もぐささん(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『もぐささん』とは、栃木県出身の漫画家・大竹利朋が2013年12月19日から2014年2月13日まで『となりのヤングジャンプ』(集英社)にて、連載していたフードラブコメディ作品。ある日、主人公の小口虎雄は“普段は大人しい女の子“という印象しかないクラスメイト・百草みのりの大食いを目撃してしまう。その後、学校でも異常な食い意地と食欲を周りに隠しながらも、食の魅力に負け、幸せそうに食べるみのりを知っていく。美味しそうな料理と食い意地が張っているみのりの可愛さに心惹かれていく漫画となっている。

仏和辞典などの分厚い辞書にお弁当が隠してあるもの。

スペシャル弁当

みのりの大好物の一つでもある、みのりの母・まい子がたまに作るお弁当。中にはみのりが好きな具が入った「みのりまき」が入っている。「みのりまき」は円錐のような形をしており、少しでもみのりが多くお米を食べられるように、とまい子の優しさから生まれた形。またお弁当の中の間仕切りには白い豚肉を貼り付け、お弁当箱の色と馴染ませて誤魔化すことでみのりがさりげなくお肉を食べられるようにしている。

つむぎ屋工房「大納言小豆あんぱん」

隣町にある名店。その道50年の店主がこだわり抜いた食材で、手間暇かけて作っている1日30個限定のあんぱん。運動会の障害物競走ペアで小口とみのりが出場し、最後の障害物として登場した。レースもぶっちぎりで1位だったが、あんぱんのあまりの美味しさにその場に座ってゆっくりと味わい始めたため、結果は惨敗となった。

ふわり天使堂「シフォンケーキ」

文化祭でみのり達のクラスがカフェを出し物としてすることになった際に担任・香山が仕入れてきたシフォンケーキ。みのりも大好きなチョコシフォンケーキはチョコの甘さとちょっとしたホロ苦さがベストマッチした逸品。

パン屋「るろパン」

移動販売のみで購入が難しいとされている流浪のパン屋。遅刻しそうな朝、走りながらみのりは100メートルで1斤のペースで食べ、最終的には3斤食べ切っていた。

その他

『コマクマ』

うみも大好きな子供向けの人気アニメ。少年「コマ太」とくまの「クマ太」の日常ストーリー。「クマ太」は「I ❤︎ シャケ」というTシャツを着ている。

フォークリング

第7巻56話に登場した指輪型のフォークリング。右手薬指に装着し、唐揚げなど食べたいものを刺す。それからペンを持つように手を構えれば唐揚げが手の内側に入り、外からは完全に見えなくなる。そして考えるふりをして口元に手を当てることで少しずつ食べられるとっておきの「ステルス食い」アイテム。新聞部で噂好きの雨宮たまこに監視され、大食いがバレそうになった授業中はこれで乗り切った。

グルメサークル「くいしんぼう」

みのりが所属している大学のサークル。幹事長の神下のモットーでもある「食は冒険」をテーマに、日々新しい味を求めることを目的としている。

『もぐささん』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

小口に授業中の「ステルス食い」を見られてしまったみのり

百草みのり「ブバっばばばばばばばばばばば、ばれてたの!?プレッツェル…」

小口食堂でみのりが大食いする姿を見た翌日、小口は授業中にみのりの「ステルス食い」を目撃する。今までも誰にも「ステルス食い」を見破られたことがないみのりは、授業中にプレッツェルを食べていたことを指摘され、激しく動揺する。大人しくて控えめなみのりの、新しい一面が見えたシーンである。

百草みのり「意地汚いぶたですっ!!」

百草みのり「意地汚いぶたですっ!!」
小口に食い意地を張ったところを見られてしまい、恥ずかしさから自分を豚だと卑下する百草みのり。その後も度々、食い意地を指摘されると必ずといっていいほど自分を「豚」と卑下している。

小口虎雄「1個じゃないッ!!3個指の間に隠し持ってる!!!」

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