各務原なでしこ(ゆるキャン△)とは【徹底解説・考察まとめ】

各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)とは、漫画『ゆるキャン△』の主人公の一人である。高校一年生の時、静岡から山梨に引っ越してきた。富士山を見るために本栖湖のキャンプ場を訪れ、ソロキャンプをしていたもう一人の主人公・志摩リン(しま りん)と出会い、キャンプに興味を持ち始めた。その後、学校の野外活動サークル(通称:野クル)に入部し、キャンプを楽しむようになっていく。明るく前向きな性格で、誰とでもすぐ仲良くなる。料理は食べることも作ることも好きで、キャンプご飯を工夫しながら作っている。

CV:原紗友里
ドラマ版俳優:田辺桃子

野クルをあおいと主に創設し、部長を務めている。なでしこは「あきちゃん」と呼んでいる。
明るく快活だが、勢い余って失敗をすることも。春に野クルを創設したばかりで予算が少なく、町の薪配布に参加したり、キッチンラックをテーブル代わりに使ったり、自作したアルコールストーブを調理台にするなど、工夫しながらキャンプを楽しんでいる。アルバイト代で焚き火台や、タープを購入し、野クルのキャンプで使用している。アルバイト先は酒屋で、キャンプではノンアルコールカクテルを作り友人に振る舞うこともある。

犬山あおい(いぬやま あおい)

CV:豊崎愛生
ドラマ版俳優:箭内夢菜

千明と共に野クルを立ち上げた創設メンバー。なでしこと誕生日が同じ。なでしこは「あおいちゃん」と呼んでいる。
人当たりが良く、暴走しがちななでしこと千明を抑えているが、意味のない嘘でいたずらすることもある。アルバイト先は地元のスーパーマーケットで、四尾連湖キャンプの材料を買いに行ったなでしこ達の買い物のレジ打ちをした。2年に進級する時に叔母からロードバイクをもらい、通学やキャンプにもロードバイクで行くようになった。通学中に出会った新入生の中津川メイ(なかつがわ めい)を野クルに勧誘し、2年生になってから最初のキャンプには、ロードバイクを始めたメイと一緒に自転車で参加した。

斉藤恵那(さいとう えな)

CV:高橋李依
ドラマ版俳優:志田彩良

リンの中学時代からの友人で、マイペースな自由人だが、気配りもでき、コミュニケーション能力が高い。リンとキャンプをすることはなかったが、なでしこが引っ越してきた後、野クルとも関わるようになり、クリスマスキャンプや伊豆キャンプに参加した。野クル入部を誘われるが帰宅部。「ちくわ」と名付けたチワワを飼っており、犬用のキャンプセットを買い揃えて可愛がっている。高校一年の年末年始は、なでしこと一緒に郵便局でアルバイトをした。

鳥羽美波(とば みなみ)

CV:伊藤静
ドラマ版俳優:土村芳

鳥羽美波は本栖高校の女性の教員で、担当教科は歴史。産休に入る教員の代理で本栖高校に赴任した。野クルが校庭で焚き火をしているのを注意したところ、野クルの顧問をすることになった。元々家族でのキャンプの経験があり、野クルのキャンプに同行する。
普段は落ち着いた教師として頼れる人物だが、千明のアルバイト先の酒屋で500ml缶ビール6本パックを購入し「グビ姉」と呼ばれている。なでしこは四尾連湖キャンプで泥酔した美波に出会っているが、様子が異なるため時は同一人物だと分からなかった。その後、顧問をすることになった時になでしこが同一人物だと気がつき、リンに知らせた。四尾連湖キャンプでは、美波の妹の涼子に備長炭の火熾しを助けてもらった。

各務原桜(かがみはら さくら)

CV:井上麻里奈
ドラマ版俳優:柳ゆり菜

なでしこの姉。大学生で、車を所有しており、なでしこの送迎をしている。なでしこに厳しくしていることが多いが、面倒見がよく、なでしこを心配しながらも見守っている。なでしこの蕎麦のアルバイト先を見つけて教えてあげた。なでしこも桜を慕っており、初めてのアルバイト代で、自分用のガスランプの他に寒がりの桜のためにオイルカイロをプレゼントした。
とあるバラエティ番組のファンで、リンが「原付きの旅」に興味があると知ると、DVD全巻をリンに貸している。家族の料理ブログ「cook recipe」では、「5分でできる手抜きおやつ」を投稿している。

土岐綾乃(とき あやの)

CV:黒沢ともよ
ドラマ版俳優:石井杏奈

なでしこの幼馴染で、静岡県浜松市に住んでいる。なでしこが山梨に行ってからも付き合いがあり、年始になでしこの祖母の家で再会した。年始はリンも静岡にいたので、リンはなでしこと一緒に綾乃に会いキャンプに行く約束をした。100ccの原付バイクを持っており、春先にリンと一緒に大井川ツーリングに行き、夜はなでしこと合流し3人でキャンプした。
なでしこは「あやちゃん」と呼んでいる。

各務原なでしこの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「焚き火見てるとどうしてこんなに落ちつくのかなぁ」

野クルでの初キャンプのイーストウッドキャンプ場で、ウッドキャンドルの焚き火をしながら、なでしこが「焚き火見てるとどうしてこんなに落ちつくのかなぁ」とつぶやき、あおいが「せやなぁ…」と静かに返事をした。いつもは校庭で小さな焚き火をしているが、キャンプでの焚き火の魅力を感じさせ、またなでしこたちが焚き火の魅力に引き込まれている様子がわかる場面。

「来年もたくさんキャンプしようね」

「来年もたくさんキャンプしようね」は、野クルのクリスマスキャンプに参加したリンに、夜寝る時になでしこが言ったセリフ。リンはソロキャンプを好むので、当初は野クルのキャンプに参加したがらなかったが、なでしこや恵那に誘われクリスマスキャンプに参加した。リンのソロキャンプを尊重しつつも、一緒のキャンプも楽しみたいなでしこの気持ちが現れたシーンである。

「そしたらまたみんなとキャンプ行きたくなっちゃった」

末石美佐希
末石美佐希
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