Bob Dylan(ボブ・ディラン)の徹底解説まとめ

アメリカのシンガーソングライター、ギタリスト。1941年5月24日生まれ。1962年のデビュー以来、多くの作品を発表し多くのアーティストに影響を与える。特に、内省的で独特の世界観を持つディランの歌詞はポップス/ロックの方向性を変えたとも言われ、同時代にデビューしたビートルズの作品にもその影響が現れている。2016年ノーベル文学賞受賞。

1963年リリース。セカンド・アルバム『The Freewheelin' Bob Dylan』収録。ピーター・ポール&マリーのバージョンが大ヒットし、作詞作曲したディランを一躍有名にした出世作。現在に到るまで世界中のアーティストに数多くカバーされ続けている。

Mr. Tambourine Man

1965年リリース。『Bringing It All Back Home』収録。現在でもライブでよく演奏される定番。ザ・バーズがデビュー・シングルとしてリリースし、全米・全英No.1の大ヒットとなる。

Like a Rolling Stone

1965年リリース。ディラン個人のフォークからエレクトリック・ロックへの転換の象徴となっただけでなく、1960年代のロックの象徴ともされる大傑作。2004年の「ローリング・ストーン誌の選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では1位に選出されている。

Knockin' On Heaven's Door

1973年、映画「ビリー・ザ・キッド」のサウンド・トラックに提供された1曲。ガンズ・アンド・ローゼスやエリク・クラプトンのカバーも有名。

代表的なアルバム

『Highwai 61 Revisited』

1. Like A Rolling Stone
2. Tombstone Blues
3. It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry
4. From A Buick 6
5. Ballad Of A Thin Man
6. Queen Jane Approximately
7. Highway 61 Revisited
8. Just Like Tom Thumb's Blues
9. Desolation Row

「Like a Rolling Stone」を収録した、1965年リリースのアルバム。フォークからロックへの転換を図るディランの旺盛な意欲を表すかのように、生きのいい、みずみずしさに溢れる名作となっている。シングル「Like a Rolling Stone」と本アルバムのヒットによって、ディランはロック・ミュージックが芸術的にも商業的にも成功を収めることできるものであることを証明した。

11分以上に及ぶ「Desoration Row」や、ジョニー・ウィンターのカヴァーも有名なタイトル曲も秀逸。

『Blonde On Blonde』

1. Rainy Day Women #12 & 35
2. Pledging My Time
3. Visions of Johanna
4. One of Us Must Know (Sooner or Later)
5. I Want You
6. Stuck Inside of Mobile with the Memphis Blues Again
7. Leopard-Skin Pill-Box Hat
8. Just Like a Woman
9. Most Likely You Go Your Way and I'll Go Mine
10. Temporary Like Achilles
11. Absolutely Sweet Marie
12. 4th Time Around
13. Obviously 5 Believers
14. Sad Eyed Lady of the Lowlands

1966年にリリースされた、ロック史上初の2枚組アルバム。最高傑作と評価されることも多い。アコースティックとエレクトリックが絶妙にマッチしたサウンドと、ディランの詩の世界が見事に融合した作品となっている。
「Rainy Day Woman #12 & 35」、「I Want You」、「Just Like a Woman」がシングルカットされ、ヒットした。

『Planet Waves』

1. On a Night Like This
2. Going, Going, Gone
3. Tough Mama
4. Hazel
5. Something There Is About You
6. Forever Young
7. Forever Young (Continued)
8. Dirge
9. You Angel You
10. Never Say Goodbye
11. Wedding Song

1974年リリース。初の全米第1位アルバム。元自身のバック・バンドであるザ・バンドがバックを務める。発売当時、人気の絶頂にあったザ・バンドの共演はファンからは熱狂をもって迎えられ、批評家からも高い評価を受けた。「Forever Young」は名演で、息子のジェイコブ・ディラン(The Wallflowersのヴォーカリスト)を想い作った曲。ジャケットの絵もディランの作品。

『Modern Times』

1. Thunder on the Mountain
2. Spirit on the Water
3. Rollin' and Tumblin'
4. When the Deal Goes Down
5. Someday Baby
6. Workingman's Blues #2
7. Beyond the Horizon
8. Nettie Moore
9. Levee's Gonna Break, The
10. Ain't Talkin'

2006年リリース。1976年の『Desire』以来、30年ぶりの全米第1位となる。全体的にゆったりとした演奏に合わせて、優しくささやくように歌うディランのスタイルは、若い頃の作品とは趣が異なるが、ジャズやブルースといったアメリカン・ルーツ・ミュージックへの愛にあふれる内容となっており、円熟味を増した歌声も聴きもの。
シングル「Someday Baby」もヒットし、本アルバムと共にグラミー賞を受賞した。

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