Angel Beats! / エンジェル ビーツ

Angel Beats! / エンジェル ビーツ

『Angel Beats!』とは、Key所属のシナリオライター「麻枝准」が原作・脚本を手掛けたオリジナルアニメ作品である。全13話で、2010年にTBS系で放送された。
死後の世界の学園を舞台とし、「人生」をテーマとした青春アニメ。
テストや球技大会などの日常的な学園生活、銃火器や刀剣を用いた戦いを描く非日常な生活、登場人物の送った生前の理不尽な人生、この3つを柱にストーリーが展開されていく。

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Angel Beats!(エンジェル ビーツ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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「Angel Beats!」は、P.A.WORKS制作によるテレビアニメ作品。 主人公「音無結弦」が目覚めると、そこは死後の世界だった。そこで出会った「仲村ゆり」に理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とする「死んだ世界戦線」へと誘われる。音無は戦線の一員として、「天使」と呼ばれる少女と戦いを繰り広げる日々が始まる。 青春コメディ要素もありながら、人生に言及する重みのある名言を多く残す。

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『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』(プラネタリアン)とは、ビジュアルアーツ社のゲームブランドであるKeyが制作した、ノベルゲームである。 本作は戦争によって荒廃してしまった未来の世界を舞台に、生き残りの人間である主人公とロボットである「ほしのゆめみ」の交流を描いている。 世界の終末を感じさせる空気感の中、機械であるはずのゆめみとの交流を通して変化していく主人公の心が感動を呼び起こす作品。

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『クドわふたー』とは、株式会社ビジュアルアーツのゲームブランド、keyによって制作された恋愛アドベンチャーゲーム。前作『リトルバスターズ!』のスピンオフ作品となり、主人公の直枝理樹とヒロインの能美クドリャフカのifの世界を描く。宇宙飛行士である母親に憧れ、自身も宇宙飛行士になることを夢見て毎日を過ごすクドリャフカ。そこに幾多の困難が立ちはだかるも、理樹や仲間の支えによって乗り越え成長していく。夢は叶えるものだ、と前へ進むクドリャフカの姿が、多くの人の心を揺さぶる作品となっている。

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ONE 〜輝く季節へ〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ONE 〜輝く季節へ〜』とは、1998年にTactics(後のKey)から発売された恋愛アドベンチャーゲーム。高校生同士の恋愛を題材としており、「泣きゲー」を開拓した作品の1つとして名高い。R18のゲームとして制作された後に通常版が売り出され、2023年にはリメイク版である『ONE.』が発売された。 ごく普通の高校生だった折原浩平は、ある時から周囲の人々の記憶の中から消え始める。それが「永遠の世界」への旅立ちを意味するものだと気付いた浩平は、恋人との絆の中に己を現世に留める縁を求めていく。

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『CLANNAD』とは、ゲームブランドKeyが製作した恋愛アドベンチャーゲーム。これを原作にアニメやコミックも制作されている。家族というテーマを通して人と人との絆を描いており、ありふれた学園生活から始まる、人と町の物語である。物語を併して複雑に描かれゆく人の物語から、ネットでは”CLANNADは人生”といわれている。絆や家族の物語を描く作中には、人々の心に響く数多くの名言・名セリフ、名シーン、名場面が登場している。

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Angel Beats! / エンジェル ビーツのレビュー・評価・感想

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Angel Beats! / エンジェル ビーツ
8

自分の生き方や人生について深く考えさせられるTVアニメ『Angel Beats!』のレビュー

2010年にP.A.WORKSにより制作されたTVアニメ『Angel Beats!』は、原作・麻枝准によるオリジナルアニメです。
簡単にあらすじを説明すると、主人公は目を覚ますと夜の学園にいた。そこにいた少女仲村ゆりに「ここは死後の世界だ」と説明される。そこでは生前に未練を残して死んでいった者たちが生まれ変わって転生することを拒否し、そこにいるこの世界を作った神の手先と考えられる「天使」と戦っていた。

いきなりファンタジー全開の展開ですよね(笑)。
そんな世界になにもわからずやってきた記憶もない主人公の音無結弦の、死後の世界での様子を描いた作品です。

この作品の良さは、笑いの要素がありながらも、自分の人生を考えさせられるほどの濃密なストーリーが描かれていることです。
自分の人生に納得がいってない人は大勢いると思います。理不尽に抗うことが出来ず不幸な人生を歩む方がいます。それでも納得いけずに自分の人生の理不尽に立ち向かっていける、そんな勇気をくれる作品となっています。

またこの作品の良さは音楽にあります。数々の有名曲を生み出しており、あの有名アーティストLiSAがデビューした作品でもあります。そんなLiSAの名曲等が挿入歌として使われておりストーリーだけでなく音楽も楽しめちゃいます。

13話とは思えないほど濃密で感動するストーリーをぜひ体感してみてください!

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
10

今泣きたいあなたにおすすめ

Key×麻枝准さんのタッグによるオリジナルアニメシリーズの先駆けとなった、感動青春系アニメの代表作。
死後の世界で存在を消滅させようとする神に抗い、天使と戦い続ける少年少女を描いた笑いあり涙ありの青春ストーリーです。

物語序盤は神への抗いと笑いを交えながら話は進んでいきます。
友達と馬鹿やって笑いあったり、目標目掛けて協力したり、やりたい事をただひたむきにやっていく姿は、いつの時代も学生には共感しやすく、社会人の方には当時を彷彿とさせてくれます。

物語中盤からはキャラクターの過去回想を交え重要なピースを回収しながら、感動のクライマックスへと進んでいきます。
死後の世界にいる仲間たちは一様に辛い過去を背負っています。
「報われない人生を送ってきた過去に対しどう向き合っていくのか」残した未練に対して仲間と協力し乗り越えながら立ち向かう姿に、気付くと頬に涙が伝っています。

終盤になると生前に残した未練や願いを叶えた時この世界から消滅してしまう事が発覚します。
やり残したことを遂げて願いを叶える事が一番いい事だと分かっていながら、それは同時に大切な仲間との永遠の別れを意味します。
この切なさが、自分の中にある卒業や大切な人との別れの感情とリンクして感動に繋がっているのだと思います。

泣けるアニメとして常に名が挙がり続ける名作なので、今泣きたいあなたにおすすめのアニメです。

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
10

死後の世界を描く、笑えて泣ける青春アニメ

舞台は死後の世界。生前の記憶がない主人公・音無は死後の世界の学校で天使と戦う組織のリーダー・ゆりと出会う。神に反逆すべく可憐な少女の姿の天使と日々戦いを繰り広げているという組織の少年少女と行動を共に過ごすことにした音無。しかし彼は次第にこの世界が存在する本当の目的に気づき始める…
全13話の青春アニメ。このアニメの最大の特徴は、登場人物たちが皆死んでおり、舞台が死後の世界であること。一見ただの青春アニメに見えるが、ギャグシーンやバトルシーンなどテンポ良く物語が進んでいくため見やすい構造となっている。話数も少ないため、アニメをあまり観ない人にも安心してオススメできる。
前半は基本的にギャグ要素メインで物語が進んでいくが、後半は登場人物たちがなぜ最期を遂げてしまったのか、死後の世界が存在する理由などが明確になっていくためにシリアスな展開が続いていく。暗い話は苦手だという人も多いかもしれない。しかし、それだけで観るのを避けてしまうのは勿体無い。最終回を見終わった後、涙を流さない人なんているのだろうか?そう思えるほど感動の展開が待っている。
また、オープニング曲やエンディング曲が人気で曲だけは知っているという人も少なくない。アニメを見始めるかどうか悩んでいる人は、まずは楽曲から聴いてみるといいかもしれない。

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
8

死と向き合い、死と別れる。死んでもなお戦い続ける若者たちの物語。

本作は、理不尽な死を遂げた男女たちが、死後の世界で「神」という存在に抗っていく、
という少し風変わりな青春群像劇だ。

このアニメの見どころのひとつは、ギャグとシリアスの絶妙なバランスの良さだ。
死後の学園で、仲間たちとドタバタコメディをしながら敵と戦う日常面と、
死者それぞれの死んだ理由がエピソードとして語られる、シリアス面。
どちらも多すぎず、少なすぎず、ちょうどいい塩梅で構成されている。

日常面は敵とは銃器を使って戦っているものの、学食の食券を奪いあったりなど、理由がくだらなく、
命がけで戦うというよりは、「生徒が学校に自分たちの権利を主張している」といったほうがしっくりくる。
それを個性豊かなキャラクターたちが大真面目でやっているのが、シュールで面白い。

シリアス面は少し重い雰囲気もあるが、「生と死」について考えさせられる、一種の教訓のような要素が盛り込まれている。
また、死を通して仲間同士で様々な「愛情」のようなものが見えてくるのも、重苦しい設定を温かく包み込んでいるように感じる。

もうひとつ見どころとして挙げておきたいのが、劇中歌として流れる音楽だ。
ただし劇中歌といっても、ただアニメの背景として流れるものではなく、歌を陽動作戦の「武器」として組み込んでいるのが、
このアニメならではの特徴と言えるだろう。また、この劇中歌を歌う、「Girls Dead Monster」というガールズバンドも、パワフルな歌声と、
可愛らしい女の子たちが魅力なので、ぜひ注目していただきたい。

最後に、このアニメの残念だったポイントを挙げておく。それは最終話のラストシーンだ。
いろいろな困難を乗り越え、最終的に成仏する道を選んだ主人公たちが最後に卒業式を行い、感動のフィナーレへ…
ここまでは良かったのだが、他のメンバーが成仏して、最後の最後で主人公がヒロインと二人でここに残ろうと提案する。
成仏しようと提案したのは主人公なのに、それを完全に裏切るような形で今までの感動だ台無しになってしまったような気がして、
非常に残念なラストでした。最後にヒロインがその提案を拒否したときは、少し安心してしまったくらいだ。

このように残念なポイントはあれど、全体的にはとても充実したストーリーで、キャラクターも個性豊かで、面白いアニメだったと感じる。
いつもとは一味違う学園アニメを見たい人、アニメ系の音楽に興味がある人にはぜひ見ていただきたい作品だ。

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
8

LiSAのアニソンデビュー作?!

泣けることで有名なKey作品の中でも
より泣ける作品の一つ『Angel Beats!』。
死んだ後の世界が舞台の作品です。
死んだ後の世界が学校になっており、
ある日突然気づくと
学校の校庭に何故か姿でいた主人公の音無。
そこで一番初めに出会った女の子から
「あなた死んだのよ」と声をかけられ
戦線のメンバーに勧誘されます。
彼女達は天使という存在と戦っていた。
ここでは天使の言いなりになってしまうと
消えて成仏してしまうとしり、
戦線メンバーに渋々加入することになった主人公。
話数が進むにつれメンバーの
それぞれの過去と死んでしまった理由が
とても理不尽であったことがわかっていきます。
天使とおいう存在がなんなのか
神様とは本当にいるのかなど生きている意味を
考えさせられる作品となっています。
話によっては
ネタ要素も多い作品ですが
とてもシリアスな内容を取り扱っている作品のため
見るかたによっては辛くなってしまう作品でもあります。
また、キャラクターが話の中でバンドを組んでおり
その歌1曲1曲がとても泣ける作品として有名です。
声優と歌唱担当が違うかたになっている為
音楽性がとても高く
あるキャラクターは歌唱担当がLiSAが担当しています。
デビューしてすぐのLiSAの歌を聴けるのもこの作品の
魅了になっていると思います。

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
6

【アニメ】Angel Beats!(ネタバレなし)

主人公・音無結弦は自分の苗字以外の記憶を失った状態で、真夜中の「学園」で目覚める。音無は銃を構える少女・仲村ゆりと出会い、ここが死後の世界であると教えられ、死んだ世界戦線(以降、戦線)に勧誘される。戦線は転生を拒み、天使と呼ばれる生徒会長と戦いを続けていた。なりゆきで戦線に加わった音無は、学園生活を送りつつ、戦線のメンバーと共にあらゆる作戦で天使に挑む…

『Angel Beats!』は、麻枝准原作・脚本のオリジナルテレビアニメ作品。死後の世界の学園を舞台とし、「人生」をテーマとした青春アニメで、テストや球技大会などの日常的な学園生活、銃火器や刀剣を用いた戦いを描く非日常な生活、登場人物の送った生前の理不尽な人生、この3つを柱にストーリーが展開されていく。
それぞれのキャラクターには、不慮の事故など不条理・理不尽な形で亡くなってしまい、死後の世界へと来てしまったという背景がありキャラクターに感情移入しやすい。そうしたカタルシスがある上で終盤以降に死後の世界を「卒業」していく様子には涙を流さずにはいられない。とても感動的な作品ではある一方、設定に多くの矛盾もありそこが気になる人もいると思う。

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
8

理不尽な生を強いた神に復讐を

生前の記憶のない高校生、音無結弦が仲間達と共に死後の世界で理不尽な生を与えた神に対して復讐をする、という話です。この作品の登場人物達は、すべからく壮絶な人生を送っております。
そのため、胸が痛くなるような辛い話も多いですが、笑える部分も沢山ある事がこの話のポイントではないかと思います。
また、個人的には男性キャラクターと女性キャラクターの数が半々であることも高評価できる点だと思います。
key作品というとギャルゲーのイメージが強く、どのアニメも基本的には女性キャラクターが多い設定となっております。しかし、この作品は男女比が半々であり、主人公が周囲の女性キャラクター達から異常に好かれるような場面も見受けられません。そのため、ハーレムものが苦手な女性にも見やすい作品になっているかと思われます。
さらに余談ですが、この作品には女性バンドを組んでいるキャラクター達が登場します。そのバンドのボーカルであるユイというキャラクターの歌唱部分を担当したのが、2019年紅白歌合戦に出場したことでも話題となったLiSAさんなんですね。アニメが放送した当時はあまり名が知られていなかったLiSAさんですが、その原点とも言える作品がこのAngel Beats!なのです。
アニメを見ながらLiSAさんの歌も聴けるなんて、なんだかお得な感じがしますよね。

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
8

泣けるアニメの登竜門

この作品のジャンルは学園・恋愛にあたり、世界観は死後の世界をテーマにしたもので、最初はその世界観に入っていけない人やアニメの作画でオタクの人が見るような作画だという偏見を持つ人もいるとは思います。私もその1人ではあったんですが、そんな偏見はすぐに捨て去った方が良いです。世界観にもすぐに慣れます。
主人公は突然記憶のない状態で目覚めます。場所は学校のグラウンドの様な前で、そこには銃を構えた「ユリ」という制服を着た女子とその照準の先にいるもう一人の「天使」と呼ばれている女子。この時点で視聴者の私の頭の中はついていけてませんでしたが、中盤からちゃんと面白なります。
綺麗な学校の校舎に大人がほとんどいない世界が綺麗に描写され、徐々に見入っていきます。
とにかく最後まで見てもらうと涙が止まりません。私が号泣しました。
この作品の良いところは、音楽とキャストの豪華さにもあります。
音楽に関しては、最初ただ普通のOP、EDだと思っていたのですが、作中に出てくる「Girls Dead Monster」略してガルデモが歌っており関心が高まります。
キャストは「進撃の巨人」のリヴァイ役・神谷浩史や「〈物語〉シリーズ」の千石撫子役・花澤香菜、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役・緒方恵美等々の豪華声優陣が勢ぞろいしてるので、アニメ好きな方は必見ですね!

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
9

笑いあり、感動あり

舞台は死後の世界。現実で死を遂げた少年少女たちが自分たちの運命に立ち向かう話である。

主人公は現実で死を遂げて記憶喪失の状態で転生される。目覚めると、そこには天使と呼ばれる少女と戦うグループ「死んだ世界戦線」がいた。彼らは一人一人現実で壮絶な過去を持っており、その過去(トラウマ・後悔)から解放されたときに死後の世界から消えるというストーリーだ。

最初の方に描かれている特に何も思わない行動が、伏線となっていて最後に伏線回収がされています。
ここまで完璧なアニメは今まで見たことがありません。笑いや友情、恋愛、憎しみ、感動など、どの面から見ても面白いです。

個人的には第5話が一番笑うことができました。
最終話ではとても感動し、涙が止まりませんでした。面白いアニメは何度も見れるものですが、見るたびに感動してしまうため、繰り返し見ることができませんでした。

少し残念だと思ったのが、過去が明らかになったのは主要キャラクターの一部だけでした。もう少し他のキャラクターの過去も見てみたいと思いました。
アニメの内容から外れますが、オープニングやエンディング、アニメ内で流れる曲はとてもいい曲でした。調べたところ、一部の曲はLisaさんが歌っていました。

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
7

主人公の名前に伏線があった

後半になっていくに連れ面白くなるアニメです。
若くして死んでしまった若者達が、死後の世界で、学校に集められ真面目に学校生活を送ると消えて(成仏して)しまうという世界観のもと、消えないために、なぜか学校の生徒の食券を巨大な扇風機で吹き飛ばしたり、ものすごく強い天使と呼ばれるヒロインと登場人物たちが戦ったりします。主人公に関してはアニメの第1話で速攻で死にます(死後の世界なので死んでも時間が経てば生き返ります)。そんな中、真面目に学校生活を送っているわけでもないのに、主人公の仲間の1人が消えてしまいます。その辺りからこの世界の謎や、この世界に集められた登場人物の共通点などが次々に明らかになっていきます。
特に記憶喪失の主人公が死んだ理由や、ヒロインと主人公の関係については驚かされました。そして、主人公の名前に伏線を仕掛けていたと気づいた時には、作者にやられたなと感じました。このアニメは基本的に主人公達がバカだなと思うような(実際バカなのですが)ことをしたり、その中でもシリアスな場面や感動するシーンもあり、とても面白かったです。私の場合は声を上げて、思わず笑ってしまうような場面もありました。ただ、戦闘シーンが雑すぎだなと感じるところがあり、この評価にしました。

Angel Beats! / エンジェル ビーツ
10

全員個性的で魅力的!

私は、主人公の声優さんが大好きなので観賞しました。
初めから意外な展開から始まるので、理解するのに少し時間がかかりました。
観ていくにつれて人生を深く考えさせられる内容になっていました。生まれた環境も、生きてきた環境も将来の夢も違うけど、いろんな巡り合わせがあってそれぞれが誰かを助けている、と強く感じさせられました。
私は岩沢さん消滅(1・2話あたり?)には、もうすでに泣いていました。
初めは、なんで?なんで?と思いましたが、2回目、見返したときに、あーここで叶っちゃったんだなって理解。岩沢さんの歌を引き継いだ?ユイの経歴も不憫で、胸が苦しくなりました。
最後の日向のプロポーズは、私も言われたい!と思いましたwあのカップルが一番好きでした。ユリや日向の経歴も悲惨で泣けたけど、ラストの音無の経歴には、そこで、もう奏でと繋がってたのね。って感じでした。生まれ変わって、ハッピーエンドになっててくれるといいなー。好きすぎて、気に入りすぎて、CD買いましたw
あの歌、ほんとにイイ!大好き!

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