしまったが故に、人生をかき乱された「英雄」たちの物語です。
生き残った三人が戦債の購入を勧めるキャンペーンにひたすら利用される場面、そして三人の中でも、そのことに特に心を痛めたアイラが心のバランスを失っていく場面は、ある意味無残な遺体の映像以上に目を背けたかったです。軍や国家を含め、大きい意味での権力の無慈悲さを感じました。特に張りぼての摺鉢山に星条旗を立てさせる演出は、あまりに無神経だと思いました。
また、戦争というものは敵味方双方の虐殺以外の何物でもないことを、改めて実感しました。幸い私たちは戦争を経験していないわけですが、だからこそこの作品のような戦争映画を可能な限り観て、戦争は二度と繰り返してはいけないことを、何度でも心に刻むべきなのだと思います。作中でも語られるとおり、「戦場を知らない者こそ戦争について語りたがる」のですから。戦争映画を観ることは疑似体験にもならないかもしれませんが、何も見ないよりはずっとましだ思うので。

モトリー・クルー / Mötley Crüe
10

モトリークルーは最高にヘビーで歌唱力に魅了されます!

80年代を中心に活躍した、モトリークルー。
ヘビーメタルの高音域が最高に伸びが良い、非常に歌唱力のある実力派。「ホームスィートホーム」といった甘く切ない曲に相性が良く、高い歌唱力が曲に心酔させてくれます。
代表的な「TONIGHT」や「キック・スタート」のようなヘビーな曲をメインとしており、落ち込んだ時や、元気を奮い起こして頑張りたい時などにピッタリです。
ハイになる事間違いなしの曲ばかりで、仕事がガンガンにはかどる事と思っております。
一番の出世作と言えば「シャウトアットデビル」ではないでしょうか。
新しいところで言えば、「ガールズ・ガールズ・ガールズ」ですけれども、ハードメタル系でありながら、デスメタルのような聞き取りにくくて、歌いにくいという感じではないので、メタルビギナーさんには聞きやすいミュージシャンではないかと思います。
時代を共にしたラットなども、同じ系統ではありますが、モトリークルーに比べればヒット曲の数が違いますので、知名度にも影響の差が出てきてはいるのではないでしょうか。
日本人アーティストにも多大な影響を与えてきたであろう、ミュージシャンの一人ではないでしょうか。

セッション / Whiplash
9

素晴らしい

この作品を紹介するにあたり、特にすばらしいと思うのが、無駄のない構成、そして出演者の演技だ。構成に関しては極力無駄を無くし、視聴者が飽きることなく、なおかつ主人公の苦悩を理解できるようになっている。
そしてこの話は監督自らの体験によってキャラクターが創造されている。ゆえにキャラクター1人1人にリアリティーがあり、とても魅力的なのだ。

この映画最大の魅力はJ・K・シモンズ演じるテレンス・フレッチャーであろう。彼のスパルタ指導はとてつもないほどの恐怖であり、自分が怒られている訳でもないのに自分が叱られている気分に陥るほどだ。
そんな怪演といえる素晴らしい演技をしたJ・K・シモンズは、この作品で見事アカデミー賞助演男優賞を受賞した。彼の素晴らしい演技、その演技にマッチしているカメラワーク緊張感のあるBGMにぜひ注目して頂きたい。
主演のマイルズ・テラー努力も並外れたものではない、彼はドラムの演奏経験が10年以上あるにも関わらず、この映画のために週3回4時間の特訓を起こっていました。その努力の賜物もあって劇中のドラムもほぼ本人が演奏しています。サントラもテラーのものが4割りほど使われています。劇中でのドラムシーンでは監督がストップをかけなかったそうで、テラーは常に限界までドラムを叩いていたとか。そんな出演者の努力が詰まったこの素晴らしい映画ぜひ観賞してみてはいかがでしょうか。

からかい上手の高木さん / Karakai Jouzu no Takagi-san
10

高木さんと西片のやり取りが面白い!

高木さんがずっと西片のことをからかっていて、ただからかっているだけなのかと思うと、アニメの最終回で、やっぱり西片のこと好きなんだ、という分かるような仕草をしたところが可愛かった!
西片は、高木さんにからかられるのが嫌だけど「もうからかわないで」と言ってしまうと 高木さんと話すことが出来なくなってしまうのかもしれない、という思いから素直にからかわないでと言えずにいる西片も面白い!
毎回西片が高木さんにどんないたずらをしようか必死に悩んでいたずらをしているのに、高木さんがその上をいくようないたずらをしてくるので、いつかは西片が高木さんを驚かすようないたずらをしている場面を1回は見て見たい!
設定が中学生なので、西片がまだ恋愛に恥ずかしがっている場面が度々あり、そこがこの作品の良いところの1つでもあるけれど、高校生になって付き合っている2人も見て見たいと思う!
アニメは12話で終わっているけど、アニメの2期をやってほしい作品です。
アニメのOPの「言わないけどね。」がこの作品にとっても合っていて、ついサビを歌ってしまういい曲です。
EDの方も誰もが知っている青春のソングを何曲か使っているので毎回EDまで楽しく見れます。

THE 原始人
8

進化の過程

これは、プレイステーション2のテレビゲームの一つです。主人公のサルが冒険に出かけて、原生林で黄色い星を一個ゲットすると仲間が一人増え、木や石、牙などを持って帰るとボスのサルが所属する村が文化的に発展していきます。赤い星を一個、取ると死んだ仲間が生き返ります。

僕は割と慎重にゲームを進めますが、友人はイケイケで、仲間が死んでいこうが、前に前にとゲームを進めていきます。「仲間も大事にしようよ。」といっていたら、村の民家にいき、「ボスが死んではならん!」みたいなクレジットが出て、すこしヘコみました。逆に、僕の方は、頭に原生林の地図が頭に入らなくて、直ぐ迷ってしまいます。高校の時、日本史を選択したのですが、「地理とっときゃ良かった。」としきりに反省しています。要するにサルから進化するロールプレイングゲームです。良かったらやってみてください。

暗殺教室 / Assassination Classroom
9

本当の悪とはなんなのか

コメディ、青春、アクションなど、様々な要素が混じったアニメ。マンガが原作のアニメで、実写映画化もされました。声優陣の演技力、アニメーションのタッチ、背景、どれをとっても良く出来ています。

コメディ要素のみならず、「泣けるシーン」もあります。終盤はハンカチが必須です。

子どもと一緒にみるのも良いかもしれません。「やってはいけないこと」のような社会的なルールもさり気なく内容に含まれており、教育的にも悪い作品ではありません。
戦闘シーンがありますが、グロテスクな表現もありませんし、子どもがマネできるような動作もほとんどありません。

タイトルが「暗殺教室」とちょっとサスペンスなタイトルですが、アットホームな作品に仕上がっています。「本当の悪いヤツ(事)って何だろう」と考えさせられる作品でもあります。

以下、簡単なあらすじ。
月を破壊し、1年後に地球を破壊すると宣言した謎の生物。世界各国で、その生物の殺害を目指すが、ことごとく失敗。
そんな最中、謎の生物が何故か中学校の落ちこぼれクラスの担任に。国は生徒たちに「隙をついてその担任(謎の生物)を暗殺してほしい」と依頼する。
果たして、生徒たちは地球を守ることが出来るのか。

大石昌良 / オーイシマサヨシ
10

口からCD音源?それともアニソン界のおしゃべりクソメガネ?

彼ほど楽しく歌う人はいないのではないかと思わせるミュージシャンです。
歌声がCD音源とほぼ変わらず、ついたあだ名は「口からCD音源」。さらにはよく喋ることから「アニソン界のおしゃべりクソメガネ」と呼ばれる事もありますが、言われるとけっこう傷付くそうです。弾き語りをさせれば圧巻のギター演奏と、文句なしの歌声で人々を魅了する彼の気になるその人となりの方をご紹介します。

なんと驚くことに、4つの名義を使い分けて活動しています。
まずは、3ピースバンド・Sound Schedule(サウンドスケジュール)のボーカル&ギターとしても活動しています。

次に弾き語りアーティストとしての大石昌良です。
日本一の弾き語りアーティストを目指しており、動画サイト上での『大石昌良の弾き語りラボ』では、アコースティックギターを弾きながら歌い、多くのファンとコミュニケーションを取っています。

そして、アニメやゲームタイアップの際にはオーイシマサヨシとして活動しています。
有名歌手や芸能人たちがこぞって絶賛した「ようこそジャパリパークへ」や、大人気スマホゲームアプリA3!の「MANKAI☆開花宣言」、アニメ「月刊少女野崎くん」の主題歌「君じゃなきゃダメみたい」が有名作として挙げられます。

最後に若手クリエイター・Tom-H@cとユニットを組み、OxT(オクト)として活動しています。
こちらはアニメ「ダイヤのA」のOPやED曲が有名です。