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ekinanのレビュー・評価・感想 (2/2)

ひそねとまそたん / ひそまそ / Dragon Pilot: Hisone and Masotan
10

タイトルなし

第一話を見た限りでは、とりあえず様子見という気分で見ていたのだけど、4話でEDに出てきていた他のDパイが出そろった辺りから、面白さに神がかり的なものが入った気がする。Dパイ達がどの子も自身にコンプレックスを抱いていることがとても親近感を持てた。貝崎さんが初めて落ち込んでいるひそねの事を励ましてくれて、1話から考えると丸くなったなとキャラの成長を感じられてちょっと感動した。その影響もあってか、ひそねが貝崎さんの頭のぬいぐるみをサバイバル訓練に持ってきていたのは、ひそねにとって貝崎さんが心の支えになっている。今回で他のDパイの自己紹介というか個々のキャラを深く知る回だったんだけど、OTF達が遊んでるの見て、疲れるのを待とうよとひそね達が言った後のF2の女性パイロットを目指す星野の「私はあんたたちOTFの飼育員とは違うんだ」という不穏な発言とカットで今回は終わるのだけど、ここまで見せといて続きは来週てのがまた憎いというか生殺しというか、この1週間がとても長く感じられた。5話見た後じゃEDの印象も変わって、ホント色々ターニングポイントな回でした。あとはまそたんのぬいぐるみでも発売されたら100点なんだけど

I'll
8

自分の信念を貫く!熱い青春を思い出すバスケ漫画!

自分勝手なワンマンプレイヤー【立花茜】と、周りに合わせる事が苦手な【柊仁成】。
中学時代まともにチームプレイができなかった2人は、神奈川県にある国府津高校で運命きな出会いをします。
1年生の初めての試合、2人は物凄いプレイの連続で周りの観客を沸かせます。
まるで何年も前からコンビを組んでいたかのようなコンビプレイをみせたのです。
そんな2人に触発されて、周りのプレイヤーも素晴らしいプレイをみせます。
そこから国府津高校バスケ部が全国レベルのバスケチームになるまでの物語が始まります。

登場人物はそれぞれ個性が豊かで、自ら自称ビックマムヒゲダンディーと言うチョビヒゲが特徴の東本彰彦。
1年生の時に試合で膝に大怪我をしてしまい休部をしているバスケ部キャプテンの山崎義生。
チーム1の努力家、キャプテン代理の金本浩二。
そのほかにも様々なキャラクターが登場するのですが、それぞれにストーリーがありそれが鮮明に描かれています。
出会い、別れ、後悔、成長、葛藤、感動、たくさんの感動があり自分の中の熱い気持ちが込み上げてきます。

何か1つの事に夢中になって努力している方、絶対に達成したい目標がある方におすすめです。
バスケットという1つのワードでは納まらない、とてもテーマの幅が広い作品です。

ゾンビスクール!
8

身近な恐怖こそがゾンビ物

この作品の大筋は以下の通りだ。
とある田舎の学校の給食、そのなかのナゲットにウィルスが含まれており、子供たちが一斉にゾンビ化。先生たちは子供ゾンビあふれる学校から脱出を計る、というものだ。
ハッキリ言ってこの映画は低予算だ。本物と見間違えるようなCGや特殊メイク、広大なセットなどは一切ない。役者も知っている人物は皆無だった。
だがそれでだけでこの映画をクソとは言えないはずだ。ターミネーターだって低予算だ。ほかに注目すべき所がたくさんある。
まず、ゾンビ物に大事なものとは身近な恐怖だと思う。友人が、家族が、突然化け物となり時も場所も選ばず襲い掛かる。そういう恐怖だ。最近のゾンビ物にはこのようなスリルは失われたようにわたしは感じていた。だがこの作品では誰もが知る学校という空間で、生徒が毎日顔を合わせている教師を貪り食うのだ。教室で、校庭のブランコの傍で、階段の傍で、それは起こっている。一見コメディチックな作品ではあるが、背筋に這い寄るような寒気を体感できるだろう。
また、この作品ではゾンビ物での醍醐味とも言える要素を持っている。そう、自作武器だ。誰もが一度は考えたことがあるであろう「もし学校にゾンビがきたら」、その時まず考えるのは武器の調達以外に無い。学校にあるものを思い浮かべ、組み合わせ、工夫してゾンビを撃退する。それがこの作品では余すことなく行われている。文句なしだ。
以上の点から、この作品は一見チープだが中身は丁寧に仕上げられた良作といえる。隠れた名店を訪ねるように視聴してほしい。

ダーティハリー
8

おすすめの粋なアクション映画 ダーティハリー

ダーティハリーはアメリカの俳優クリント・イーストウッド主演の割と古いアクション映画で、アメリカの刑事ものの作品です。
サンフランシスコ州の州警察、ハリー・キャラハン刑事が愛用の44マグナムを狩り、悪者を退治していく粋なアクション映画です。44マグナムとは当時最強と言われた44マグナム弾を発射できる大型拳銃のことです。その正式名称は、M29(モデル29)44マグナムで、アメリカの銃器メーカーであるスミス・アンド・ウエッソン社製であり、主にハンティングなどに使用する目的で開発されたことから大口径で扱いにくいことが特徴です。それを大柄のクリント・イーストウッドが片手で踏ん張って発射して、悪者達を一網打尽にする姿は圧巻です。
ハリー・キャラハンは街のゴミ掃除のような汚い仕事ばかりを引き受けるアウトロー刑事で、同僚からはダーティハリー(お汚れハリー)と呼ばれて、しばしば悪者から命を狙われます。
そんなことも何の気なしに、次々と悪者を返り討ちにしていくハリーは、ハードボイルドでかっこいいです。
かのアメリカのレーガン大統領も多用した名ゼリフがあって、追い詰めた凶悪犯の頭に44マグナムを突きつけてハリーは言います。
「考えてるな。弾が残ってるかどうか。撃ちまくって俺にもわからん。だがこれは特製の大型拳銃だ。脳みそが吹っ飛ぶ。それでも賭けてみるつもりか。どうだ。」
そうして凶悪犯は恐れ、戦意を喪失して銃を捨てます。
とてもおもしろくて人気がある名作なので、ダーティハリーはおすすめです。

ぼくの地球を守って / ぼく地球 / Please Save My Earth
10

ぼくの地球を守って

輪廻転生を題材にした漫画です。高校一年生の男女が同じ夢を見るという所から物語が始まります。メインの6人は現代で同学年で、主要な登場人物として小学生の男の子・倫くんが加わっていきます。隣人だったはずの倫くんの登場によって物語が急速に進んでいきます。主人公は亜梨子という女の子のはずなのに、気づくと倫くんにばかり感情移入してしまいます。
小学生には重すぎる悲しい過去と現代での悲願。早くだれか気づいてあげてと願って涙が溢れます。
そして徐々に夢で見ているのは前世の記憶であると気づきます。前世での関係性が明らかになっていく中で、ただ一人、木蓮という人物の生まれ変わりがわからないまま、物語は佳境に入っていきます。倫くんは、アリスが木蓮の生まれ変わりだと信じて疑いません。倫くんの現代の顔とメンバーの一人、春彦の顔が前世と入れ替わっている事に誰も気づかず倫くんも入れ替わっている事実を知りながらも自分の悲願の為に真実をいいません。春彦にも口止めをして…。
全ての謎が解け、倫くんが前世から解放された時は涙なしでは読めません。
亜梨子と倫の子供が主人公の続編も発売されていますので是非読んでみようと思います。

劇場版 ウルトラマンX きたぞ! われらのウルトラマン
10

ウルトラマンのおかげで手術をがんばった。

この映画は2016年2月に公開された作品で、「ウルトラマンX」の放送が終了したあとの物語でした。僕は「ウルトラマンギンガ」に続いて見ていた作品です。
Xの放送が終了する直前の2015年のクリスマス時期に、僕は喉の扁桃腺手術を受けることになっていました。すごく怖い気持ちでいっぱいでしたが、心の支えになったのがウルトラマンでした。僕はこれまでのウルトラマンの闘いを見ていると「どんな時でも命を懸けてみんなを助けてくれたから、今度は自分が頑張る番だ」と勇気が湧いてきました。
手術も無事に終了し、退院してしばらくしてから「劇場版ウルトラマンXきたぞわれらのウルトラマン」を観に行きました。特に感激したシーンは、初代ウルトラマンとウルトラマンティガが登場した瞬間ですね。その他にも、ウルトラマンゼロ・ウルトラマンマックス・ウルトラマンネクサス・ウルトラマンギンガ・ウルトラマンビクトリーといった、歴代のウルトラマンも登場していていました。僕にとってウルトラマンは、「どんなことがあっても乗り越えてがんばれ!」と勇気を与えてくれるヒーローだと思います。この映画を観た想い出そのものが手術を頑張ったご褒美になりました。

ボールルームへようこそ / Welcome to the Ballroom
9

食わず嫌いをせずに見てほしい作品

このアニメは社交ダンスをあつかったストーリーでしたので、見ようとはまったく思っていませんでした。ある時、何かのサイトで原作のマンガが2013年の『このマンガがすごい!』にランクインしていたのを見て、社交ダンスという地味な(やってる方すみません!)題材がランクインしていることに興味を持ち、面白く無ければ見るのを止めればいいという軽い気持ちで見はじめました。
しかし、見事に裏切られました。
社交ダンス自体には今もまったく興味はありませんが、将来の目標などない、どちらかと言えば無気力な男子中学生が、ダンスに魅了され、周りの人たちからも評価され、自信をつけていく。そして、少しずつ自分とダンスが好きになっていくひたむきな姿にハマってしまいました。
時折チラッと見せる主人公の潜在能力とライバルたちが驚くシーンなども見ていて鳥肌が立ちます。
スポ根モノにこんなに熱中したのは久しぶりでした。
パートナーのちいちゃんはキレイな女の子ですが、恋愛感情よりも、ともに戦う仲間という描き方もすごく新鮮です。自分ならほっとかないんだけどな。(笑)
ボールルームへようこそは、食わず嫌いをせずに、ぜひ見てほしい作品です。
清々しい気持ちになりたい方にお勧めです。

GRANRODEO / グランロデオ
10

アニメ「バキ」OP曲「BEASTFUL」について

この曲は2018年7月11日にリリースされ、アニメ「バキ」のオープニング主題歌です。主人公のバキは、「史上最強の生物」と称される父親に勝つためだけに、様々な異種格闘試合に立ち向かっていき強くなっていきます。今回のアニメでは17歳、普通の高校生活を過ごしつつも、世界中のありえない強さの格闘家達と戦う展開へと巻き込まれていきます。

そのような作品の異種格闘の世界観をより強く印象付けるために、このオープニング主題歌はハードでアップテンポな曲調をベースに置き、主人公バキ独特の、自然体でしなやかな格闘スタイルを、流れるような「のどごし良い」聴き心地で表現した仕上がりとなっている曲のように感じます。
ヴォーカルKISHOWの溢れる声量での独特の歌いまわしが、主人公バキの格闘スタイルと作品全体の雰囲気をより忠実に表現しています。ぜひ曲単体でも多くの方に聴いて欲しいです。

ONE PIECE / ワンピース
10

ワンピースの面白さ

ワンピースの魅力を挙げるとするならば、キャラクターの濃さ、ストーリーの緻密さ、そして感動ポイントの多さ、この三つだと考えます。
ワンピースにはキャラクターがとてもたくさん出ています。その一人一人にストーリーがあり、読んでいて驚愕します。
次に、ストーリーの緻密さですね。ワンピースのストーリーは、読み進めていくうちに様々な場所に伏線が仕掛けられています。先を知ることで、前のストーリーの捉え方が変わったり、謎が解けたりする爽快感があります。
最後に感動ポイントの多さです。これはよく言われている部分だとは思いますが、本当に多いです。さらに、一つ一つが本当に感動する内容になっており、読み返しても胸が熱くなるシーンが多いです。よくどこのシーンがお気に入りなのか、という話題で盛り上がったりします。他にも細かい魅力はたくさんありますが、書き出すときりがないのでこのくらいにしておきます。ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

植物図鑑 運命の恋、ひろいました
8

心がほっこり

とても不思議でまさに夢の中でのような出会いを果たし、ひょんなことから一緒に暮らすことになった2人。一緒に生活していく中で少しずつお互いに惹かれ合っていき、その分ぶつかりあうことがありながらも、最後はハッピーエンドに終わるストーリー。
タイトルにもあるように様々な植物が出てきて、その植物を採って仲良く調理するシーンが数回出てきたり、お弁当のシーンもとても印象的でした。どれも美味しそうでお腹が空いてきてしまいます。私も真似をして、雑草をとりに行き、家で調理して食べてみたいと思いました。なかなか思い描いているような充実した日々を送ることの出来ていなかった冴えない彼女が、偶然にも彼に出会い一緒に暮らすことになって、彼もまた彼女には言っていない夢を持ちながら、お互いの人生が大きく変化していく様子の見ているだけで、ドキドキしたりキュンキュンしたり、心をほっこりとさせて幸せな気持ちになる映画だと思いました。
高畑充希さんの素朴な演技と岩田剛典さんの笑顔が見ていてとても心地よかったです。実際にはありえない出会いやストーリー展開ではありますが、こんなことがあったらな〜、素敵だな〜と思いながら見るとより面白いと思います。

GANTZ / ガンツ
8

GANTZ

アニメや実写映画化もされている有名な作品ですね。作品を知らなくてもガンツスーツと呼ばれる黒くて体にピッチリ張り付いているスーツのコスプレを見た事がある方も多いのではないでしょうか。女性版はとってもセクシーなんですよね。

さて、この作品ですがとっても怖いです。とにかく人がサクサクと死にまくります。描写もかなり残酷でグロテスクなものが多いです。この手の刺激が強い作品が苦手な方は避けた方が良いと思います。しかし、この作品は謎が謎を呼ぶストーリーでどんどん引き込まれてしまうんですよね。主人公達は訳もわからず戦わされ、敵もまた訳のわからない怪物ばかりです。一体、何の為の戦いなのか?!と、次の展開が気になってしまいます。
一方、キャラクターも魅力的で悩みながら戦う主人公らの心理や人間ドラマも丁寧に描かれており読みごたえがあります。緻密な画力やセンスは圧倒的にレベルが高いです。そして作者の創造力の高さにも驚かされます。よく、こんな荒唐無稽の様でリアルでもある世界観、アクションを思いついたものだと思います。読む人を選ぶとは思いますが、刺激的でミステリアスなSF バトル物が好きな方は間違いなくハマる作品です。