Angel Beats! / エンジェル ビーツ

Angel Beats! / エンジェル ビーツ

『Angel Beats!』とは、Key所属のシナリオライター「麻枝准」が原作・脚本を手掛けたオリジナルアニメ作品である。全13話で、2010年にTBS系で放送された。
死後の世界の学園を舞台とし、「人生」をテーマとした青春アニメ。
テストや球技大会などの日常的な学園生活、銃火器や刀剣を用いた戦いを描く非日常な生活、登場人物の送った生前の理不尽な人生、この3つを柱にストーリーが展開されていく。

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Angel Beats! / エンジェル ビーツ
6

【アニメ】Angel Beats!(ネタバレなし)

主人公・音無結弦は自分の苗字以外の記憶を失った状態で、真夜中の「学園」で目覚める。音無は銃を構える少女・仲村ゆりと出会い、ここが死後の世界であると教えられ、死んだ世界戦線(以降、戦線)に勧誘される。戦線は転生を拒み、天使と呼ばれる生徒会長と戦いを続けていた。なりゆきで戦線に加わった音無は、学園生活を送りつつ、戦線のメンバーと共にあらゆる作戦で天使に挑む…

『Angel Beats!』は、麻枝准原作・脚本のオリジナルテレビアニメ作品。死後の世界の学園を舞台とし、「人生」をテーマとした青春アニメで、テストや球技大会などの日常的な学園生活、銃火器や刀剣を用いた戦いを描く非日常な生活、登場人物の送った生前の理不尽な人生、この3つを柱にストーリーが展開されていく。
それぞれのキャラクターには、不慮の事故など不条理・理不尽な形で亡くなってしまい、死後の世界へと来てしまったという背景がありキャラクターに感情移入しやすい。そうしたカタルシスがある上で終盤以降に死後の世界を「卒業」していく様子には涙を流さずにはいられない。とても感動的な作品ではある一方、設定に多くの矛盾もありそこが気になる人もいると思う。