志摩リン(ゆるキャン△)とは【徹底解説・考察まとめ】

志摩リン(しま りん)とは、漫画『ゆるキャン△』の主人公の一人である。登場時は高校一年生で、中学一年生の頃に祖父からキャンプ道具をもらい冬のソロキャンプを始める。一人でのキャンプを好むが、もう一人の主人公の各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)と出会い、グループでのキャンプを行うようになった。キャンプ場には自転車で行っていたが、運転免許を取得し原付スクーターで行くようになる。ソロキャンプでは主に読書をしており、アルバイト先は書店、学校でも図書委員を務めている。

伊豆キャンプの帰り、なでしこは美波の車で先に帰宅し、リンはひとり原付スクーターで帰宅しようとしていた。自宅にいたなでしこは、リンからSNSの返信が届かなくなり心配になって、桜に頼んで桜の車で身延町の入口近くにリンを出迎えに行った。
二人はそのまま伊豆キャンプを振り返り、キャンプで良かったことを話した後、なでしこが「なんか…旅が終わっちゃうのって、やっぱり寂しいなぁ」と言い、リンが「また行けばいいんだよ、どこかに」と返す。リンも一人で原付を走らせているときに旅の終わりの寂しさを感じており、なでしこと同じ気持ちになっていた事と、旅の終わりは寂しいけれど、次の旅の始まりを感じさせるセリフである。

志摩リンの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

リンの口ぐせ「マッチポンプ」

「マッチポンプ」はリンの口ぐせである。上伊那ソロキャンプの途中、夜叉峠登山口で休憩しミルクティーを飲むリンのモノローグで、「わざわざ寒い日に出かけて凍えといて、温かい飲み物で温まる…これもマッチポンプの一種なんだろうか」とある。またその後の駒ヶ根温泉に入りながらも「寒い日にわざわざ出かけて凍えといて、温泉で温まる…マッチポンプ、マッチポンプ」とモノローグしている。大井川キャンプで吊り橋巡りをしている途中でおでんを食べた時も「おでんあったかウマぁ…これはマッチポンプだ…」と言い、一緒にいた綾乃に「マッチ…何?」と尋ねられた。

海の無し県民のリン

海を見て叫ぶリン(リンのイメージで、実際には叫ぶのを堪える)

大晦日に御前崎方面にキャンプに出かけたリンは、灯台のふもとから海を眺めたときに「ふおおおおっ!! 海だぁーーっ!!」となりそうになるのを、ぐっと堪えて、海の写真を撮る。それまでにも海の写真を50枚近くとっており、スマホのフォルダ内が海の写真だらけになっていることに気付いたリンは「これが海無し県民の性か…」と思う。
夜、野クルメンバーにSNSで大晦日ソロキャンプの写真をアップロードしたことを伝えると、なでしこから「ふおおおお!海だーっ!!て海撮りすぎだよ」とコメントされる。恵那からは「海に憧れるのは無しっこの個性なんだよ」となでしこに返答がある。普段はクールなリンだが、海に対してテンションが上がっていた。

リンは犬好き

光前寺で早太郎おみくじを買うリン

親が犬アレルギーのため飼うことができないが、リンは犬が好き。恵那の愛犬のチワワ(名前:ちくわ)を可愛がっている。麓キャンプ場では「よしよし、このカワイイ犬どもめ」と良いながら間近で写真を撮ったり、上伊那ソロキャンプでは犬を祀っている光前寺を「わんこ寺」と呼び、犬の早太郎のおみくじの可愛さに負けて購入したり、大晦日のソロキャンプも犬が祀られている磐田の見附天神へ実際に飼われている「三代目しっぺい太郎」に会うために立ち寄ることを決めたり、行動に犬が好きな様子が現れている。
また2年生になってから出会った絵真も犬が好きで図書室で犬の絵を描いているところを見て、他の犬も描いてもらい楽しんだ。

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