タッコク!!!（漫画）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
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『タッコク!!!』とは『週刊少年サンデー超』にて連載された、福地翼による卓球を題材にした漫画作品。卓球がテーマでありながら、ラブコメやバトルの要素、さらにSF要素も組み合わせた異色のスポーツ漫画となっている。4歳の時に将来を誓い合った主人公の丸の内ガクとヒロインの珠野カコは、10年後に再会を果たす。ガクが海外を飛び回っている間に、日本では「卓球告白法」という法律が制定され、交際するには卓球で勝利する必要があった。カコと付き合う為に、ガクが卓球の腕を磨いていく物語である。
流星中学校
轟ムーコ（とどろき むーこ）
誕生日：6月5日
血液型：A型
カコの親友で、流星中学校2-Bに通う女子中学生。
クールな性格だが、友達思いでガクとカコの恋を成就させたいと影ながら応援している。普段から眼鏡をかけているが、眼鏡を外すと弱気になり泣き出してしまうという欠点がある。常識人で勘が鋭い為、作中では常にツッコミ役として活躍する。
周囲には秘密にしているが、コスプレ趣味があり、家の中ではコスプレ衣装を着て過ごしており、衣装や小物も全て手作りしている。「私のコスプレは心のコスプレ」を信条にしていて、衣装を着ることで役になりきることができる。
堂島ヒカリ（どうじま ひかり）
誕生日：10月8日
血液型：O型
流星中学校2-Bに通う関西弁の女子生徒。
帰国したばかりのガクにピンチを救われたことで一目惚れし、大阪の学校から転校してきた。父親は刑事であり、聞き込みや情報収集などの捜査技術の基本を心得ていて、リサーチ力は作中1である。
出身地である大阪では負けなしの卓球技術を持っていて、「道頓堀のイフリート」の異名を持つ程有名となっている。
細かいことは気にしない大雑把な性格でよく周りを巻き込むが、好きになった相手には積極的にアプローチをかける乙女な一面もある。隙あればガクにタッコクを申し込んでいたが、仲間の1人・ギガと一緒に行動するうちに、徐々にギガに惹かれていく。
必殺技は、ボールに超高速スピンをかけさせ、相手のラケットのラバーを溶かす程の摩擦を生む「たこ焼きボンバー」。
菅原ギガ（すがわら ぎが）
誕生日：3月25日
血液型：AB型
流星中学校2-Bに通う元不良の男子生徒。
流星中学校に転校する前は、略奪タッコクでカップルを別れさせる「別れさせ屋」の不良グループ「ネスト」のNo.2として活動していた。両親や兄弟を知らずに育った為、誰かに愛されたり誰かを大切にしたりという経験をせずに生きてきたと思い込んでいたが、ガクとの試合で自分にも仲間を想う気持ちがあることを知り改心する。その後は、ガクを愛の師匠として慕い、仲間となる。
物心ついた頃から帯電体質で、手首に付けているアースを外すと体から電気を発する「雷獣戯画（らいじゅうモード）」になる。雷獣戯画時にボールを打ち返すとボールに電気が移る為、相手の体に触れた瞬間感電させることができる。
仲間の1人・ヒカリと行動を共にする内に、惚れられるがギガ本人はその好意に気づいていない。
宮崎サチ（みやざき さち）
流星中学校2-Dに通う女子生徒。ニックネームは「サッチン」。
頭に大きな髪飾りを付けているが、教室にいてもクラスメイトや先生からほとんど気付かれない程、存在感が薄い。自分の影の薄さに悩み落ち込んでいた時にガクと知り合い、自分の存在に気づいてくれたガクに一目惚れする。
父親が物理に関係する仕事をしている為、幼い頃から物理が得意で、卓球にも物理の法則を取り入れている。タッコクでガクに敗北したものの、クラスメイト達から卓球の強さを認められ、少しづつ打ち解けていく。その後は、ガクとカコの仲を知って、2人を応援する協力者となる。
必殺技は、ボール上部の圧力を低くしてボールを急上昇させる「ベルヌーイの定理」を利用した「霧の情熱（ミストパッション）」。
織田ノブオ（おだ のぶお）
流星中学校の生徒会会長。
カコにタッコクで勝利する為に、様々な策を巡らすが全て裏目に出てしまい失敗に終わる。その後も隙を狙ってカコにタッコクを申し込むが惨敗している。
小指で眼鏡の位置を直す独特な癖がある。
杉浦コウ（すぎうら こう）
流星中学校の生徒会書記。
ノブオに付き従い、タッコクでノブオがカコに勝てるように裏工作を手伝う。
語尾に「～ッス」がつく癖がある。
社モモコ（やしろ ももこ）
流星中学校2-Eに通う女子生徒。
どんな悩みでも解決に導くと評判で、連日様々な悩みを抱える生徒達から相談を受けている。家が神社であることから、霊を自身の体に憑依させる技「口よせ」を使って悩みを解決に導いているように見せかけていたが、実際は鋭い観察力と洞察力でアドバイスしているだけである。霊感は全くなく、口よせはその観察力を隠す為の演技。困っている人を放っておけない優しい性格で、その性格を見抜いた友人・リコの勧めでイタコのふりをしていた。
イタコのふりをしているうちに、演技自体に興味を持ち、将来はハリウッド女優になるという夢を持っている。卓球の試合では巫女服を着用する。
必殺技は、袖口からペットの白ネズミをボールに見立てて打ち込む「モンモコクリ」。実際にボールを打ち込んでいる訳ではない為、反則負けとなる。
リコ
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目次 - Contents
- 『タッコク!!!』の概要
- 『タッコク!!!』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- タッコクに翻弄される学校生活
- タッコクの謹慎処分を解く卓告追試験（タッコクエスト）
- 学園AAA（トリプルエー）での生活
- 地球人対異星人
- エピローグ
- 『タッコク!!!』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 丸の内ガク（まるのうち がく）
- ヒロイン
- 珠野カコ（たまの かこ）
- 流星中学校
- 轟ムーコ（とどろき むーこ）
- 堂島ヒカリ（どうじま ひかり）
- 菅原ギガ（すがわら ぎが）
- 宮崎サチ（みやざき さち）
- 織田ノブオ（おだ のぶお）
- 杉浦コウ（すぎうら こう）
- 社モモコ（やしろ ももこ）
- リコ
- 佐々木チカ（ささき ちか）
- 学園AAA
- 龍神ミサキ（りゅうがみ みさき）
- シュヴァルツ・グロス
- ウラ・ロート
- 栗鼠中テト（りすなか てと）
- 虎堀ジョンタ（とらぼり じょんた）
- 熊田プータロー（くまだ ぷーたろー）
- 王マオ（わん まお）
- スネーク・モリス
- エックス
- 卓球追試験試験官
- アーク・陵（あーく りょう）
- 牛野サク（うしの さく）
- きまぐれ仮面（きまぐれかめん）
- 酒井出ヨシロウ（さけいで よしろう）
- ナノ・ブルックス
- 政府関係者
- 大泉洋一郎（おおいずみ よういちろう）
- 福駄（ふくだ）
- 古木来ガマヒサ（こぎらい がまひさ）
- 官田川（かんだがわ）
- ヴァイス・グロス
- プルコ
- その他
- 雲柳寺サイゾー（うんりゅうじ さいぞー）
- 浅間ニヒト（あさま にひと）
- 九条（くじょう）
- 丸の内イノ（まるのうち いの）
- チュー太郎（ちゅーたろう）
- カコの父
- カコの母
- ムーコの父
- 『タッコク!!!』の用語
- 卓球告白法（たっきゅうこくはくほう）
- 略奪卓球（りゃくだつたっきゅう）
- 卓球追試験（タッコクエスト）
- ジャッジマン
- ポストマン
- AAA計画（トリプルエープロジェクト）
- 施設
- 流星中学校（りゅうせいちゅうがっこう）
- 卓球追試験会場（タッコクエストかいじょう）
- 学園AAA（がくえんとりぷるえー）
- 卓球告白庁（たっきゅうこくはくちょう）
- チェイナ
- その他
- シャイズ
- もんもこ口よせ（もんもこくちよせ）
- メタモさん
- 未知のX（みちのえっくす）
- 『タッコク!!!』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 丸の内ガク「いつかきっと君を倒せるぐらい強くなるから。だからそれまで待っててくれる？」
- ジャッジマン「ギルティー!!!!」
- 珠野カコ「見せてあげるよガッちゃん…!!愛の力を!!!」
- 珠野カコが異星人側の選手だと判明するシーン
- 丸の内ガク「今も変わらずカコちゃんのことが大好きだ!!!だからこれからもずっと…ずっと一緒に生きてください!!!」
- 『タッコク!!!』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 本作は卓球経験者の原作者・福地翼のやってみたいことを詰め込んだ作品
- 菅原ギガとナノ・ブルックスは兄弟関係
- シバの額の傷を作ったのは付き人のウラ
- キーホルダーとして登場する『うえきの法則』『うえきの法則＋』のテンコとウール