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uya0のレビュー・評価・感想

NCT / エヌシーティー
8

やっと時代が彼らに追いついてきた!多国籍ボーイズグループ

Neo Culture Technology(ネオカルチャーテクノロジー)、通称「NCT」。
2016年に結成された彼らは、9つの国と地域から集まった言葉や文化の違う同世代の男子であり、彼らの起こす化学反応は視聴者たちを釘付けにしてきた。
メンバーの数に制限がないことをコンセプトとしていて、メンバーは今もまだ増え続けている。メンバーの共通言語は韓国語であり、韓国籍でなくとも韓国語を流暢に話すメンバーもいれば、まだ勉強中で初々しいメンバーもいる。

現在NCTは総勢23名。この中で大きくグループが4つ存在する。1番多国籍で日本人も参加している「NCT127」、年齢が若いメンバーだけで構成された「NCTDREAM」、中国を拠点に活動する「WayV」、そして参加メンバーが各グループからランダムに選ばれて、その時だけ活動するスペシャルユニットの「NCTU」の4つがある。
またこれらのグループを2つ3つ掛け持ちしているメンバーもいて、かなり複雑である。そう、NCTというのはこれら4つのグループの総称なのだ。

彼らは総勢23人もいるため、関わりがあまりないメンバー同士も少なくない。そのようなあまり仲良しでない関係を韓国では「オサズ」と呼ぶ。「NCTU」としてたまたま一緒に活動することになった時など、ファンはオサズの関係に注目し、彼らの言動にハートを掴まれてしまう。今後のNCTにも注目必須である。

back number / バックナンバー
8

back numberの経歴・魅力まとめ

「back number」(バックナンバー)は2004年に結成された日本のスリーピースロックバンド。ボーカルの清水依与吏を中心に結成され、2009年にインディーズデビュー、2011年にメジャーデビューを果たす。自身初のベストアルバム『アンコール』は80万枚を超える大ヒットを記録した。
バンド名は、清水依与吏が付き合っていた女性にフラれ「彼女にとって自分はback number(型遅れ)だから」という意味で、彼によって命名された。

楽曲は恋愛をモチーフにしたものが多く、リスナーに寄り添う恋の切なさを歌った歌詞が沢山の共感を集めている。清水のキーの高い伸びやかな声が心に響き、歌の世界の情景をより鮮やかに映し出してくれる。歌詞は女性目線のものもあり、恋愛ドラマのタイアップに多く採用されているので、若い女性から特に支持されている。
代表曲は東日本「JR SKISKI」のCMに起用された、どんな時も君を思い浮かべてしまうという甘く切ない片思いを描いた「ヒロイン」、ポップなメロディーとコミカルな歌詞がマッチするライブの定番曲「高嶺の花子さん」、恋の終わりを迎え、それでも相手の幸せを願い強がる女性の目線で歌う「ハッピーエンド」などがある。

2022年4月より「back number SCENT OF HUMOR TOUR 2022」が開催されている。全国12か所・25公演。

神様はじめました / 神はじ / Kamisama Kiss
10

もう一度読み直したいと思う名作

「いい話だったな」と思う作品は数あれど、もう1度読み直したいと思う作品はなかなかない中、こちらは自分の中でベスト5に入る。

最初は「人間と妖怪の恋物語」という王道設定にたかをくくっていた。ひょんなことから妖怪と接点を持って恋に落ちるというのはよくある話だが、そこにタイムリープが加わり、「実は500年越しの純愛だった!」という感動ストーリー。
気付くと続きが読みたくてたまらなくなるほどストーリーが練られていて、何よりたくさん伏線が散りばめられている。伏線に気付くと読み直したい衝動に駆られるの繰り返しで、でも決して小難しい話ではないため、嫌な気分にはならず楽しく読み進められる。
タイムリープものが好きな方にとてもハマる作品である。

登場するキャラクターも皆魅力的で、敵と思われる相手にも事情があったり理解できるところがあり、最初は嫌いでも後々応援したくなる複雑な気持ちにさせてくれる展開は素晴らしい。それだけ感情移入ができるストーリー展開になっているということだ。

また主人公の女の子は、自ら道を切り開いていくところが印象的で、読者としても勇気がもらえるキャラクターである。
「人間だから」「妖怪だから」と区別せず、誰にでも優しく手を差し伸べる主人公の暖かい心がじんわり伝わる漫画となっている。
最後には登場したほとんどのキャラクターが主人公を祝福するのだが、「色々あったなぁ」と感慨深くなって思わず涙が出そうになる終わり方で、名残惜しさが募る作品だ。

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series
10

人生が変わる

ジョジョを見ると面白くて続きが気になり、次の話へ進むというコマンドを押す手が止まらなくなります。正直、ジョジョを見る前は、ジョジョ特有の作画に、うーんっと思っており、手が出せませんでした。しかし、アニメをみて、ハマってしまうと、その特有な作画がとてもかっこよく見えて、沼にハマってしまいます。そして、世代がどんどん交代していき、話が繋がっていくという、途中から見ても、初めから見たくなる!!という気持ちになるでしょう。ジョジョのここがすごい!っていうのを何個か書きましょう。

【ジョジョのここがすごい!1つ目】
ストーリーが凄い。先程も言ったように、世代が変わりそれでも繋がっていくストーリーに圧倒されます。また、各部でも、こうなるのか!など、怒涛のどんでん返しがすごいです。あと、躊躇なくキャラを殺すところが作者さん凄いなと思います。

【ジョジョのここがすごい!2つ目】
キャラクターがそれぞれ個性的。ジョジョと言えば、独特な世界観と言っても過言ではないですね。1人1人が姿もそうですが、話し方・性格もそれぞれ立っていて、敵でも少ししか出てこない脇役でも、好きになれるようなキャラをしています。全てのキャラを愛せるようにできてるジョジョはすごいです。

グー・グー・ドールズ / Goo Goo Dolls
10

アメリカン・ロックの良心。進化を続ける素晴らしい音楽性

グー・グー・ドールズはアメリカン・ロックの良心と言われるロックバンド。
1986年にニューヨーク州バッファローで結成されました。
ボーカル兼ギタリストのジョン・レズニックと、ベーシストのロビー・テイキャックの二人がオリジナルメンバーです。1995年から2013年まではドラムのマイク・マリニンが参加し、三人体制に。このスタイルが一番よく知られているのではないかと思います。
バンド名となったグー・グー・ドールズというのは、押すと音が鳴る子供の遊ぶおもちゃのことなのですが、なんとなくつけてしまったこの名前で、こんなに長く活躍することになるとは思っていなかったとメンバーは苦笑しています。そんなバンド名とは裏腹に、グー・グー・ドールズの楽曲はミュージシャンやアーティストから好まれ、音楽性が高いことが特徴。
それでいて、一般のリスナーが聴いても感動できる良曲がたくさんあります。
代表的なヒット曲はやはり1998年のアルバム『Dizzy Up The Girl』に収録されている「Iris」でしょう。
映画『シティ・オブ・エンジェル』の主題歌となり、爆発的にヒット。この映画のサウンドトラックは「Iris」以外の曲も良い曲が多く、名盤です。
ライブツアーでの「Iris」の演奏時は、観客との大合唱になっています。
映画のサウンドトラックとしては、2007年に『トランスフォーマー』のために書き下ろされた「Before It's Too Late」も名曲です。
ジョン曰く、映画のための曲は作りやすいらしく、好んでやっているようです。
こちらはベスト盤『Greatest Hits, Vol. 1: The Singles』に収録されており、他の曲も素晴らしいので是非聴いてみてください。
2013年のアルバム『Magnetic』からは作風が少し変わり、それまでにあったセンチメンタルな雰囲気が消え、力強く開放的なサウンドとなっています。
そして2016年の『Boxes』では、グー・グー・ドールズが覚醒したと言われるほどに新しいサウンドを手に入れてます。
ジョンの長年のアルコール依存症も治ったようでなによりです。
2019年にはロックというジャンルから飛び出したアルバム『Miracle Pill』をリリース。ロックバンド特有の重さが少なくなった代わりに、カラフルな楽しいサウンドに彩られている印象です。
ジャンルの枠組みから自由になったからこそ、ソングライティングの能力の高さがより感じられました。