野球が上手くなるための本&DVD50選【指導・食事メニューなど】

野球の魅力が書かれた本や指導書など、おすすめの本やDVD50選です。初級編、中級編、上級編とレベル別に分け、指導方法や食事法、日本や世界で活躍した選手たちの著書を紹介。サッカーやボクシングなど他のスポーツがテーマですが、野球にも応用できそうな内容が書かれた本も20冊載せています。

公認野球規則〈2015〉

多くのルール説明本の基になる本です。

注釈、例題や解説が多く入るようになり、昔に比べ理解しやすく成っていますので、
あれこれ野球ルール本を買う前に、まずは公認野球規則を手に取ってはどうでしょうか?

夏の高校野球目前、野球規則を片手に観戦するのも面白いかと思います。

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野球のルールはある程度知っているつもりでしたが
知らななかったことが意外と多く、自分の無知ぶりをよく解らせてくれた良書です。
例えば規則1.02に定められている「試合の目的」とかってご存知ですか?
このように単なるルールの羅列だけでなく、深イイ定義づけもされております。
序文の「いつやるの?」「今でしょ!」は堅苦しい本書のイメージを和ませるご愛嬌?

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日本プロ野球80年史

ベースボール・マガジン社が贈る10年に一度の伝統の一冊! 1934年、ジャイアンツの前身である「大日本東京野球倶楽部」が発足してから今年で80年! 希代のヒーローたち、忘れえぬ名場面、名勝負、激動の事件簿など、プロ野球80年のすべてを、数万点から選りすぐった秘蔵写真と記録、文章で完全網羅します。 プロ野球ファンには欠かせない豪華永久保存版、いよいよ完成!

すごい本ではあります。
基本的な構成としては、各年度(1リーグ時代を除く)セリーグ、パリーグ、それぞれ見開き1ページで各チームごとに戦いの軌跡等を掲載。続いてタイトルホルダー、トピックス等で見開き1ページ。日本シリーズで同1ページ。クライマックスシリーズ創設後は、これらの間に同じく見開き1ページが挿入されており、その他、コラムがところどころに散りばめられています。

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週間ベースボールの復刻版が5+3(選手名鑑)付き、歴史・記録ともまずまずのボリュームです。ただ10年ごとの出版なら高くても良いから映像記録を付けて欲しいですね!これを購入する人は値段より内容だと思いますから。

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おまけ その他のスポーツ本

フット×ブレインの思考法 日本のサッカーを強くする25の視点

選手、監督、育成、スカウト、クラブ経営からビジネス、科学、他競技の視点まで。各界のプロフェッショナルがサッカーを分析する。

サッカーを独自の視点から考えるテレビ東京系列サッカー番組、Foot x Brainから誕生した一冊。
番組の内容をうまく編集して文字に落とし込んだのが、今回の内容。

戦う人
支える人
育てる人
見守る人

という4つの切り口で番組を束ねて編集している。

私はこの番組が大好きで、
今まで日本のスポーツ報道になかった、
スポーツの多様性をうまく浮き彫りにして表している良質の番組だと思う。

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ここで大事な点は、サッカーがもたらしている職業選択の可能性と幅である。

栄養管理士、トレーナー、通訳、統計学も必要とされるアナリスト、クラブ運営(会計、マーケティング、法律)指導者、スポーツメーカー、関連グッズ、スポーツメディア(放送、出版、ライター、ジャーナリスト)、カメラマン、エージェント、選手マネージメント、プロモーション、スタジアム管理、ピッチの管理、旅行代理店、サッカーくじ、チケット、警備、フットサルコート運営、サッカースクールと関連事業を挙げるだけでこれだけの職種が浮かんでくる。

実はここに日本のスポーツ産業発展の可能性が眠っているのではないだろうか?
部活でただひたすら「頑張ればできる」「努力が大事」「夢は叶う」と唱え続けるのもいいのかもしれないが、
反面どこかで現実と向き合ってこれだけの可能性を部活の段階で示して、
ここに向かって「頑張る」「夢を叶える」努力をさせてもいいのではないだろうか?
努力のベクトルを変えるだけで、色々な可能性が提示できるのではないだろうか?
それによって初めて日本全国に徐々にスポーツ文化が根付いていくのではないだろうか?

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心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣

『心は鍛えるものではなく、整えるものだ。いかなる時も安定した心を備えることが、
常に力と結果を出せる秘訣だ。自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。』
日本代表キャプテンとして、チームを勝利へ導いた男の実践的メンタルコントロール術。

自分の好きなものを職業として身を立てて行くことの、素晴らしさと厳しさがよく分かる本です。スポーツ選手なんて華やかな生活を送っているに違いないと思っている人は、本書を読めば予想が外れます。まるで全身全霊をサッカーに捧げたお坊さんのような、どこまでもストイックな生き方。それらが、気負いなくさらさらと、アジア杯までのエピソードに絡めて紹介されています。文章も上手く、ユーモアもあり、説得力があります。

興味も行動も消費も「拡散」しがちな今の世の中で、どうやって「集中」を手に入れるのか。27才の青年にこのような本が書けるなんて、と感心させられました。実年齢と魂の年齢は比例しないのでしょう。すでにいい大人で特にスポーツファンでもない自分も、いろいろと考えさせられ、反省させられました。

進路や生き方に迷う若い世代を始めとして、広く読まれる価値のある本だと思います。

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夢をかなえるサッカーノート

俊輔が、16歳のときから15年にわたり書き続けているサッカーノートを初公開する。そこには人気の裏で、苦悩と闘う姿があった。特製ノート付き。

驚きました。
まずは、こんなにたくさん、実際のノートが公開されているとは。しかもカラーで。
そして、俊輔が栄光の裏でこんなにも孤独に自己と戦っていたのかという驚き。
新しい俊輔像が明らかになるとともに、今の中村俊輔の地位が確固たるものとして納得できます。
丁寧な解説で、俊輔のノートはさらに分かりやすくなっています。
俊輔のノートはすみずみまで読むことをお薦めします。あっと驚くようなことが小さな字で書かれていたりします。
読み終わった後には、ジーンと感動が残ります。

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雑誌「Number」で、スポーツ選手たちのノートの紹介があって大変興味深く、なかでも17歳から、という中村俊輔のノートが大変興味深かった。17歳と言えば高校2年生、大人になってまで残るノートはほとんどないのが普通の人だろうと思うからだ。

練習内容、毎日発見した課題、監督の言葉、自分への鼓舞。フォーメーションが図で書かれていたり、整然とした中に、はっきりと「俊輔の息遣い」が聞こえる。試合前にノートを眺めたりして、試合の予習を行うこともあるのだそうだ。ナルホド。

私は、今日あったこと、自分の課題などを書くようにしている。「明日はこういうことをしてみよう」、「こういう説明をしてみよう」という視点でノートを書くのもいい。ノートがあれば、過去の自分と出会い、取り出して、今の自分に生かすこともできる。明日の自分に活用する事だってできる。何年ものノートが蓄積されれば、数時間で何年分もの自分に出会うこともできる。

小さな目標を少しずつ、かなえる。だから、到達できる。この俊輔のノートはそんなことを教えてくれた。

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ジョコビッチの生まれ変わる食事

第二集団でもがくだけの存在だったプレーヤーは、なぜテニス界絶対王者に君臨することができたのか?
何を、どう食べたらいいのか?――人生好転・肉体改造のための設計図を自らが明かす。
「私がこの本を書こうと思ったのは、私ならあなたの肉体だけでなく人生すべてを変えられる
――それもたったの14日間で――と知っていたからだ」(ノバク・ジョコビッチ)

一介の健康本ではなく、知性に溢れた内容となっておりました。
序文から巻末の解説まで一通り読むと、政治、栄養学、健康法、医学、スポーツと一冊の本の中に「健康を通じた社会」が広がっていました。
実際の食事に関しても実はシンプルで、14日間という期間をしっかりこなせるなという印象を抱きました。
早速本日から本書に書かれている食事法、そして血液検査を実際に試したいと思います。
知的好奇心をくすぐる素晴らしい本に出会いました。

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本書を通じて感じられるのは、著者の謙虚さと、健全な懐疑主義を伴った自律心です。
自ら試行錯誤して築き上げていくノウハウは興味深く、また合間に語られる真剣勝負の様子は手に汗握り、あっと言う間に読了しました。

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進化する強さ

「挑戦することは楽しい」
彼女は常にそう語る。

2008年、12年ぶりにツアープレーヤーとして再びコートに立つことを表明する。37歳にしてプロ復帰した理由を「世界と戦うためではなく、若い選手へ刺激を与えるため」。2011年のウィンブルドンではセンターコートでビーナス・ウィリアムスと試合をし、その果敢なプレーは世界に感動を与えた。

なぜ41歳という年齢で世界のトップ選手と渡り合うことができるのか。
日々進化と続ける彼女の強さを自ら書き下ろした注目の書。

体力面では20代の頃に劣る伊達選手が、なぜ40代になった今でもトップアスリートでいられるのかが理解できる本です。

体力+精神力=パフォーマンス とすると、今の伊達選手は、体力の衰えを、20代から圧倒的に進化・多様化した精神力で補っているんだろうなと、この本を通じ感じました。夫マイク氏の存在、周りを受入れる強さ、経験、洞察力、客観力、etc、進化を続けている要素が丁寧に書かれています。不妊治療されていた事も告白しているくらい、様々な事が赤裸々に綴られています。

精神力を如何に磨き、自分の人生を充実させていくのか!?沢山のヒントを頂きました。

また、20代で世界ランクトップ10以内だった頃の、私達が知り得ない超トップの世界のシビアさ、ストイックさも書かれており、大変興味深かったです。その迫力に一人で唸ってしまいました(笑)

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クルム伊達公子。ポジティブな思考、あきらめない精神力の強さはもちろんですが、一番彼女のことをすごいと思ったのは、自分自身をよく知っていること、よく知ろうとする姿勢です。そのために、相当の努力と研究を重ねていることです。
例えば、規則正しい生活は、健康を維持するためのものでもあるが、自分の体調や精神状態の違和感をいち早く察知し、異変に気づくためのバロメーターであるという考え方に、その一端がうかがえます。
プロは無理をするのが当たり前だが、無茶はしない。その境界線の感覚を磨くために、試合の何日前に休みをとったらいいか、休みをとるパターンを変えてみるとか、試行錯誤を繰り返しながら経験値を増やしているそうです。
よい意味で執着心をもちながら、なおかつきめ細かいレベルで実践している根気強さこそ、彼女の「進化する強さ」ではないかと感じます。

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諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

副題の〜勝てないのは努力が足りないからじゃない〜というのは、決して努力しないでいいとか、そのままのあなたでいいよ、ということではありません。
世の中には努力だけではどうにもならないことがあり、それを自分で見極めて勝てないフィールドでいつまでも努力するのではなく、「何が勝ちなのか」を見誤らないことが大切だ、ということです。

人があまり認めたくない、直視したくない事実、「人間に優劣はないが、能力に優劣はある」ということ。これを認めることがむしろ気を楽にするのではないか。できないことは、どれほど努力をしてもできないのだ。つまり、できない、勝てないのは努力が足りないのではなく、そもそもできないことを無理してやっているのではないか、ということだ。

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数々、アスリート本は読んできましたが、これほどまでに現実をしっかり見据えて書いている本は始めてです。「あきらめなければ絶対夢はかなう!」的な内容がほとんどですから(メダルをとった人、もしくはその指導者)後はたとえ結果が出なくても、そのプロセスは決してこれからの人生の中でプラスなるであろうみたいな(メダルは取り損ねたが、周りが納得する結果を出した人及びその指導者)。夢をあきらめきれないがために人生を棒にふってしまうアスリートもたくさんいるとのこと。子どもにがんばれがんばれと言っていましたが、適正を見極めて自分を活かす物を見つける。自分のポジションを見つけることの大事さを知りました。がんばって結果が出なかった人には救済の一冊になるのでは。宗教本や心理学者や作家の本では見かけましたが、アスリートのあきらめ本ははじめてだと思います。

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satoharu9
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