BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン

BUMP OF CHICKENは日本の4人組ロックバンド。通称バンプ。
星や宇宙を題材にした曲やMVが多く、音楽性のスタイルはエモーショナル・ハードコアに分類され、デビュー以来一貫している。
抽象的で物語性のある歌詞も魅力で、独特の世界観を構築。その世界観はファンを虜にしてやまない。
デビュー時には若い世代を中心に人気を集め、今もそのファンたちは熱狂的なファンとして定着している。

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキンのレビュー・評価・感想 (3/3)

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BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン
10

BUMP OF CHICKENというバンドについて

BUMP OF CHICKENといわれると、『天体観測』という曲に結び付く人も多いかと思われます。『天体観測』はBUMP OF CHICKENを一躍人気バンドにしてくれました!
千葉県佐倉市の幼なじみ4人で結成されたBUMP OF CHICKENは結成20年を超えました。
ボーカルの藤原基央が作詞作曲も手掛けています。
BUMP OF CHICKENの魅力として、まずはその歌詞を挙げる人が多いのではないでしょうか。
BUMP OF CHICKENの楽曲の中で私の一番好きな曲は「ロストマン」という曲です。
その曲は「状況はどうだい僕は僕に尋ねる」という始まりかたをします。これを聞くと私もこの1日や数日のことを振り替えれるような気がするのです。
また同じ曲中に「間違った旅路の果てに正しさを祈りながら」という歌詞があります。藤原基央さんは、このようにそっと背中を押すというより、支えてくれるような歌詞を描く方なのです。この曲を聞くと、日々間違った選択をしてしまう時もある私も、励まされた気持ちになります。そっと寄り添ってくれるような歌詞と、藤原基央さんの優しい歌声が日々の疲れを癒してくれます。
藤原基央さんのことを多く書いてしまいましたが、幼なじみだからこそのバランスのとれたBUMP OF CHICKENは4人だからこそ続いていくのだと思っています。
リボンはほどけないわけじゃない、結んできたんだ。という歌詞もありますが、彼らが結んできたんだリボンの先を私はこれからも見守って応援していこうと思っています。

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン
10

自分に自信が持てるようになりました

BUMP OF CHICKEN(以下BUMP)との出会いは高校3年の時でした。
思春期のモヤモヤ、うまくいかない人間関係、とにかく色々なことに嫌気がさしていた時期にBUMPのアルバム「Jupiter」をなんとなくレンタルして聴きました。一曲目の「starge of ground」を聴き思わず涙が溢れたのを覚えています。
自分は自分でいいんだよ、自分を世界の中心に見たっていいんだよ、そういった歌詞の内容で、今までそんな風に直球な歌詞の音楽に出会ったことがなかったので衝撃でした。
大人でも自分に自信がなくて、でも一生懸命に生きていることを伝えてくれる人っているんだな、と。自分の周りにはいない大人に安堵し、憧れるようになりました。
それから今までのアルバムを聞いたり、ライブやツアーに行ったりして追いかけるようになって10年。
曲の雰囲気や歌詞の印象はだいぶ変わってしまい、私が高校生の時に感じた衝撃的な直球さはなくなってしまったけれど、今でも私を支えてくれているバンドです。辛い時や落ち込んだ時は必ず聞いて、頑張ろう!と思い直して生きています。もし、今の自分に自信が持てないという方がいたらぜひ昔のアルバム「Jupiter」あたりを聞いてみてほしいなと思います。