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Koaraaamen5のレビュー・評価・感想

聖剣伝説3 / TRIALS of MANA / Seiken Densetsu 3
8

BGM選択や追加エピソードなど当時の記憶を鮮明に蘇らせるアクションRPG「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」

2020年にスクウェアエニックスよりNintendo Switch及びPS4等のソフトとして発売されたアクションRPGで、1995年に発売された同タイトルのリメイク作となっています。
旧作と同様6人の主人公から3人までをパーティとして選び、選んだ主人公によって展開が3通りに変化する「トライアングルストーリー」といった特徴はそのままに、最新技術で当時の面影を残しつつ、より美麗なキャラクターデザインになり、CVも付くことによって当時のユーザーが想像で補完していたシーンがより鮮明に堪能できるようになりました。また、本作はオプションでBGMを自由にリメイク版と当時の曲を選択できるので、旧作をプレイしたユーザーはより当時の記憶が鮮明に蘇るつくりになっていますね。
本作のみの特徴としてラスボスクリア後、旧作にはなかった「クラス4」にクラスチェンジできる追加エピソードが加わり、各主人公のある意味やり残した決着が描かれるのも感慨深かったですね。元が90年代のゲームという事もあり、キャラデザや台詞まわしに多少古くささを感じてしまいましたが、その辺りはご愛敬という事で(笑)。個人的には聖剣伝説は3しかやってなかった分、当時の記憶が蘇るつくりや爽快なアクション操作など、懐かしさ補正も加わってやり応え抜群に感じましたね。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild / ブレワイ / BotW
10

楽しみ方は自分次第

2021年12月27日にテレビ朝日で放送された「国民5万人がガチ投票!テレビゲーム総選挙」という好きなテレビゲームソフトを発表する番組で1位を獲得したテレビゲームです。
2017年3月に発売され、数年経った今でもランキングの上位に入るほどたくさんの人を楽しませている作品です。
ストーリーを楽しめることは当然ですが、映像もキレイで何よりも自由度が高いことが1番の特徴です。
一般的なRPGは、敵を倒してレベルを上げる、お金(ルピー)を貯めて武器を強化する、ストーリーを進めて、最後にボスを倒す。これが当たり前の流れですが、このゲームには順番がありません。チュートリアルの様な決められたストーリはありますが、それが終わればとにかく自由です。
最初のストーリーが終わると、広大なマップが解放されます。隠された祠を探して攻略するもよし、色々なところに隠れているコログを探して回るもよし、いきなりボスに挑戦するもよし、決まりがないので好きなようにプレイすることができます。
ただ、「はい、自由にどうぞ」と言われてもプレイしたことないから何から手を付けていいのか、という人も安心です。最初のストーリーから話は続いているので進めると攻略することができます。
4体の神獣を倒してボスの厄災ガノンに挑戦をぜひお楽しみください。

はたらく細胞 / Cells at Work!
9

大人も子どもも楽しめます!

清水茜さんの人気コミック、「はたらく細胞」のTVアニメです。

私たちの体の中で日々働いている細胞さんたちのお話です。
主人公の赤血球を通して、体の免疫などの仕組みを楽しみながら学ぶことができます。

生物、細胞、医療などを学ぼうとすると難しそうなイメージがありますが、擬人化された『細胞さん』たちの日常のお話なので、小さなお子さんから大人まで一緒に楽しめると思います。
例えば、11話の「熱中症」では、人が熱中症になるとどのような反応が出て、体の中がどのようになってしまうのか、治るためには何が必要で、どのような経過をたどっていくのかなどを、あまり難しくならずに大まかに知ることができます。

主人公の赤血球は酸素を体の隅々まで一生懸命に届ける運び屋ですが、ドジで方向音痴なところがあり、よく道に迷っています。
主人公をいつも助けてくれる白血球さんは、クールでかっこいいキャラクターですが、体内に侵入した最近やウイルスを見つけると人が変わったように容赦なく倒す、というちょっと癖のあるキャラクターです。
他にもかわいい子どもの血小板や殺し屋のキラー細胞、優雅で優しいお姉さんのマクロファージなど、楽しいキャラクターの登場人物たちが目白押しです。

個人的には、血小板さんたちのかわいらしさと、優しい雰囲気のマクロファージお姉さんが笑顔で敵を倒すところがツボでした。
第2期もとても楽しみです!

来る
8

アレが来る!

映画は、なんだかわからないけど、昔から父を追ってたアレにより父が死ぬ一部、シングルマザーとなった母が死ぬ2部、アレの除霊を行う3部に分かれていて、とても見やすかったです。日常シーンも多いし、そんなに怖い話でもないかなとも思いましたが、人の死にざわはひどいし、小さい子がひどい目にあうし、結構怖かったです。出てくる人も極端に悪いとかじゃないけどいけ好かない感じだったり、子育て、仕事に追われて大変な感じがよく出てたりしてよかったです。また、除霊シーンがすごくよかったと思います。キャバ嬢兼霊能者真琴ってすごくいいキャラだし、またその姉の松たか子さんがすごくよかったなと思います。それに、柴田理恵さん演じる霊能者がすごくよくて、最初、コミカルキャラかなと思ったら、次出てきた時はシリアスで、アレとの対決に見事でした。アレを払うための除霊もすごい大掛かりで、そこがよかったです。あんまりこじんまりとされると、アレって大したものじゃないのかなと思っちゃうので、今回の世界観はよかったと思います。この映画は、原作小説があるようなので、それも読んでみたいなと思いました。アレが結局なんだったのか、詳しい設定とか読んでみたいです。

マリオカート7 / マリカー7 / Mario Kart 7
10

NISCの宝庫

マリオカートシリーズの7作目にあたり、3DSで発売されたソフトである。シリーズでは初の、空を飛ぶアクションが追加された。またマシンも、カート、タイヤ、カイトの3つを組み合わせてカスタムするという新しいものだった。

タイトルにあるNISCとはNo Item Short Cutの略で、キノコなどのアイテムを使わずにダートなどを突っ切ってショートカットするというものだ。このマリオカート7でいわゆる厨カスタムとなったのは、メタルマリオ、Bダッシュ、ワイルドレッド、フラワーカイトだろう。この組み合わせはダート性能とミニターボ性能が高く、ドリフトしながらダートに突っ込み、たまったミニターボを開放するだけで簡単にNISCができてしまう。それによってさまざまなコースでたくさんのNISCルートが開拓された。簡単なものから難しいものまであり、その練習をしてタイムアタックをしているだけでずっと遊んでいられる。

それに加えて空を飛ぶ要素だ。そもそも空を飛ぶこと自体が新鮮で面白いのに加え、無理をすれば、これまで見ることができなかったところを見られたり、強引なショートカットができたりする。そして滞空中は速度の管理が難しく、気を抜いていると風にあおられて減速してしまう。とても実力の出る要素で本当に面白い。

マリオカート7はアイテムを使ったパーティレースゲーム的な一面に加え、高難易度アクションレースゲームの一面も持っていると思う。手応えのあるゲームが好きな人には本当にお勧めだ。