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go-1112209423236976333262のレビュー・評価・感想

アルテ
9

16世記の男尊女卑の世界で、画家を目指すお嬢様

女性はまともな生活をしたければ、男性に気に入られるしかない。
そんな社会で貴族家に生まれた15歳のヒロイン・アルテは絵を描くのが大好きでしたが、そんなアルテを応援してくれる父が急逝し、もともとアルテが絵にのめり込むことを好ましく思っていなかった母は彼女が描いた絵を焼き払ってしまいます。

画家になるには工房に弟子入りするしかない時代で、アルテは知っている工房全てを訪問しますが絵を見てもらうことすらなく門前払い。
どうして話も聞いてもらえないのかを問うアルテに突きつけられた言葉は「お前が女だからだよ」。

多くの人であれば、ここで心が折れて悲しみに暮れそうなものですが、このヒロインは「悲劇のヒロイン」ではなく、その場でこの時代の女性の象徴でもある長い髪を切り落とし「だったら女を捨ててやるわよ!」と啖呵を切ります。
あまつさえ、それでも足りないならとあわや胸まで切り落としそうになったところで、一人で工房を営むレオの無理難題をこなし弟子入りすることに。

この序盤のあらすじがこの作品の最大にして圧倒的な魅力です。
誰でも心折れるような環境の中、ひどい差別を受けながらもその姿勢と実力で徐々に周囲の信用を得ていく。
性別を超越した、しかし強く魅力的な女性であるアルテの姿は読む人に憧れと勇気を与えます。

銀魂 / Gintama
9

充実した時間を過ごせます

ジャンプ漫画です。漫画からアニメ、実写映画まであります。話数が多く読みごたえがあります。読むごとにどんどん面白くなり、話数が多いことに喜びを感じます。歴史に出てくる人たちの名前から登場人物の名前を取っていて、斬新で面白い作品です。
コメディ要素が多いですが、シリアスな回もあります。全体を通して、キャラが協力し、切磋琢磨することで、成長しているのを感じ取れます。どのキャラが好きか1つ選ぶことが難しいほど、どのキャラも素敵で大好きになります。コメディ回では笑わされます。しかし、そのコメディ回とは裏腹にシリアス回では大変感動させられます。コメディ回とシリアス回が繰り返すわけですが、どちらも最高です。
また時代背景が、江戸時代のようなのに、天人といういわゆる宇宙人が地球にやってきている設定で、背景設定から素晴らしいです。登場人物は着物を着ている人が多く、そこもおすすめなポイントです。ぶっ飛んだキャラが多いですが、そこも愛らしく、そんなキャラたちが成長する様子を見て感じるものがあります。
漫画、アニメをあまり見ない方でも大好きになると思います。コメディ回は力をもらいます。落ち込んでいる方には特にお勧めです。読んで損はないかと思い一話からで1話からでも是非読んでみてください。

リアル鬼ごっこ5
5

3部作の集大成!その後がもっと知りたくなる作品でした。

B型のみが狙われるリアル鬼ごっこ3~5のラストになる作品です。
「もうすぐ日本の血液型は3つだけになります。」という、完全に追い込まれた感のあるキャッチコピーで始まる今作。リアル鬼ごっこ初の製薬会社に務める社会人で、ドンくさい上になよなよした新入社員・草野大地の務める会社が突如、B型ばかりを狙ったリアル鬼ごっこのエリアとなってしまったことから始まります。
大地の憧れの先輩・月野希を守るためにA型ながらも自らリアル鬼ごっこへと飛び込んでいくという、勇気あふれるストーリーです。3部作のラストということもあり、前作・前々作の様々な伏線が回収されていくのが気持ちいいです。投げっぱなしの部分も少々ありましたがまあそこはご愛嬌ということで。
前作で「B型限定の予防接種」という興味深い設定がさらりと語られていたのですが、今作でその秘密が明らかになります。そもそもなぜB型のみを狙った鬼ごっこを?鬼に捕まった人は本当に死んでいるの?あとあの鬼の武器はどういう仕組み?等の疑問が全て明かされていくのは本当に快感で、3部作続けて見た甲斐があったなと思います。3~5といっぺんに鑑賞したほうが世界観に没入できるので、間を開けずに一気に見るのが一番いいかなと思いました。しかし、毎回王様がB型を狙うことに決めたダーツのシーンを見ると、「何回も撮り直ししたんだな…」と思われる穴がボッコボコに空いていて、ちょっと笑ってしまいます。

ワイルド・スピード/スーパーコンボ
10

最高に迫力のあるカーアクション映画でした

私はこのシリーズ全作品見ていなかったのですが、それでも入り込めた世界観にハマりました。
デッカード・ショウの魅力がたっぷりつまった作品で、最初はホブスが好きだったのですが、ショウのことも好きになりました。
今までの作品でいがみ合ってきたデッカード・ショウという孤高の殺し屋と、正義感ある男らしいホブスが、お互いを嫌い合っていてもどうしてもタッグを組まなきゃならない任務を任せられるのですが、最初は2人して相手と組みたくないと猛反対するのです。
そこからなんだかんだ言いながらお互いのことを、これまでの対決で知っているからこそできる連携技が凄く面白いです。
相手を助けたり、助けられたりしながらも、お互いの強さを認めているからこそ協力できるあのコンビはまさに完璧に最強なコンビだと思います。
それに、デッカード・ショウと妹、弟、母親の家族の絆を感じられる、ホブスの大家族の絆を感じられる、アクションの中にあるその家族愛がまた素晴らしいです。
そして、繰り広げられる大迫力なカーアクションも格闘戦もどの作品よりも凄くて格好いいです。
あのいがみ合っている2人が家族を守るために、家族と協力してみんなそれぞれのやり方で敵を倒していくのは本当に格好いいです。

リメンバー・ミー / Coco
10

家族に会いたくなる作品

リメンバーミーは今まで見た映画で一番号泣しました。今でも、作中のシーンを思い出すと涙がでてくるくらいです。この映画は主に家族愛の話なのですが、改めて家族というものが大事な存在だと思わせてくれるし、また離れている家族にとても会いたくなるような作品でした。この作品はメキシコの話なのですが、メキシコの伝統なんかも華やかに描かれていて、感動だけじゃなく映像も綺麗でほんとに素晴らしかったです。また、主人公のミゲルが天国で先祖に会いにいくシーンがあるのですが、こんな世界が死後にほんとにあったらとても素敵だなぁと思いました。亡くなった先祖などが出てくる作品なので、正直映画を観る前は、悲しい作品なのかなと思っていたんですが全くそんな事はなかったです。コミカルに死後を表現していて、笑いあり涙ありとはまさにこの作品の事だと思いました。胸がキュッと切なくなるような、だけど優しい気持ちにさせてくれます。ハラハラドキドキするシーンもたくさんありますが、なにより思いっきり泣きたい!そんな泣かせてくれる映画を探している人にはぴったりな作品なので是非とも見ていただきたいです。数回見てもかなり泣けるのでかなりおススメです。