涅ネム(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

涅ネム(くろつち ねむ)は、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊十二番隊副隊長。同隊隊長の涅マユリによる改造魂魄計画・眠(ネムリ)によって生み出された被造死神である。主のマユリに従順で感情は見せなかったが、尸魂界に侵攻してきた見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)のペルニダとの戦闘において、自らが盾となってマユリを庇い、大脳以外すべて食い尽くされてしまった。その後、大脳を回収したマユリの手によって眠八號として幼い新個体となって復活した。

マユリが回収した大脳とこれまでの研究により、見えざる帝国との戦いから10年後に新たな眠計画の個体・眠八號が生み出されていた。年齢は幼児~小児相当である。

涅ネムの関連人物・キャラクター

涅マユリ(くろつち まゆり)

十二番隊隊長、技術開発局2代目局長を務める。マユリは自身の血液を使用し、被造死神であるネムを生み出したことからネムの父親とされている。ネムのことを道具のように扱っていたが、千年血戦篇では著しく成長したネムの姿を見て、元技術開発局・初代局長である浦原喜助の研究さえも超えたことを自画自賛し、喜ぶ姿を見せた。無から新たな魂を作るという夢は全死神の夢ではなく、マユリの夢とされている。もし被造死神が完成した際には、起きたまま夢を見ている(=夢が叶う)という皮肉から、眠計画とマユリ自身が名付けている。そして最高傑作のネムが完成し、そのネムが日々何かを学び、成長していくことで夢が叶ったマユリはずっと夢の中におり、それをネムに悟られるのが恥ずかしいため、眠七號とは呼ばず、ネムと呼ぶのではないかと、阿近の口から話されている。

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阿近(あこん)

千年血戦篇までは十二番隊第三席、技術開発局副局長を務めた。初代局長の浦原喜助が技術開発局を創設した当初からおり、マユリからはその実力を認められている。マユリの考えなどについてもよく理解していることから、マユリがネムを眠七號と呼ばない理由についてネムに問われた際も、マユリの想いも含めてネムに話している。千年血戦篇のその後が描かれた、『週刊少年ジャンプ』2021年36・37合併号掲載の特別読切『BLEACH 獄頣鳴鳴篇(ごくいめいめいへん)』では、ネムが副隊長を退いたことから、十二番隊副隊長になったことが明らかとなっていた。

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草鹿やちる(くさじし やちる)

十一番隊副隊長および女性死神協会会長を務めており、同会理事(副会長代理)のネムを非常に気に入っている。ネムも好意的に接してくれるやちるを気に入っており、アニメではやちるに褒められると赤面するシーンも見られた。

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ペルニダ・パルンカジャス

千年血戦篇で、更木剣八、涅マユリ、涅ネムと戦闘した、見えざる帝国・星十字騎士団の滅却師である。霊王の左腕であり、自身の神経を敵の体に潜り込ませて、強制的に動きを制御する能力を持つ。星十字騎士団のメンバーは、ユーハバッハから聖文字(シュリフト)と呼ばれる、A~Zのアルファベット1文字で始まる能力を与えられる。ペルニダは強制的に相手の動きを制御することから、頭文字Cの強制執行(The compulsory)の聖文字を与えられている。霊王の左腕の形をしたペルニダの五本の指のうち、切断された指は新たな左腕となって分身が作られる。神経を流し込んだ敵の情報を吸い出すこともでき、剣八の話し方や振る舞い、そしてマユリが改造した卍解の能力さえも使用した。マユリ、ネムとの戦闘ではネムを木っ端みじんにしたが、マユリの策略によって過剰に成長(細胞分裂)し続けるネムの細胞を食らい、爆発した。

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涅ネムの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「マユリ様」

生みの親である涅マユリに従順であり、マユリの発言に対する返答ではほとんど「マユリ様」とつけている。単に主従関係としての「マユリ様」という呼び方だけではなく、ネムのマユリに対する愛情のようなものも感じられる。

「申し訳ありません マユリ様」(14巻123話)、「はい マユリ様」(35巻306話)、「了解しました マユリ様」(44巻381話)、「滅相もありません マユリ様」(70巻635話)、「わかりました マユリ様」(70巻640話)、「声が大きいです マユリ様」(70巻641話)、「はい!マユリ様!(眠八號)」(74巻685話)

「その成長を マユリ様をお護りする事で お見せできると考えます」

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