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HAG2のレビュー・評価・感想

戦国BASARA4 / 戦国BASARA4 皇
9

戦国BASARAといえばコレです!

戦国時代に活躍した様々な武将を操作して、日本統一をしたり敵を倒したりするアクションゲーム。『戦国BASARAシリーズ』10周年に出た作品で、登場キャラクターが1番多いタイトルになっています。スタイリッシュヒーローアクションというジャンルに恥じない、爽快感のあるゲームで、アクションゲーム初心者でも楽しめる簡単な攻撃から、熟練者でも楽しめるコンボ攻撃など、様々なプレイヤーが楽しめる操作性になっています。固有技や2人でプレイしている時に出せる専用の合体技など、技のレパートリーも多く、エフェクトも凝っているため見た目にも豪華なバトルが楽しめます。
また、登場するキャラクターが別作品のオマージュのような外見をしていたり、戦国武将なのに流暢な英語を使ったりと、良い意味で常識の枠から外れたユニークなキャラクターが多く登場。プレイするステージも、実際の合戦をモデルにした合戦場が登場したりするため、このゲームから日本史を勉強することもできます。
選択した武将を主軸に実際の歴史で起こった出来事をなぞっていくストーリーモードと、好きな合戦場を選んで遊ぶモードがあり、ストーリーモードでは武将同士のムービーが多く見れたりと、アクション要素以外にも楽しめる要素がたくさんあります。
『戦国BASARAシリーズ』をやってみたい人に、是非ともおすすめしたい作品です。

銀魂 / Gintama
9

ギャグとシリアスのバランスがよい

江戸が舞台であり、地球外生命体アマントに地球は侵略されている状態です。
万事屋を営む主人公坂田銀時は、万年金欠でだらしないですが、剣の腕だけは素晴らしい男。その背景には、攘夷戦争に参加して生き残ったという過去があります。訳あって同じ万事屋の従業員となった新八、神楽、定春とともに、様々な依頼を受けていきます。
新八はメガネが主成分ですが、実家の道場で剣術を学んできました。神楽は夜兎族という戦闘民族であり、ヒロインらしからぬことをするヒロインです。定春はとても大きい犬です。
この物語では、万事屋と対となって、「新選組」をモデルにした真選組が出てきます。局長の近藤勲男は新八の姉、志村妙のストーカー。副長の土方十四郎はマヨネーズ好きのタバコ好きです。一番隊隊長の沖田総悟はドSなイケメン。また、真選組の敵である攘夷志士、桂小太郎は銀時の旧友であり、いつも地球外生命体のエリザベスと共にいます。
また、銀時の周りには銀時のストーカー、始末屋さっちゃんと呼ばれる猿飛あやめや、柳生家の後継、妙のことが好きな柳生九兵衛、まるでダメなおっさん、略してマダオ、吉原の百華自警団の頭である月詠など、様々なメンツが集っています。
そんなメンツが集って、ギャグ、パロディ、感動、シリアス、メタ発言など、何でもありの話が展開されます!!ギャグとシリアスのバランスもよく、笑いあり、涙ありのストーリーを楽しむことができます。

Snow Man / スノーマン
7

長年Jr時代を過ごしてきた苦労人

Snow Manは、ジャニーズアイドルグループです。
中学の頃に事務所に入ったが、デビューの夢はなかなか叶わず、15年間のJr時代を過ごしてきたメンバーもいます。元々は6人であったが、途中で3人が新メンバーとして加わることとなりました。
そんなSnow Manも2020年ついに念願のCDデビューを果たし、ファーストシングルもmillion越えでした。彼らはアクロバットが特技であり、バク転やバク宙もパフォーマンス中に披露することもあり、とてもかっこいいです。長年ジュニア時代を過ごしてきたこともあり、歌やダンスの実力は他のグルーブに比べても高い方だと私は思います。激しいダンスの曲も多く、彼らのパフォーマンスには毎回圧倒されます。9人で振りをピッタリ揃えるのはとても難しいと思いますが、毎回揃っていて感動します。9人それぞれが個性ゆたかで、声にもそれぞれ特徴があります。中には、ダンスの振り付けを担当するメンバーもいます。
ジャニーズに興味がない方も、1度彼らのパフォーマンスを見て欲しいです。バラードも、アップテンポな曲も両方魅力的で、見ていて飽きることがないです。数名アクロバットができないメンバーがいる所が気になりますが、今後の成長に期待です。

クルーズチェイサー ブラスティー / CRUISE CHASER BLASSTY
8

宇宙で迷子になるスクウェアの名作レトロゲーム

レトロゲームになりますが、PC8801mk2FRというパソコンを買った時にオマケで付けてもらったゲームです。当時はアニメーションをするゲームは稀で、そこに惹かれて選びました。
内容はコミューンと呼ばれる中央統括局に統治される世界で、そのコミューンの宇宙ステーション「オンディーナ」を拠点として
ブラスティーというロボットに乗って賞金稼ぎになって戦うというストーリーです。主人公が属するコミューンに対して、ゲリラ活動を行う組織がインバースといいます。そのインバースのロボットが当面の敵になります。
シナリオはファイナルファンタージーの坂口博信氏が書いており、当時としては珍しいマルチエンディングを採用しています。
ただ、ゲームシステムに致命的な欠点が…
このゲームは3Dダンジョンゲームに属しますが、舞台が宇宙だけに左右の壁が表示されず、どこへ行ってもただ星空が表示されるだけです。それで当時、宇宙空間で迷子になって、このゲームを挫折する人が続出しました。
私もその一人でしたが、友達に借りた「山下章のチャレンジパソコンAVG&RPG」という本に、このゲームのMAPと自分のいる座標軸が解る裏ワザが載っていたので、それで何とかクリアしました。
先ほども書きましたが、このゲームはマルチエンドで途中でエンディングを左右する選択肢があります。なんと、主人公がインバースの拠点の宇宙ステーション内で、このゲームの世界(閉宇宙)の真実を告げられた後、敵にスカウトされます。ここで「YES」を選ぶと、今まで最終ダンジョンだった宇宙ステーションが、主人公の補給ステーションへと早変わりします。(ちなみに「NO」を選ぶと、そのまま奥に進む事になりエリクセンというラスボスと戦う事になります。)
この時点で、最初に経験値稼ぎをしていた拠点である「オンディーナ」は、ラストダンジョンとなり、そこを攻略する為に今まで来た道を戻らなければならない訳ですけどね。当時は、このストーリー展開が斬新でした。
スクウェアのゲームの原点をプレイしたい方にはオススメのゲームです。

LiSA
10

歌手LiSAの魅力

アニメ「鬼滅の刃」の主題歌を担当した事で、知名度が一気に広がったLiSA。今では知らない人が少なくなり、YouTubeの「ファーストテイク」では1億回再生を越える人気ぶり。

なぜこんなにも人を引き付けるのか…それは単に「人気のアニメの主題歌を担当したから」では無いと思います。

LiSAの最大の魅力…それは今を生きている事。「そんなの当たり前じゃないか」と言われそうですが、人は過去の後悔や、未来への取り越し苦労で頭がいっぱいで、今に意識が向いていない事が多々あります。

でも、既に起こった事を悔やんでも、もう元には戻らない。だから、反省してその経験を活かすしかありません。
まだ起こってもいない未来の事にいくら気を揉んでも何も解決しない。だから、今最大限に生きるしかありません。

科学の分野が進み、この世界は全てが波であることが証明されました。
音は空気を振動させることで伝わっていきます。それは紛れもなく「今、この瞬間」が凝縮された波。

今を最大限に楽しみ、味わおうとしているLiSAが起こす波。その波に人々は引き寄せられているのだと僕は思います。そして、それこそがLiSAの最大の魅力。YouTubeチャンネル「ファーストテイク」でLiSAが歌っている姿を見たら、僕が何を言いたいのかが分かって頂けると思います。

ぜひ、ご覧になってください。
→https://www.youtube.com/watch?v=MpYy6wwqxoo

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

緻密に練り上げられた至高のストーリー

連載初期の画力は正直に言って高い方ではありませんでしたが、単行本の10巻を超えたあたりから向上しているように感じます。画力そのものではなく、構図の見せ方が上手い作者です。
特に大コマでの迫力は素晴らしく、息を呑むような場面が多くあります。

しかし、なんと言ってもこの作品の一番の面白い点・引き込まれる点は、緻密に練り上げられたストーリーであると思います。主人公たちが敵対する巨人の謎を解き明かすところからストーリーが始まりますが、徐々に明らかになっていく衝撃の事実と、至る所に散りばめられた伏線を見事に回収していくストーリーに引き込まれ、読み進めずにはいられませんでした。
多くのキャラクターが命を落とす描写があり、衝撃的な事実を突きつけられる場面が多いこの作品ですが、実は登場人物たちの丁寧な心理描写があることも大きな特徴です。
死地に赴く兵士の悲壮な表情や、裏切りを決意したキャラの表情など、とても繊細に描かれています。ストーリーを一通り読んだ後でその場面を読み返すと、こういうことだったのかーと思わず唸ってしまう場面が多々ありました。様々な勢力の思惑が交差するため、複雑なストーリーではありますが、じっくりとその世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。