蛇のひと(Hebi no Hito)のネタバレ解説まとめ

2010年3月7日に「ドラマW」でテレビ放送され、同年9月25日より角川シネマ新宿ほかで1週間限定で劇場公開されたサスペンスドラマ。会社の金を横領した疑いをかけられ行方不明になっている今西。同僚の三辺が居所を探るうちに彼の意外な姿が露わになっていく。ギャラクシー賞テレビ部門2010年3月度月間賞受賞。2009年3月に受賞した『第2回WOWOWシナリオ大賞』受賞作品を三好晶子脚本で映像化した。

今西の幼少期、腹違いの兄をだましその義太夫の初舞台の出番を奪い見事な語りを見せる。
裏切られた兄は絶望し、父や母、兄弟弟子を殺してしまう。
そこへ妾だった母と幼馴染を連れて行き、刃物を持った兄と対面する。
兄は今西に恨み言を残し自分も死ぬ。
目の前で死なれても顔色一つ変えない今西に幼馴染が「おまえのせいで人が死んでいるのに平気なのか」と胸倉をつかむ。
今西は平然と「大体予想通りや」と言い放つ。
今西の、人を狂わせる能力が開花した狂気に満ちたシーン。

「夜口笛を吹くと蛇が出る」

映画の冒頭、今西の幼少期、ラストシーン、それぞれに夜口笛を吹くシーンが出てくる。
ラストシーンは三辺一人なので咎めるものはいないが、他2つのシーンでは
「夜口笛吹くと蛇が出るぞ」と、口笛を吹いた者が言われる。
今西の幼少期のシーンでは、今西の兄が「蛇は、じゃ、と読むだろう。邪悪のじゃ、だ。口笛を吹くと邪悪なものが来る、ってことだよ」と言う。
今西の「口車に乗せる」能力、うちに秘めた邪悪な心を示す「蛇(邪)」を象徴する言葉。

伏線

初めのほうに、会社で今西が取引とのトラブルを電話一本で解決する場面がある。
他の社員が皆注目する中、うまく取りまとめて拍手喝采となる。
のちの「口車に乗せる」という今西の能力の伏線となっている。

用語

義太夫

17世紀末に成立し、播磨節、嘉太夫節、小唄などを融合した、豪快華麗な曲節が特徴である。
近代においては豊竹山城少掾が芸格を広めた(山城風)。人形浄瑠璃の伴奏に、またそれを元にした歌舞伎の義太夫狂言(丸本歌舞伎)の伴奏に用いられる。
なお、浄瑠璃は義太夫節のことであるという説明が往々にして見られるが、これは誤りである。義太夫節はあくまでも浄瑠璃の一流派であって、同一のものではない。

出典: ja.wikipedia.org

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents