【ジングルベル】元気になるクリスマス音楽集【レディー・ガガ/Christmas Tree】

ここでは元気になるクリスマス音楽を集めた。世界中で歌われている定番のクリスマスソングである「ジングルベル」、讃美歌の「もろびとこぞりて」、レディー・ガガが歌う「Christmas Tree」など、どれも力づけてくれる曲ばかりだ。

◆リトル・ドラマー・ボーイ◆

The Vienna Boys Choir-The Little Drummer Boy

子供にも大人にも愛されているクリスマスソング。
貧しさに負け、生まれてきた救世主イエスに何も贈り物のできない少年が、
小さな太鼓を打ち鳴らしてその誕生を祝うという感動的な内容。
ウィーン少年合唱団が歌います。

◆あなたに楽しいクリスマスを◆

Judy Garland - Have Yourself a Merry Little Christmas

「若草の頃」という映画で、ジュディ・ガーランドの姉が幼い妹を慰めようと歌う曲。
良い曲です。

◆アヴェ・マリア◆

「アヴェ・マリア」とはラテン語で、「親愛なるマリア」とでも訳したらいいか、
とにかく聖母マリアに親しみをこめて呼びかける言葉。
(今風に言えば、「マリアたん」とでも)
カトリック教会では(東方正教会でも)、イエスの母マリアは人を超えた特別な人です。

ちなみに、マリアを「聖母」として敬うカトリック教会と違い、
プロテスタント派では、マリアの神性を認めていません。
マリアはあくまでイエスを産んだ普通の人です。
その中でもさらにユニテリアン派となると、イエスの神性さえ認めていない。

キリスト教世界はけっして一枚岩ではありません。
俗世間と変わらず、あれこれとややこしいのです。

「アヴェ・マリア」を少女歌手三人の美声で聴き比べる

Connie Talbot - Ave Maria

コニー・タルボット。
「ブリテンズ・ゴット・タレント」で一躍有名になった大物少女歌手。

Charlotte Church - Ave Maria

シャーロット・チャーチ。
断っておきますが、これは彼女の十代半ば頃の映像ですからね。今では……以下略。
ちなみに。
この動画ではかなり太めの姿に見えるけど、
それは画面の横幅が拡がった不手際なトリミングのせいで、
実際のシャーロットは顔も体格もずっとほっそりしてました。

Ave Maria - Jackie Evancho

ジャッキー・アバンコ。
「アメリカズ・ゴット・タレント」で全米を沸かせた天才少女歌手。

◆ジーザスクライスト・スーパースター◆

JESUS CHRIST SUPERSTAR ( Superstar - Carl Anderson - 1973 ) HD

アンドリュー=ロイド・ウェーバーが70年代になし遂げたロック音楽と聖書物語との融合。
その舞台ミュージカルをノーマン・ジュイソンが映画化したのがこれ。
(ただしジュイソンは舞台版のほうはまったく参考にしなかったそうで)
いろいろな意味で物議をかもした内容ですが、
いちばん由々しいのはユダ役が強烈すぎてイエス役を食っちゃってることでしょう。

◆CHRISTMAS TREE◆

Lady GaGa - "CHRISTMAS TREE" WORLD PREMIERE XMAS SONG (HQ) VIDEO FT Space Cowboy, LYRICS

なんでこんなに元気があるのかわからんレディー・ガガ。
人気ぶりも世界一で、Twitterのフォロワー数なんと1700万人超。
(それに比べ、かのバチカンのフォロワーは八万足らず)
曲も、赤ん坊のイエス様に聞かせたらひきつけ起こしそうな、すこぶる付きの賑やかさ。

◆ブルー・クリスマス◆

The Platters by Paul Roby and his ''BLUE CHRISTMAS''

恋人のいないクリスマスを嘆く歌。
いわゆる「ブルー・クリスマス症候群」の語源ともなった曲(だよね?)。
1940年代末に発表された原曲を57年にエルヴィス・プレスリーがリバイバル・ヒットさせ、
以来クリスマスソングの定番となりました。
けれども、プレスリーの歌い方ではあまりに寒々として気が滅入るので、
ここは「元気になるクリスマス」にふさわしく、ノリの良いプラターズの歌でどうぞ。

◆世の人忘るな◆

喜多郎 Kitaro - God Rest Ye Merry Gentlemen from Peace On Earth

これもクリスマスの人気曲、賛美歌第二編128番「世の人忘るな」。
でも、どんな歌かは説明しなくてよいでしょう。
もうおわかりの通り、賛美歌なんて歌詞の意味内容はだいたい同じなので。
(などと言ったら身も蓋もないけど、実際そうだから)
喜多郎による歌のない名演奏で心洗われてください。

◆Auld Lang Syne (蛍の光)◆

Christmas Party (Boney M): 16 - Auld Lang Syne

締めくくりはこれ。
「蛍の光」はスコットランド民謡だけど、欧米ではクリスマスソングとしても歌われます。
(はっきり言って、クリスマスソングなんてのは何でもアリなので)
ボニーMの活気あるコーラスでお別れです。

――――――――――――――――――

「さてと……ようやくクリスマス音楽特集、更新できた」

「え? クリスマス、もう終わっちゃったのに」

「いや、来年またあるから」

kedamaru
kedamaru
@kedamaru

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