レイ(IVE)とは【徹底解説まとめ】

レイとは、韓国の芸能事務所STARSHIPエンターテインメントに所属するアイドルで、K-POPガールズグループ「IVE(アイブ)」で活躍するメンバーである。愛知県名古屋市出身で、本名は直井玲(なおいれい)。外国人メンバーながら、流ちょうな韓国語でラッパーを担当する。韓国語の能力が非常に高いため、あだ名は「キム・レイ」。丸い唇がチャームポイントで、韓国で裏返しにピースサインをする「ギャルピース」ブームの火付け役になるなど人気メンバーの一人である。

ペプシコーラとのコラボレーション楽曲のミュージックビデオ。何度も繰り返す軽やかなサウンドで、夏のリリースにふさわしい清涼感のある作品に仕上がっている。「心配なことはひとまず置いておいて、今を楽しもう」というメッセージが込められている。

レイ(IVE)の名言・発言

「どうせ生きるなら一生懸命生きよう」

メンバーのユジンと韓国語を勉強するレイ(6:00あたり)

K-POPアイドルになるために、15歳で単身韓国へ渡ったレイ。初めはまったくできなかった韓国語も、デビューする頃には「キム・レイ」と呼ばれるほど上達したが、デビュー後に「韓国語能力試験(TOPIK)」の4級(中級レベル)を受験した。とあるトーク番組に出演した際、TOPIK受験に関してMCから「事務所に受験を勧められたのか」と聞かれると、レイは「韓国語を勉強したくて自主的に受けた」とコメント。MCはレイの向上心に驚き、「どうしてそんなに頑張れるのか」と質問した。それに対しレイは、「どうせ生きるなら一生懸命生きようと思った」と答えてさらにMCを感心させた。

「私ユッケジャン食べたことない」

「ラーメンを食べたことがない」と言うレイ(左)と驚くリズ(右)

「IVE」の公式YouTubeコンテンツ「1,2,3 IVE 2」の第5話では、メンバーたちが念願のキャンプをしにグランピング施設へ向かう。しかしそこで始まったのは単なるキャンプではなく、6つの関門をくぐりぬけて行うサバイバル生存キャンプだった。
1つ目の関門は、それぞれ気に入った食事券をゲットし、一緒に食事をしたいメンバーとペアを作るというもの。ステーキやビビンバ、とんかつなど豪華な食事券が並ぶ中、メンバーのリズが手に取ったのはカップ麺とおにぎりセットのいわゆる外れくじだった。お互いの食事券を確認したメンバーたちは一緒に食事をしたいメンバーとペアを作るが、リズの外れくじには誰も見向きもしない。「リズが傷つくかもしれない」と考えたレイは、ただ一人リズとの食事に立候補した。
そして開かれたレイとリズの食事。韓国の代表的なカップ麺であるユッケジャンと、コンビニで買えるおにぎりが用意された。リズがレイに「ユッケジャンを食べたことがある?」と聞くと、レイは「私ユッケジャン食べたことない」と言ってリズを驚かせた。その後レイはコンビニのおにぎり食べるのも初めてだと発言し、ファンからは「レイはやっぱりお嬢様だ」と驚きのコメントが寄せられた。

「ユジンお姉さんが怒らずに何度も教えてくれた」

「キム・レイ」と呼ばれるほど韓国語が流ちょうなレイだが、細やかなニュアンスを母国語のように理解することはやはり難しい。公式YouTubeにアップされた振り付け練習動画では、数日間にわたって「Kistch」と「I AM」のダンスを練習する様子がおさめられている。振り付けの難易度が高いのはもちろん、フォーメーションや指先の形まで細かく合わせなければならない。リーダーのユジンが中心となり、何度も繰り返し練習を続けた。
練習後、レイは「実は韓国語のニュアンスがよくわからない時が多かった」と話す。しかし「ユジンお姉さんが怒らずに何度も教えてくれた」、だから「あきらめずにできました」とユジンに感謝を伝えた。

レイ(IVE)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

実家はお金持ち

高校入学と同時に韓国へ渡ったレイは、「初めはホームシックがひどかった」と話すほど家族との仲が良い。頻繁に母と電話する様子をライブ配信したり、「IVE」の公式YouTubeでは、休暇中に日本で家族と仲睦まじく過ごす動画がアップロードされている。その映像の中で、レイの言動や背景に映る実家の様子から、「レイの実家はお金持ちなのではないか」という噂がファンのなかで広がっている。
話題となったのは、2022年9月3日にYouTubeにアップされたレイのVlog。デビュー後初めて日本へ一時帰国したレイが、家族たちと楽しく余暇を過ごすという内容だった。家族で集まった夕食の場では、レイが「お姉さんが好きなものなんです」とフカヒレを紹介。また祖父からバラの花束をプレゼントされ、「我が家には花をプレゼントしあう文化がある」と話す。以前から、レイの話し言葉や所作が上品だとファンの間で話題となっていた。そのためこの映像を見てファンからは、「やっぱり育ちがいい」「家族に愛されていて素敵」といったコメントが寄せられた。

ギャルピースの火付け役

2022年に韓国で大流行した「ギャルピース」ポーズ。腕を伸ばして、手のひらを裏返してピースするポーズである。韓国でこのポーズを広めた火付け役となったのが、レイのツイートだった。
デビュー直後の2021年12月7日のツイートで、レイが楽屋の鏡に向かってギャルピースをしている。その後の「IVE」のTwitterにも、ほかのメンバーたちがギャルピースをする写真がアップされ、韓国芸能界の中でギャルピースブームが巻き起こった。レイはその後、人差し指と中指をくっつけてこめかみのあたりにつける「ヤッピーポーズ」や手をグーにして頬に近づける「コンスニポーズ」など、次々とポーズを流行らせている。

大ファンの「Red Velvet」のジョイとツーショット

ツーショットを撮るレイ(右)と「Red Velvet」のジョイ(左)

K-POPファンの間で、しばしば「成功したオタク」という表現が使われる。これは好きなアイドルや芸能人に遭遇したり、運よく接近したりできたファンのことを指し、特にアイドルがデビュー前から好きなアイドルや芸能人と交流した際に使われる言葉である。そしてレイも「成功したオタク」の一人だった。
レイがK-POPアイドルを目指すきっかけになったのは、ガールズグループ「Red Velvet(レッドベルベット)」。中でもジョイというメンバーの大ファンであるレイは、ジョイの出身校だという理由で韓国のソウル公演芸術高等学校に進学した。デビュー直後に出演したバラエティ番組では、「Red Velvet」の楽曲を1秒だけ聞いて曲名を当てるクイズに挑戦。ほかのメンバーたちがまったく見当もつかない中、レイは曲名だけでなくどのパートかまでも正解しMCを驚かせた。
その後、レイは行きつけのスタイリストを通してついに憧れのジョイと初対面。2人の親交は続き、ジョイも自身のInstagramに「天使のようなレイ」とコメントしたり、レイが描いたジョイの似顔絵を投稿したりしている。

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