幕末・侍・新選組などを題材にした時代劇漫画まとめ!『子連れ狼』など

ここでは幕末・侍・新選組などを題材にしたおすすめ時代劇漫画をまとめた。映画やドラマ化もされた伝説的作品『子連れ狼』や、アニメ化された痛快アクション『サムライチャンプルー』、オノナツメが悪党ふたりの活躍を描いた『ふたがしら』などを紹介している。

剣客商売

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剣に命を懸ける者たちの生き様がここにある

孫ほども年齢の離れた情人・おはると共に暮らす「この世の表も裏もわきまえた」洒脱な老剣客・秋山小兵衛。そして、剣客の世界を歩みだしたばかりの実直な息子・大治郎。この父子は女武芸者・佐々木三冬らとの出会いの中で何を思い、何を見出すのか…。勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負う。それが剣客として生きる者の宿命。池波正太郎の名作を完全劇画化。

名作時代小説の漫画化。台詞回しとかは結構原作に忠実。大島氏の絵がぴったりハマっており、原作よりも理解しやすく面白い。

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竹光侍

その男、血腥(ちなまぐさ)いのだそうです

江戸のかたぎ長屋に、信濃なまりの浪人・瀬能宗一郎が住みついた。隣人の少年・勘吉は侍が珍しく興味津々。だが観察してみると、この浪人が只者でない迫力を有していることが分かって。。

他の漫画では見られない作者独自の作描と瑞々しい感性によって、登場人物は紙の上で本物の生よりも生らしく振舞い。生き生きとした感情を溢れさせています。そしてそれに触れてしまったら、一気に物語の世界に引き込まれていきます。

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鬼平犯科帳

鬼の威光が悪を制する

天明七年、火付盗賊改方・御頭(長官)をつとめることになった長谷川平蔵。金箔付きの盗賊たちをお縄にしていく彼を、人々は鬼の平蔵と恐れたのであったが……。

コミック版・鬼平シリーズはコンビニでよく販売されていますが、どの巻から読んでも楽しめる内容となっています。人生の悲しみや男女の機微などをさりげなく描いており、読み進めるうち自分自身のこれまでの生き方や決断を反省させられる事も多くあります。

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さらい屋五葉

拐かしを生業とする賊「五葉」

田舎から江戸に出てきた侍・秋津政之助は、ひょんなことから誘拐組織「五葉」の頭目・弥一の用心棒をしてしまう。弥一に剣の腕を見込まれた政之助は、自らの意向とは逆に五葉の一味にされる。

オノナツメさんのマンガらしく、物語は静かに淡々と進んでいきます。小説を読んでいるよう。白と黒とのコントラストが渋い1冊です。江戸の風情や一筋縄ではいかない「五葉」の面々、彼らに関わる方々がこれまた渋い。

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ひらひら

岡田屋鉄蔵の描く江戸娯楽時代劇

田坂伝八郎は、ひょんなことから浮世絵師・歌川国芳の弟子となる。門下の絵師として頭角を現して伝八には、国芳に言えない過去があった。。

今作は結構ストレートな人情劇でした。カラッとした性格の国芳たちと、生真面目な武士・伝八の交流が、軽妙な江戸らしい言葉のやりとりで描かれています。江戸文化もよく描かれており、ただのドラマに終わらない面白さを持っていますし、作者・岡田屋鉄蔵さんの画力もなかなかのもの。

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薩摩義士伝

時代劇画の巨匠が描く凄絶な大河ドラマ

独特の武士魂が育った薩摩藩島津家。家中には上級武士と下級武士の対立が根強くのこっていたが…その薩摩藩に徳川幕府より、濃尾治水工事の命令が下った。

つい最近この漫画を知ったのだが、本当に衝撃的であった。絵は力強く激しいが、決して雑にはなっていない。怒声などを表現した素晴らしい筆文字もまた、強烈なアクセントとなっている。

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mahiru
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