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wroul8のレビュー・評価・感想

ちいかわ / なんか小さくてかわいいやつ
10

頑張れと心の底から叫びたくなる第150話・第151話

頑張れと心の底から叫びたくなる第150話・第151話について。
まずは第150話「パジャマパーティズ7」。
鳥の化け物にさらわれたパジャマパーティズのメンバーに代わって、チームセンターの緑と、歌とダンスの練習をしていたちいかわ、ハチワレ、うさぎ。じゃがいもまつりのステージで本番を迎えるも、ちいかわが本番に弱く、緊張しすぎて失敗してしまった。緊張で振付を忘れたちいかわと、ちいかわとぶつかって巻き込まれて一緒に倒れたハチワレを、緑は責めなかった。「はあ?」が口癖のうさぎも露骨に不機嫌な態度を見せず、2匹を責めなかった。観客の中にも、肩を落としてステージをはけていくちいかわたちに拍手を送る優しいモブキャラもいた。
ちいかわたちの暮らす世界は怪異との残酷な戦いが幾度もあるけれど、失敗しても誰も責めない優しさも溢れている世界なのが心にしみた。

次に第151話「パジャマパーティズ8」について、
寝床についた状態で、失敗を思い出して忸怩たる思いになるちいかわとハチワレに、メンバーの無事を祈りながら涙を流して深夜の森で捜索をする緑の子。それぞれの悲しみに、ぎゅっと心を握りつぶされた。
後日に失敗して、緊張と恐怖の記憶がフラッシュバックしても、諦めずにダンスを練習して成功を目指そうとするちいかわがとても尊かった。

サクラ大戦 / Sakura Wars / Sakura Taisen
8

原作と違うけれどもハマるアニメ

サクラ大戦って何?という方も「走れ~高速の~帝国華撃団〜♪」という曲のフレーズはCM等でなぜかご存知ではないでしょうか。あの曲はずっと耳に残りますよね。そんな色褪せない曲が主題歌の、恋愛ゲーム原作のアニメ作品です。
主人公・真宮寺さくらが所属する「帝国歌劇団」は、通常は演劇やミュージカル等で人々に感動を与えるのが仕事ですが、帝都・東京に降魔と呼ばれるモンスターが攻め込んできた際には、「帝国華撃団」としてロボット・光武に乗り込み悪を斬る!という裏の顔もあります。
そんな帝国華撃団のメンバーは、ゲーム版では舞台と戦いには絶対に手を抜かない、ケンカをすることがあっても、なんだかんだみんな仲良し!という感じでしたが、アニメ版はとにかく終始雰囲気が暗いです。
ドジっ子属性が仇となってメンバーに馴染めないさくら。高飛車を通り越して常にピリピリした雰囲気のすみれ。帝国華撃団のマスコットのはずが暗い女の子になってしまったアイリス…等、登場人物それぞれに重い過去は設定されていますが、それでもかなりシリアスな展開が続きます。
そんな雰囲気ですが、後半の盛り上がりが凄まじく、ゲーム版では成しえなかったif展開もあり、個人的にはかなり好きなアニメです。

テイルズ オブ アライズ / Tales of Arise
8

初心者でもおすすめ!「テイルズオブアライズ」をプレイしてみた。(ネタバレなし)

2021年9月9日、約5年ぶりにテイルズオブシリーズから新作「テイルズオブアライズ」(PS4、PS5、steamなど)が発売。筆者も実際に50時間くらいプレイしましたが、今までのテイルズオブシリーズの要素を継承しつつ、新しい要素も盛り込まれていて非常に楽しめました。

とはいえ、「テイルズオブシリーズをやったことがないけど、そんな人がやっても大丈夫かな?」と不安に思う人もいるかもしれません。

この記事では、ネタバレなしで筆者がプレイして良かったところ、気になったところを紹介していきます。よかったら参考にしてみて下さい。

良かったところ
・王道なストーリー
序盤は悪を討ち、世界を救うという王道な感じですが、後半は伏線を回収したりと謎が一気に解けて気持ち良かったです。クリアしたときは喪失感はあったものの、素直に面白かったなと思えました。

・個性的なキャラクター
各パーティーメンバーのキャラクターもそれぞれ違う過去を持っています。序盤は事情でお互い嫌悪感を抱いているキャラもいましたが、ある出来事がきっかけでだんだんと打ち解けるようになり、安心しました。全員が大人の対応をしているということもあり、特定のキャラにヘイトが集まるということはありませんでした。

・綺麗なグラフィック
リアルで綺麗ななグラフィックで、没入感を得ることができます。特に、水の描写が綺麗だと感じました。主要キャラの表情もいろいろあって、見ていて飽きませんでした。

・爽快な戦闘
簡単な操作で、敵にコンボを繋げられます。操作がアクションよりに洗練された印象でした。また、仲間と連携して放つ「ブーストアタック」も爽快。決まると、とても気持ちいいものです。

気になったところ
・ダンジョンが単純
テイルズオブシリーズのファンからすると、物足りないかも?ゲーム初心者にはちょうどいい難易度かもしれません。

・アニメ作画が微妙
前作の「テイルズオブベルセリア」と比べると、アニメ作画のレベルが落ちてしまった印象を受けました。(ちなみに制作会社は前作と変わっていません。)とくに、ヒロインのシオンがあまりかわいく見えないです……。もう少し丁寧に描いて頂きたかってですね。

総評
約5年ぶりの新作ということもあり、とても気合いをいれて制作されたのだなと感じました。(ストーリー、キャラ、グラフィック、など)戦闘は慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、物にすれば爽快感を得られます。テイルズオブシリーズのファンはもちろん、今作が初めてだという人も楽しめる作品に。(2021/11/16時点で)体験版も配信しているので、試しにプレイしてみてください。気に入ったら、製品版も是非。やみつきになりますよ。