【MAD SIN・Stray Cats】サイコビリーって何?ハロウィンに最適な音楽まとめ!【Psychobilly】
サイコビリーという音楽ジャンルをご存知でしょうか。1980年代にロカビリーから派生したもので、秋の風物詩ハロウィンにピッタリなホラーチックなサウンドが特徴です。この記事では、そんなサイコビリーな楽曲についてまとめました。どちらかというとポップな明るめの曲調のものもあれば、いかにもホラーで不気味な雰囲気を醸し出している曲も…。でも、これがクセになるんですよね。
出典: www.amazon.co.jp
テイスト
なんとも不思議な雰囲気!そこらじゅうからゾンビ、狼男、ミイラ男、ヴァンパイア、ゴーストが出てきそうな曲調!
誰もがその世界から出ることは出来ない病みつきになるジャンル【サイコビリー】【ホラービリー】である!!!
だいたいのバンドがホラーテイストが濃く、ホラーパンクと同様にホラーメイクしたり歌詞が“悪魔”とか“ゾンビ”とか“脳みそ食う”とかB級ホラー好き、魔女とか悪魔とかいう若干宗教めいてもいるが…。
PVもそれぞれ、ストーリー性芸術性に長けていて楽しめる!
その雰囲気に魅了されて、抜け出せない!
是非、ジメジメした昼夜、熱帯夜、夏祭りの夕暮れ時、ハロウィン問わず、一年中聞いて頂きたい。
「サイコビリー」という言葉自体は、1976年にリリースされたジョニー・キャッシュの"One Piece At A Time"で使われたのが初めて。この曲自体はサイコビリーに分類されないが、歌詞の中に"psychobilly Cadillac"(サイコビリー・キャデラック)という部分がある。
サウンド
ウッドベースを用い、スラップ奏法を多用した激しい演奏がサイコビリーの共通の特徴と言え、ほとんどのバンドはこの形式をとっている。(ちなみに創始者とされるMETEORSは後にエレクトリックベースを使用するようになり、The Crampsは初めからウッドベースは使用していない。)演奏の特性上、ピックアップはノイズやハウリングに強いEMGが良く使われるが、スラップ音も重視されるため別のマイクPUで指板裏から直接アタック音を拾うことが多い。しかし好みによってはピエゾタイプピックアップを使用しているアーティストもいる。
ギターは、特に初期においてはロカビリー同様グレッチなどのセミアコを使う場合が多かったが、後のメタル色やハードコア色の強いバンドはソリッドギターを使用することも多く、その幅は広い。プレイにおいてもギャロップ奏法を駆使したホットリックを弾くバンドもいれば、ほとんどパワーコードのみのバンドもいる。
現在は前述の通り、音楽的に色々なジャンルの影響を受けた様々なスタイルのバンドが存在し、これらと区別するため創成期から80年代末位までの比較的ベーシックなスタイルのものは「初期サイコ」と呼ばれている。
ファッション
ファッションにおいては、トップだけ残しサイドを刈り上げ(剃り上げ)た「サイコ刈り」「フラットトップ」と呼ばれるスタイルが特徴的。 サイコ刈りの中にも後部と中央部が刈り込まれた蹄鉄型のものや、前頭部のみを残したもの、角状のものなど多種多様である。
またバンドによっては血のりや特殊メイクを用いた〔ホラーメイク〕をしていることもある。 服装はロカビリー・パンク双方の影響が強く、テディジャケットや鋲の付いたライダースジャケット、MA-1などは定番である。しかし80年代という時代背景もありスケーターファッションもGUANA BATZなどにより一部取り入れられた。 靴もラバー・ソール、ドクター・マーチン、ゲッタグリップ等を履くスタイルが多く、パンツの裾はブーツインすることがほとんどである。 こういったスタイルの中において上記のサイコ刈りという髪型をしているものはパンクスに対してサイコスと呼ばれ区別されている。
男性の衣装は様々、レザージャケットやTシャツなど
女性に関しては、男性に近いものか、ゴスファッションが主流である。
他に、ロカビリースタイルな衣装にも関わらず装飾がゾンビや骸骨など。
ホラー要素も多彩!タイトなスカートにハイヒールがとてもかわいいです。