2014年の「GODZILLA ゴジラ」を徹底解説！ハリウッドが本気で作った怪獣映画！

かねてよりハリウッドでの製作が伝えられてきた映画『GODZILLA』
の国内公開日が、2014年7月25日に決定した。
映画製作は『ダークナイト』や『パシフィック・リム』で定評があるレジェンダリー・ピクチャーズだ。

映画の内容はいまだ明らかにされていないが、撮影はすでに終了しており、6月20日に米サンディエゴで行われた「コミコン インターナショナル サンディエゴ 2013」では、渡辺さんも登場する約2分間の特別映像が公開され、6500人のファンから歓声が上がったという。
エドワーズ監督は「これこそやりたかったこと。この作品が東宝のゴジラの一部になってほしいと思う。“これこそ本物のゴジラ映画だ”といわれるように」とコメントした。

『GODZILLA』 2014年7月25日（金）公開

ゴジラとは

1954年3月にアメリカ合衆国が、マーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験
（広島に投下された原爆の約1000倍の威力）の巻き添えになった日本の漁船
「第五福竜丸」の乗組員らが被爆した事件が大きな社会問題となった。

その後も実験は続き同年操業中の日本漁船が856隻も被爆し、全国で水揚げされた
魚もすべて破棄された。

この問題をもとに「ビキニ環礁海底に眠る恐竜が、水爆実験の影響で目を覚まし、日本を襲う」
というとてつもない企画が立てられた。
この恐怖の架空怪獣は、古代恐竜ティラノザウルスとワニのような生物を合体させ、
さらに口から放射能熱線を吐いて日本を襲うという設定にされた。

1954年（昭和29年）に公開されたモノクロの映画『ゴジラ』は、観客動員数961万人
という当時の記録を作り、その後、ハリウッドで特撮部分だけを残し追加撮影が行われ、
再編集され1956年に『Godzilla, King of the Monsters!』の題名で全米公開された。
海外版は、世界50か国で上映され400億円を売り上げた。

東宝創立30周年を記念して製作された作品でゴジラシリーズの第3作となる。
「怪獣同士の対決」という設定であのアメリカで人気のキングコングを中心に
遂にゴジラが現れる... 話題性もあり観客動員数1255万人の大記録を作る。

今も初代作に続きゴジラシリーズの中でも人気が高い作品である。

1961年に公開された映画「モスラ」をゴジラシリーズ第4作目に登場させ、
ゴジラと人類の味方として登場するモスラとの戦いを描いた作品である。
観客動員数は720万人を記録した。

「ゴジラシリーズ」の第5作、地球を侵略する宇宙怪獣キングギドラを登場させ、
最終的にはモスラに説得されたゴジラとラドンが協力して地球を守るという設定。
観客動員数は541万人。

この最強の宇宙怪獣に対し、けなげにもモスラが単独で戦おうとするシーンは涙腺が緩む。
3者が協力してギドラと戦うシーンなど

ゴジラシリーズの第8作、ゴジラがいる孤島を調査する楠見博士たちは、
そこでカマキラス、クモンガらの怪獣を発見する。
その中には、ゴジラの子どもであるミニラがいた...
観客動員数は309万人。

ゴジラシリーズ第14作目の作品であり、ゴジラ誕生20周年記念映画である。
観客動員数は133万人。

ゴジラシリーズが製作中止に

「ゴジラシリーズ」は1975年に公開された第15作目の「メカゴジラの逆襲」を最後に
製作が中止された。
マンネリ化や観客動員数の減少、莫大な製作費、また特撮ヒーロー『仮面ライダー』や
TVアニメ『マジンガーZ』などの映画が、子供たちの人気を集め「ゴジラ」は過去の
ものになった。