巨影都市(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『巨影都市』(きょえいとし)とは、グランゼーラ開発のPlayStation 4用サバイバルアドベンチャーゲーム。バンダイナムコエンターテインメントとの共同プロデュース作品。どこにでもあるような光景が広がる現代の街「宮都県・宮都市」、主人公は待ち合わせ場所に向かっていた。その時、突然謎の巨人が二体も街中に出現し、街はパニック状態に。「巨影」による街への被害が広がる中、待ち合わせていた女性、香野ユキと共に、次々と出現する「巨影」から脱出を目指すSFサバイバル。

出典: dengekionline.com

CV: 明坂聡美
女性主人公。初期装備は黒いロングヘア、破れたOLスーツの会社員。名前やビジュアルは変更可。ユキと恋愛関係にあるような選択肢も選べ、作中ではユキとカップル呼ばわりされるシーンも。また、大人を背負って戦闘の最中走り抜けられるほどの体力の持ち主。ニュースでの表記はケンと共有である。

主要キャラクター

香野 ユキ(かの ゆき)

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CV:上田麗奈
ヒロインであり、選択で主人公との関係が友人・大切な人・恋人・よく知らない人のいずれかにビジュアル共に変わる。
少しのんびり屋だが心優しく、困っている人は放っておけない性格。選択肢次第ではレイバーを操縦することも。待ち合わせ場所で「巨影」に追われる主人公と合流。共に逃げるために行動する。条件を満たすと、髪型や服装の変更が可能。ミハルの初期衣装または所持している女性用の衣装のみである。また女性主人公の場合のみ、あるシーンで服を交換を選ぶとでユキの衣装が入手できる。

正体は思念体で山村ユキの残留思念をベースに作り上げた架空の存在である。また「巨影」を呼び寄せた元凶である。元々も待ち合わせもしておらず、偶然出会った主人公に記憶の改竄をして彼女を親しい人物と思わせていた。長い間宇宙を彷徨う中で様々な知識を得ながら旅を続けていたが、ある星系に立ち寄った際に「影」と呼ばれる存在に襲われ、地球へと追い詰められた。傷を地球で休息していたが、その間に自身を守る者が必要だった為に偶然通りかかった主人公に守るための僅かな力を与え、正体を明かすまで完全に普通の人間として振る舞っていたが、主人公を海上の小舟に転移させた、ギャオスに攫われても何事も無かったかのように戻ったり、普通の人間では到底不可能なことも行なっていた。最後は真実を明かし、主人公に別れを告げて再び宇宙へ旅立って行った。ユキもとい思念体が地球を去った事で、ユキについての記憶は主人公以外の人物からは消えていた。

大塚 秀靖(おおつか ひではる)

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CV:竹内良太
戦場記者としての経歴を持つ、Webニュースライター。
狡猾な性格で、政府や企業の不正を暴きつつそれをネタに相手を利用し揺する場面も。特ダネの為ならばと危険な状況下でも臆せず行動する。
主人公がザラブ星人に追われていた時に出会い、巨影と主人公の関係性に特ダネの可能性を感じ様々な場面で出会すことになる。
救助の見返りに大金を要求したりと高姿勢な態度が多いが、主人公達に協力したり、アドバイスや余計な事だと言いつつも銃撃から主人公達を守るなど力になってくれる場面も。
主人公と共に脱出、ユキの記憶が消えてしまい戸惑う主人公に唐揚げを渡してくれる。
エンディング後は後にベストセラーとなる「巨影ニ沈ム都市」、自らの体験談を元にした書籍を出版する。

柏木 リサ(かしわぎ りさ)

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CV: 甲斐田裕子
知性を持ち且つ能動的に行動する社会問題やサブカルチャーをメインに扱うジャーナリスト。
序盤で主人公とユキに出会い、二人に降りかかる危機からサポートしてくれる。弟を亡くしており、主人公を弟と重ねてしまうと言うことも。
実は柏木リサという名は学生時代から使用していたペンネームであり、本当の名前は神尾麗子である。
以前は両親や弟と海外で暮らし、紛争により弟が失われてからは争いがどんなに無意味かを世界に周知させることだけに注力してきた。
現在は「W&Pコンサルティング」の代表取締役であり、防衛省との取引現場を見てしまった主人公の殺害を部下に命令した張本人である。
命令後、会うたびに至る所で巨影を呼び寄せる主人公の能力に気づき、兵器として利用することに進路を変える。
終盤ではヘリコプターで脱出しようとする主人公の脚を撃ち抜き、正体と目的を明かす。柴田や武藤、W&Pの社員達と共に主人公を包囲するが、ウルトラセブンとパンドンの戦いによりビルが崩れる。全てを明かし、更に命を主人公に救われた柏木は、野望に見切りをつけヘリに搭乗することとなる。エンディング後は逮捕された。
かつては大塚とコンビを組んでいたとの事。しかしながら彼の身勝手な行動からコンビを解消し、以降大塚を軽蔑している。

藤原 徹(ふじわら とおる)

CV:志賀麻登佳
警視庁捜査第二課に所属する警部である。柴田と武藤から恐れられており、以前から力を行使する強引な捜査や容疑者を見逃す等、警視庁内でも疑問の声が上がっていた。
序盤には主人公とユキを追いかける柴田を止め、クライマックスでは独断でヘリを使い主人公達を救う。物語終了後、これまでも含めての処分がされ、懲戒免職に。しかし報道陣に対して後悔がないかのように不敵に笑うのだった。

W&Pコンサルティング

柴田 亮二(しばた りょうじ)

出典: dengekionline.com

CV:河合みのる
眼鏡のスーツの男。柴田とともに主人公を執拗に追いかける正体は「W&Pコンサルティング」の事務取締役である。
冷静沈着な性格で、非情な判断を下すことも。銃の扱いや古武術に精通しており、主人公を手刀の一撃だけで失神に追いやるほどの実力の持ち主。暗殺も手掛けたことも。
偶然主人公に防衛省の官僚との取引現場を目撃され、以降どこまでも主人公の命を狙いにくる。
終盤では、ヘリで脱出しようとする主人公を神尾やW&P社員と共に包囲するも、巨影同士の戦闘でビルごと崩壊、落下死してしまう。

武藤 克宏(むとう かつひろ)

CV: 奈良徹
柴田の部下でモヒカン刈りのような頭とざらざらした目が特徴だが、実は柴田と同じように全員が「W&Pコンサルティング」の社員だ。執拗にどんな状況でも追求し、取引シーンを目撃した主人公を追い払おうとする。性格は粗暴だが、ギャオスに襲われても無事に帰ってくるなど、非常にタフな面がある。主人公の冗談を真剣に受け止めてる抜けた一面も。元ボクサーとしてのキャリアを持ち、銃の使用に加えて、彼はパンチとキックも繰り出す。威力は1回の打撃で主人公のHPが半分近く減少するほど。ゲーム終了後、屋上から脱出しようとした主人公が神尾らに追われたが、ウルトラセブンとパンドンの戦いで建物が倒壊し、倒れて死んだ。

サブキャラクター

青木 雅司(あおき まさし)

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