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mizsan3のレビュー・評価・感想

ドラえもん / Doraemon
8

キャンプが最高

「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」は最初のキャンプのところが最強です。私も海の底キャンプがしたいと思いました。大人になってから見ると、きちんとしていて、海の深い深い底は太陽光なんて届かないから真っ暗だし、魚もいないです。そこをドラえもんの道具で楽しいキャンプ地にするところがすごく良いです。しずかちゃんじゃないけど、すごく綺麗で、ありがとう、ドラちゃんって感じでした。
トイレの仕方もまず水を出さないととか結構しっかり作ってるなって思いました。あと、適応光の効力が24時間だなんて、そんなの最初に言っとけよと思いました。そこはもう失敗したらダメじゃないですか。そこはきちんとしてくださいと思いました。それを知っていれば、スネ夫らも無茶はしなかっただろうに。その場面はなかなか怖くて、子供なら泣いちゃうかもです。
あと、バギーちゃんが最高です。しずかちゃんにだけ優しいところとか皮肉屋なところとか愛すべきキャラでした。しずかちゃんに優しいのは、しずかちゃんが可愛いからってだけでなく、しずかちゃんが優しいからだと思います。やっぱり、ちょっとポンコツだし、あまり優しくされてこなかったのでしょう。しずかちゃんには、人を見下すところが無いというか、いい子だなと思いました。
地下や天空、いろんなところに国があるという世界観のドラえもんのなかで、海の中というのも、アトランティスの伝説とかもありますし、一番しっくりくる話でした。

風の谷のナウシカ / Nausicaä of the Valley of the Wind
10

映画の不思議な世界の虜に

日本を代表するアニメーション映画監督である宮崎駿監督の数々の作品の先駆け的な作品として、その活躍初期に発表された作品です。アニメーションで表現された独特の世界観に衝撃を受け、この映画の虜になる人が続出し、時代を超えて愛され続ける珠玉の名作です。

主人公のナウシカは風の谷という国の王の娘として生まれました。地上は腐海と呼ばれる森に覆われつつあり、その腐海の中では人間は生きられず、蟲達が生息しています。蟲達は人間より遥かに巨大な体を持ち、その生態系を壊そうとするものに容赦なく襲いかかるので、人々は蟲や腐海を恐れていましたが、ナウシカだけは蟲と心を通わせようと試み、腐海の生まれた理由を探ろうと研究します。しかしそこに外国からの侵略が始まったことにより、ナウシカは旅立たざるを得なくなります。そして人々と自然の生き物達を救う戦いが始まるのです。

ナウシカには自然を慈しみ親しむ優しい母性のような一面と、勇敢に進んでいく戦士のような一面があり、その二面性が魅力的なヒロインにしています。自然界からも人々からも親しまれる不思議な力を持つナウシカは、自然と人間の仲介者のような存在でもあり、自然と人間が共存していくことを映画の中で訴えています。

また、原作のコミックではこの映画よりも更にストーリーが進み、哲学的なテーマに挑んでいます。より深い世界に没頭することができる原作の方もオススメです。

緋弾のアリア
10

緋弾のアリア

これはラノベを基にしたアニメです。このアニメは1話から急展開で、まず『遠山キンジ』という男性がバスに遅れてしまい、仕方なく自転車で学校に登校するところから話は始まります。遠山キンジの自転車には爆弾が仕掛けられており、その自転車が減速したり、怪しい行動をすると即爆発する仕組みになっていました。万事休すかと思っていたその時、パラシュートで颯爽と駆け付けたのが、『アリア』です。そこから始まる、アクションラブコメディアニメは、必見です。

シャドーハウス
7

影との交流を描いた異色作

ちょっと変わった漫画をご紹介致します。
不思議な洋館「シャドーハウス」、ここは貴族の真似事をする顔のない一族「シャドー」と、それに仕え「顔」役を務める「生き人形」たちが暮らしています。
生き人形の少女・エミリコは顔のない主・ケイトの役に立とうと頑張ってお世話をします。子供のシャドーは部屋から出ることが禁じられていましたが、エミリコは大掃除を通じて他の生き人形と交流を持ち、ケイトから多くのことを教わって成長し困難を乗り越えます。
そして、エミリコの前向きな明るさは、ケイトをはじめとして、かかわった人々を少しずつ変化させていくのです。

様々な試練を乗り越え、エミリコとケイトは無事「お披露目」を突破、一人前のシャドーとして扱われるようになります。
不可思議な関係性で結ばれた二人の少女が、西洋風の屋敷の中で暮らしながら真相を解明していき、やがてその館の支配者に対抗していきます。
ほのぼのとした生活の中に、少し不穏な要素のあるストーリーが展開していきます。ホラーやサスペンス、友情物語やスリラー・コメディ要素も含むため、一言では表し難い作風です。天真爛漫で周囲に明るい影響を与えるエミリコと控え目で冷静なシャドーのケイト。シルエットは同じでも中身は正反対の二人が織りなすストーリーから目が離せません。