RimWorld(リムワールド)のネタバレ解説まとめ

『Rimworld』とは、カナダの独立系ゲーム開発会社 Ludeon Studiosによるサンドボックス型SFコロニーシムゲーム。各入植者がそれぞれ持ったスキルやステータスを生かし、建築・栽培・医療・研究・戦闘などを指示して、衣食住を充実させながらコロニーを発展させていく。最終的にロケットを建造して惑星を脱出することがゲームの目的であるが、強制されることはなく、永続的にコロニーを運営することができるゲームとなっている。

『RimWorld』の概要

『RimWorld』とは、カナダの独立系ゲーム開発会社 Ludeon Studios が開発中のサンドボックス型SFコロニーシムゲーム。

プレイヤーは入植者と呼ばれるポーン(キャラクターの駒)に適切に仕事を割り振り、指示しコロニーを運営していく。
明確なシナリオやイベント会話シーンがあるわけではないため、コロニー内での物語はプレイヤーの想像に委ねられることとなる。
コロニーは永住することもできるが、ゲーム側で用意された目標としては宇宙船を建造し、惑星から脱出することである。

Steamにて、早期アクセスゲームとして販売されている。
海外のゲームであるためゲーム内テキストはすべて英語であるが、後のアップデートにて公式に日本語にも対応したことで日本語でのプレイが可能となった。
Steamと開発元のサイトでの合計販売数は100万本を突破しており、似たシステムの他ゲームを大きく引き離した販売数を誇っている。

PCゲームであるためMOD(ゲームのグラフィックやプログラムを改変するツール)を導入することもできる。
操作が楽になるもの、UIを変更するもの、ゲーム内の要素を加えるものや難易度を減らすものなど、MODを用いて自由にゲームをカスタマイズすることができる。

ゲームの目的

ゲームの目的は、コロニーを運営、発展させて入植者を生存させることである。
ゲーム側で用意された目標としては宇宙船を建造し惑星から脱出することで、惑星から脱出することによりエンディングテーマとスタッフロールが流れるようになっている。
しかし惑星から脱出することは一定期間内にしなければならないという期限が設定されているわけではなく、ゲームとして強制されるものではない。
そのため、宇宙船を建造せずコロニーに永住することも可能となっている。

開発側は永住というプレイスタイルについてはあまり想定していないようで、コロニー運営を長く続けていけばいくほどデータ処理が増えゲームが重くなっていくというシステム的な欠陥がある。

『RimWorld』の世界観

シナリオがないため、はっきりと提示されることはないが、入植者の生い立ち欄などからある程度の世界観をうかがうことができる。

時代は惑星間航行が可能となったはるか未来である。
RimWorldの世界には中心となる文化繁栄惑星群があったが、メカノイド(機械化アンドロイド兵器)を用いた戦争により文明が崩壊してしまう。
豊かだった惑星群はメカノイドが跋扈する荒廃したものとなってしまい、プレイヤー(が操作する入植者)は惑星群からロケットで脱出を決行する。
無事に脱出するも、目的地であった惑星に到着する前にロケットが故障してしまい、プレイヤー(が操作する入植者)は緊急用の脱出ポッドで未開の惑星に不時着するというのが、コロニーを運営し宇宙船を建造するためのバックストーリーである。

惑星間航行が比較的可能であるため、宇宙には様々な文明の宇宙船が飛び交っている。
惑星間を行き来する商人たちや旅行者、それらを狙う宙賊(海賊や山賊の宇宙版)などが宇宙を行き来している。
未開の惑星(プレイヤーがコロニーを建設する惑星)を支配下に置くため、繁栄した惑星からメカノイドが送り込まれているなど、世界観は殺伐としている。

『RimWorld』のゲームシステム

バイオーム

バイオームとは、気候による植生と動物の生態系のこと。
「温帯森林」「熱帯雨林」「砂漠」「氷海」など大きく分かれた環境の中に、「小さな丘」「山岳地帯」などの地形、平均気温、平均降水量、岩石などの地層、作物の生育期間などが細かく設定されている。
それにより、同じ「温帯森林」でもマップ内の様子がまったく異なっている。

RimWorldではSeed値(マップ生成に必要な乱数の元となる値)を設定することにより、アルゴリズムに従って惑星を自動生成する。
生成された惑星は200×150マスと非常に広大なマップを作り、その1マスごとにバイオームが細かく設定されている。
ゲームでは、生成された惑星の中でいずれかの1マスを選んで入植を開始することになる。

ストーリーテラー

ストーリーテラーとは、状況に応じたイベントをランダムで発生させるためのAIのこと。
起こるイベントは、襲撃者の襲来、資源の落下、動物の襲撃、旅行客、救助の要請、太陽フレアや日食など、様々なものが用意されており、プレイヤーに緊張や弛緩、試練や喜び、達成感を与えるものとして用意されている。
公式のRimWorldの説明に"A sci-fi colony sim driven by an intelligent AI storyteller" = "知的なAIストーリーテラーによって駆動される、sci-fi開拓シミュレーション"とある通り、「AIストーリーテラー」は、RimWorldにおいて最も重要な存在である。

平たく言えばゲームの難易度設定に当たる。
AIストーリーテラーには3人が用意されており、プレイヤー自身が選択することができる。
良いイベントも悪いイベントもバランスよく起きる設定のスタンダードな「カサンドラ」、比較的小さな驚異しかもたらさずコロニー運営能力が試される「フェーベ」、完全にランダムでイベントを起こす「ランディ」の3つのストーリーテラーがいる。
このうち1人を選び、イベントの発生頻度にあたる「フリープレイ」「挑戦」「過激」などの難易度段階を設定することで、最終的なゲームの難易度が決定する。

MODによりプレーヤーが作り上げたストーリーテラーを適用してゲームをプレイすることも可能。

これらのストーリーテラーはゲーム中にポーズメニューのオプションの脚本家の設定から変更可能。

入植者

スキル

入植者には名前や生い立ちの他、スキルのレベルが設定されている。
このスキルは固定ではなく、入植者自身が行った行動によって経験値が増加していき、最大20まで成長する。

銃を扱う「射撃」、近接戦闘を行う「格闘」、コロニーに必要な様々なものを製造する「工芸」など、様々な要素に対してパラメータが設定されており、このパラメータの違いによって入植者に個性があらわれる。
このスキルには「情熱」というアイコンが設定されている場合もあり、「情熱」を持っているパラメータに関する作業はスキルのレベルが伸びやすい。
たとえば、コロニーに必要な様々なものを製造する「工芸」スキルに「情熱」を持っていた場合、アイテムの生産をすることで「工芸」スキルの経験値が多く手に入る。

後述の性格や特性によって従事できない作業もある。その場合は経験値が入らず、レベルも0のままとなる。

才能・性格

入植者の才能や性格を示す項目。
作業速度が上がる「勤労者」や、昼夜逆転し夜中に活動する「よたか」、精神的に不安定な「いくじなし」など、入植者の個性を決める要素。
一般的な特性とは違い、メリットだけの性格もあればデメリットしかないものもある。

「ドラッグ常用者」と「ドラッグ嫌い」など相反するものもあり、それらを持つ入植者は喧嘩を引き起こし、殴り合い(最悪どちらかを殺害)が発生する。
そのため、入植希望者だからといって誰でもコロニーに加入させていいわけではなく、現在住んでいる入植者との相性も考えなければならない。

健康

Rimworldに存在する全ての生物(メカノイドも含む)には通常のHPとは別に、身体の部位それぞれにHPが設定されている。
部位HPが0になると、それはすなわち機能不全を意味し、その部位の機能が失われる。腕のHPが0になった場合、腕が欠損し片腕となり、腕の持つ機能(作業速度や正確性など)が失われる。
もし胴体や頭など、失うと致命的な部位のHPが0となった場合は死に至る。

入植者データの健康欄は身体部位のHPのデータを記録し表示する欄である。
「右指ー欠損」などと表示され、どの部位が欠損、あるいは負傷しているかが表示される。

欠損した部位については移植手術によって義肢や人工臓器などを取り付けることができ、失った機能を取り戻すことができる。
ただし手術を執り行う入植者の医学スキルによっては、医療ミスによって逆に欠損部位を増やしてしまったり(人工腎臓の移植に失敗して胃を失うなど)、最悪死に至らしめてしまう場合もある。

心情システム

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