天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜(ラノベ・漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』とは鳥羽徹によるライトノベル、およびそれを原作とするアニメ、漫画作品である。ライトノベルはGA文庫より刊行されている。ナトラ王国の摂政を務めることなったウェインは国を売ってしまって、悠々自適な隠居生活をしたいと考えていた。そのために知略をめぐらせるが、それが思わぬ波乱を呼びウェインが望んでいるのとは違った展開になってしまう悲喜こもごもを描いた作品である。

ユアン

東レベティア教の枢機卿を務める青年。フラーニャとの初対面時は身分を偽り、宣教師を名乗っていた。

その他

グレン・マーカム

CV:鈴木崚汰
ウェインの士官学校時代の学友。剛毅な性格の持ち主。ウェインだけでなくニニムやロウェルミナとも共に行動していた。

ストラング・ナノス

CV:市川蒼
ウェインの士官学校時代の友人。ウェインたちが行う悪だくみに参加していたメンバーの一人。

『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』の用語

ナトラ王国

大陸の最北に位置する国。東はアースワルド帝国、西はマーデン王国をはじめとしたレベティア教の国々に挟まれている。経済的にも軍事的にも弱小であり、何かを改善するにも資金はなく、資金を得るにも産業がないという行き詰った状態の弱小国家である。

アースワルド帝国

大陸の東側を事実上統一した国家。しかし、皇帝が後継者を指名せずに崩御したため、後継者争いで長く政争が続いてしまっている。

レベティア教

大陸で広く信仰されている宗教。特に大陸西側では影響が強い。トップである聖王を含む7人の選聖候が存在している。経典にはフラム人が悪魔の使いであると書かれており、これがフラム人迫害の原因でもある。

フラム人

白い髪と赤い髪が特徴の人種。特にレベティア教の影響が強い西側の国では強い迫害を受けている。ナトラ王国ではフラム人を手厚く保護を行っており、王族にはフラム人の側近がついている。

『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ウェイン「必要だと思うなら俺たちを好きに巻き込めばいいんじゃないか?もちろん、俺は全力で回避するが…それで俺が逃げられなかったら少しは協力することになるかもな」

士官学校時代にロウェルミナがウェインに戦いに挑むときに協力するかと尋ねたときに、ウェインは一度断りながらも言った言葉が「必要だと思うなら俺たちを好きに巻き込めばいいんじゃないか?もちろん、俺は全力で回避するが…それで俺が逃げられなかったら少しは協力することになるかもな」である。素直ではないもののロウェルミナに対するウェインの友情を感じることができる言葉である。そして、実際にロウェルミナがウェインを巻き込んだときに、ウェインは約束を守り協力することになった。

ニニム「でも、ロワってウェインのこと好きでしょ?」

ニニム(右)の指摘に動揺するロウェルミナ(左)

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@astriu5

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