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go-1058695843593253932626のレビュー・評価・感想

銀魂 / Gintama
8

ギャグセンスの塊

『銀魂』の魅力はその際立ったギャグセンスです。空知英秋のシャープで風変わりなユーモアは、しばしば予測不可能なオチやパロディで視聴者を驚かせます。
このアニメは日本のポップカルチャーや時事ネタ、他のアニメや映画への言及を恐れず、それらをコメディに組み込んでいます。見るたびに新しい笑いや発見があり、原作、アニメが終わった今でも長い間ファンを惹きつけています。

また、『銀魂』はただのギャグアニメではありません。シリーズを通じて、感動的な物語や深いキャラクターの描写も展開され、視聴者の心を掴みます。
銀時の過去や彼と他のキャラクターたちとの絆は、シリーズの重要な部分を形成しており、これらのエピソードもまた感動的です。

さらに、アクションシーンも非常に魅力的です。坂田銀時が木刀を振り回す戦闘シーンは迫力があり、ギャグアニメとは思えないクオリティの高さには目を見張るものがあります。キャラクターたちの戦闘スタイルは個性的で、アニメのエキサイティングな面を一層引き立てています。
総じて『銀魂』はその斬新なギャグ、心に響くストーリー、迫力のアクションシーンで多くのファンを魅了するアニメです。ぜひ一度見てみてください!

ちいかわ / なんか小さくてかわいいやつ
10

第155話「パジャマパーティズ12」で堪能できる幸せに満ちたステージ

むちゃフェスのステージで1匹で踊っていたパジャマパーティズの緑。ちいかわ、ハチワレ、うさぎの3匹がメンバーを攫った怪鳥の討伐を成功したことに気がつきます。傷だらけで帰ってきた他のメンバーと再会できたところで、私の中で歓喜の感情が一気に湧き上がり、感動の涙が流れ落ちました。YouTubeでこの話を視聴しましたが、涙でスマホの画面が見えづらくなりました。
オリジナルメンバーの生還を喜び、客席側に移った3匹。そこへ緑がステージで一緒に踊ろうと叫び、最後はみんなで笑顔で振付をばっちり決めました。ここでうさぎだけが、やけに素早くキメキメに動いていて、討伐直後に疲れを見せないエネルギッシュぶりを見せてくれました。パジャマパーティズが生還して全員揃ったことも感涙物ですが、ちいかわとハチワレがじゃがいも祭りでのステージの失敗で投げ出さずに、涙を呑んで練習を続けてきたのが報われる結末で本当に良かったです。
エンディングテーマでハチワレがパジャマパーティズの歌を歌っているのにエモさを感じましたが、「ああ……パジャマパーティズ編終わっちゃったんだなあ……」と、切なさもちょっぴりと感じました。

うそカノ / Uso Kano
10

空白を読む漫画『うそカノ』

『うそカノ』はLaLa(白泉社)で2013年2月号から2018年5月号まで連載された、林みかせ先生の作品です。

主人公・神宮寺すばるは、同じ高校の特進科で学年トップの入谷匡史に密かに恋をしていました。ある日、入谷くんが『彼女のフリしてくれる人見つけないと…』とつぶやくのを偶然聞いてしまい、衝動的に立候補。入谷の嘘の彼女(うそカノ)をすることになります。
素直で何事にも一生懸命なすばると過ごすうちに、次第に入谷は当初の目的を昇華させ、そして彼女へ興味を抱いていきます。
2人の不器用な恋の行方はどうなってしまうのでしょうか?
小学校時代からの友人で、すばるに片想いをしている和久井朔也と、「うそカノなんて不毛な事やめとけ…」と、姉の恋を応援できないシスコンな妹・神宮寺とも、そして、その4人を取り巻く人間たちの恋模様にも注目の本作です。

何よりも注目したいのが、詩を読むかのような空気感のある作品である事です。
主人公のみならず、全ての登場人物の心の変化や揺らぎが丁寧に描かれ、片想いの苦しさや、相手を思いやる気持ちが、読者サイドへ痛いほど伝わります。
穏やかで暖かい気持ちになりたい時に読むのがオススメな作品です。

Cocco
9

全世代に聴いて欲しい、マルチし才能を発揮するシンガーソングライター・Coccoの魅力。

沖縄県出身のシンガーソングライター・Cocco(こっこ)さん。1997年にメジャーデビューを果たし、「カウントダウン」、「強く儚い者たち」、「Raining」、「焼け野が原」など次々とヒット曲をリリース。元々はバレリーナを目指し、バレエのオーディション資金にしようと歌手オーディションを受けたという経緯があり、デビュー後活動休止等を経て、シンガーソングライターだけでなく絵本作家や女優としても才能を発揮しています。沖縄芝居役者である真喜志康忠と真喜志八重子を祖父母に持ち、少女時代のエピソードからも感受性の高さを感じます。さらに1児の母でもあり、繊細かつ大胆、独特の世界観を持つ彼女。デビュー時の少女から大人の女性へと移り変わっていく歌声は危ういガラス細工を連想させます。そして歳を重ね母となり、本来の歌声に加えて落ち着いた包容力のある、それでいて暖かいのに切ない歌声はとても魅力的です。制作する楽曲も、愛しすぎた故に狂気を孕んだもの、母性に満ちた暖かいもの、故郷・沖縄を感じさせるものなど幅広くリリースされています。それらはどれも時代を越えて通じるものがあります。ぜひ全世代の人々に聴いて欲しい、そんなアーティストです。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
9

現状を打破したい人へ勇気を与えてくれます。

まず第一に音楽全体を通してインパクトが強く、気持ちを高めてくれるのが印象に残っています。ミュージカル映画なためメッセージ性が強い歌詞なのはもちろん、その歌詞にも感動し曲調もよくメロディーが頭から離れません。
次に全体を通してのストーリー性です。ヒュー・ジャックマン演じるP.Tバーナムの人生の序盤、決して豊かな暮らしではなかったものの家族とは幸せに暮らしています。それは憧れでもあり、私たちもお金ではない幸せを忘れてはいけないのだという事を思わせてくれました。最終的には華やかに終わりを迎えますが、あくまでも家族との幸せというものが描かれています。
上記ではストーリー全体の感想を書きましたが、バーナムの野心に燃えるプロセスストーリーにも目が離せません。見終わった後は「あ、仕事辞めよ」と思った人は私だけではないはずです。序盤の貧しい家庭からサーカスを成功させるために、様々な人と出会い、様々な手をつくして成功へと導きます。しかしそのサーカスの団員として集まった人々は、髭のある巨漢な女性や身長の低い男性等々、世間では醜いと言われてしまっている人たちでした。人は誰しもコンプレックスを抱えている中で、バーナムのサーカス団の仲間たちは、どの様に自分を表現し人々魅了していくのかにも注目して欲しいポイントです。