『Free!』解説まとめ【あらすじ・登場人物・名言・主題歌など(ネタバレあり)】

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「Free!」とは、おおじこうじによる小説『ハイ☆スピード!』を原案とした、京都アニメーション製作のテレビアニメ。原案小説で描かれた小学生時代の出来事を元に高校生になった彼たちの男子水泳部での日々を描く。自然豊かな岩鳶町を舞台とした水泳と青春と絆の物語。
一期では競泳を通じて仲間との絆をつなぐ姿、二期では高校三年生になった主人公たちの進路の問題や夢へ向かう姿など更なる成長がリアルに描かれた。

概要

Free!(フリー)とはライトノベル『ハイ☆スピード!』(著:おおじこうじ)を原案にしたアニメである。


小学生のスイミングクラブでの優勝以降、水泳から遠ざかっていた主人公たちが高校在学中に設立した、男子水泳部での日々を描く。

2013年の7月から第1期が放送(全12話)
第2期の『Free!-Eternal Summer-』(フリー エターナル・サマー)は2014年7月から放送された。(全13話)

2015年12月5日には主人公たちの中学生時代を描いた映画ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-」が公開。

さらにTVシリーズを再構築し、「ハイ☆スピード!」と繋がる新規エピソードを追加した劇場版が「劇場版 Free!-Timeless Medley- 絆」、「劇場版 Free!-Timeless Medley- 約束」のタイトルでそれぞれ、2017年4月22日と7月1日に公開予定。

また、2017年秋には、シリーズ待望の新作アニメである「特別版 Free!-Take Your Marks-」が劇場上映決定されている。

ストーリー

Free!

海辺の町でのんびりとした高校生活を送る遙と真琴。二年生に進級した春、二人は小学生時代にスイミングクラブの後輩であった渚と再会。
渚からスイミングクラブが取り壊されると聞き、タイムカプセルとして埋めた優勝トロフィーを掘り起こそうと夜に廃墟となったスイミングクラブに忍び込んだ三人の前に現れたのはもう一人の仲間、凛だった。

かつてのリレーメンバーが揃ったと喜ぶ真琴と渚。ところが凛の態度は素っ気なく、遙に水泳で勝負をしろと迫る凛。
廃墟となったスイミングクラブのプールに水がなかったことにより勝負はなしとなるが、凛はすでに掘り起こしたトロフィーを投げ捨てて帰ってしまう。
翌日、偶然にも遙・真琴・渚と同じ岩鳶高校に入学していた凛の一つ下の妹の江(ごう)から、凛はオーストラリアに留学していたが1か月前に帰国し、水泳強豪校の鮫柄学園に編入した事を聞く。凛の様子が気になった遙たちは鮫柄学園のプールに潜り込み、そこでついに対決する遙と凛。100m一本勝負の勝者は凛。しかし「お前の勝ちだ。よかったな。」という遙の発言になぜか激怒する凛。険悪な雰囲気に真琴と渚も戸惑う。

中学一年生の冬休み、一時帰国していた凛は遙に勝負を挑み、負けてしまっていた。水泳の為に留学していた凛のショックは深く、水泳を辞めると涙する姿に動揺する遙。自分が勝ってしまった事で凛を傷つけたと思った遙は競泳を辞めてしまい、ずっと気に病んでいた。「よかったな。」は遙の心から出た純粋な気持ちであったが凛には届かなかった。

一夜明け、渚は水泳部を作ろうと提案。新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立する。
江もマネージャーに加え大会出場を目指す。真琴からこの話を聞いた凛も鮫柄高校の水泳部に入部することを決意。
迎えた県大会予選、リレーにはエントリーせず、各種目の短距離で臨む岩鳶高校水泳部の面々。個人戦フリーで凛と遙は同組でいきなりの対決に。結果は凛が勝利する。「もうお前と泳ぐことはねえ」と言い放つ凛にショックを受ける遙。真琴たちも奮闘むなしく予選落ちしてしまう。だが、会場から去るみんなに、実はリレーにもエントリーしていたと江が打ち明ける。驚くが、リレーを泳ぐ決意を固めた真琴たち。遙を説得してリレーに出ようと意気込む。一人悩んでいた遙も真琴たちの思いを汲んで出場を決意。翌日のリレーではトップでゴール、地方大会出場を勝ち取った。渚たちは遙に抱きついて大喜び。その姿をプールサイドで見ていた凛は小学校六年生の折に遙たちと泳いだときの記憶を重ねる。

地方大会に向けて、笹部の猛特訓を受ける岩鳶高校水泳部。一方、凛は遙たちのリレーを見て以来、もやもやとした気持ちが募るばかり。かつて通っていた岩鳶小学校を訪れ、凛は遙たちと泳いだ光景を思い起こす。迷いが消え、部長である御子柴に改まった表情で地方大会のリレーに出場したいと申し出る。
凛が地方大会のリレーに出るというニュースを江から聞いた遙・真琴・渚の三人は予想外の知らせに驚くがさらにやる気を出す。小学校最後の大会での出来事を知らない怜は自分だけが蚊帳の外で事情を知らないもどかしさが募り、遙たちに凛のことを尋ねる。真剣な表情で問いただす怜に遙は凛との出会いから語り始めた。

凛は小学六年生の冬に遙たちのクラスに転校してきた。そして遙を何度も小学校最後の大会のリレーのメンバーに誘ってきた。断る遙に「一緒に泳げば見たことのない景色を見せてやる」と告げ、遙はリレーを泳ぐ決心をした。試合直前に凛がリレーにこだわる理由は水泳でオリンピックを目指していたが亡くなった父親と同じスイミングクラブに入り、父親と同じように最高の仲間とリレーで優勝したいと打明けたのであった。
一人一人が最高の泳ぎをした結果、見事優勝し、凛は海外へ旅立って行った。

当時の事を振り返る遙たちに、全ては前の試合で決着がついたはずだと納得がいかない怜。苛立ちを募らせる。
翌日、怜が部活を無断欠席して向かった先は凛のいる鮫柄学園だった。怜の顔を見るなり、表情を険しくする凛。
怜は話があると告げ、なぜ遙にこだわるのか凛の意思を問いただすが取り合おうとしない凛。怜は遙たちへの思い、彼らと最高のチームで試合に臨みたいと告げその場を後にする。
地方大会前日に決戦の地へ乗り込む岩鳶高校水泳部の4人。その夜、ホテルでなかなか寝付けずににいる真琴と遙。
遙はぽつりと「お前がいてくれてよかった。ありがとな。」と素直な感謝の気持ちを真琴に伝える。
同じころ怜は凛から呼び出され水泳を辞めようとした理由は遙のせいではなく留学先での挫折だったこと、再び遙と泳いだことで取り戻した水泳への気持ちを怜に語る。
自分の気持ちを語り終えた凛は最後に「遙たちと精一杯やれ」と言い立ち去る。凛の話から遙たちへの思いを感じる怜。
しかしホテルに戻った凛は御子柴部長から自分のチームを見ていないという理由から直前になってリレーのメンバーからはずされる。茫然と立ち尽くす凛。

地方大会当日、ショックのままレースに出場した凛はフリー100mで惨敗し、自暴自棄に。競泳を辞めると言い出す。
このままでは凛は水泳を辞めてしまうと思った怜は、意を決し昨夜凛から聞いた話を打ち明ける。水泳を辞めようとしたのは留学先での挫折が原因であり、帰国後の遙との勝負で再び水泳に取り組む決意をしたのだと。凛を救えるのは遙たちだけだと訴え自分の出番を譲る決心をする。
試合開始直前に駆け込んできた岩鳶高校水泳部。第三泳者として怜が泳ぐはずだったバタフライの泳者はなんと凛だった。
小学生の時と同じメンバーでリレーを泳ぎ見事1位に。大会の規則を破った遙たちは当然失格となってしまうが5人の絆は固く結ばれた。

Free!-Eternal Summer-

前回の大会を経て、更に絆を深めた遙、真琴、渚、怜。
いつもと変わらない日常の中、それぞれの成長した姿を見せていた。
一方、凛は御子柴部長から鮫柄学園水泳部の次の部長に任命され、とまどいつつも承諾。
前回の地方大会での出来事から遙に勝ちたいのではなく、遙たちともう一度一緒に泳ぎたかったという自分の想いに気付き、遙たちに手を差し伸べられたことで過去のしがらみから解放され、”父親の夢”として追いかけていたオリンピック選手の夢を”自分の夢”として追いかけ始めるまでに成長していた。そして新たな仲間と共に最高のチームを作ることを目指す。
4月になり岩鳶高校水泳部は新しい部員獲得の為奮闘するが、入部希望者は現れず今年もマネージャーの江を入れた5人で活動する事に。
一方、東京の水泳強豪校である鯨津高校に進学していた、凛の佐野小学校時代からの親友でライバルの山崎宗介が凛のクラスへ転入してくる。その後水泳部に入部。寮でも凛とはルームメイトとなる。
二校共に個人とリレーで地方大会へ進出するが、個人戦でスカウトが注目する中、遙はプレッシャーによって途中で泳げなくなってしまう。
鮫柄水泳部ではリレー直前、宗介が肩を壊していた事を告白。凛には、高校三年の春という時期に転校してきた理由として大学からスカウトが来て進路が決まり、高校水泳最後の年は地元で好きに泳ぎたいと思ったからと話していた。しかしそれは嘘でスカウトは来ておらず、高1の夏にトレーニングのしすぎで右肩を故障し、それ以降リハビリと故障の繰り返しで試合に出れないこともあり、周りに置いていかれる感覚を味わっていたのだった。ある日もう自分の夢は叶わないと気づき水泳を辞める決心をした宗介。高ニの夏、水泳を辞める前に同じ夢を追う凛の姿を見ようと地方大会へ行った際、苦しむ凛の姿を見て驚くが、その後のリレーでそれまでとはまるで別人のような泳ぎを見せ、仲間たちと笑う凛を見て自分も凛と共に泳ぎたいと思い転校してきたことを明かす。そして自分は水泳を辞めるが、最後に凛たちとリレーを泳ぎ凛と本当の仲間になりたいと言い、躊躇する凛を説得し怪我を押してリレーに出場した。本人の強い意思にメンバーは結束して出場。事情を知った岩鳶水泳部も全力でレースに挑み、全国大会出場を決める。
地方大会後、進路に悩みタイムが伸びない遙を心配した他の部員達は花火大会へと誘う。そこで渚と怜から真心のこもった声援を受けるもプレッシャーに感じてしまう。更に真琴に「夢を見つけて欲しい」「東京の大学に行く」と告げられショックを受けた遙は「勝手にしろ!!」と叫んで走り去ってしまう。真琴から相談を受けた凛はかつて留学していたオーストラリアに遙を連れて行く。そこで遙は世界の舞台で泳ぎたいという夢を見つける。その夢のため、今までとは違いタイムや勝敗にもこだわっていくことを決めた。
迎えた全国大会、岩鳶高校水泳部の4人は充実した気持ちで最後のリレーを泳ぎきった。
卒業後、遙と真琴は東京の大学へ進学し、凛は恩師のチームに入ることを決意。オーストラリアへと旅立った。

登場人物

七瀬 遙(ななせ はるか)

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CV:島﨑信長、松元惠(小学生時代)
本作の主人公。身長175cm、体重63kg、誕生日6月30日、かに座。
岩鳶高校水泳部副部長。水が大好きで喜びも悩みも水とともにあった。
勝敗やタイムには興味がなく、種目はフリーしか泳がないという独自のこだわりを持っていたが、水泳部設立後は仲間と泳ぐリレーの楽しさを思い出す。
無類の鯖好き。

橘 真琴(たちばな まこと)

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CV:鈴木達央、雪野五月(小学生時代)
身長183cm、体重73kg、誕生日11月17日、さそり座。
岩鳶高校水泳部部長。種目は背泳ぎ。幼馴染で親友の遙の良き理解者で代弁者でもある。
面倒見がよく、いつもみんなを温かく見守っている。特に極度にマイペースな遙の世話を焼くシーンが多く見られる。
逞しい体格に反して怖がりな一面がある。

松岡 凛(まつおか りん)

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CV:宮野真守、渡辺明乃(小学生時代)
身長183cm、体重73kg、誕生日11月17日、さそり座。
小6の冬に佐野小学校から遙たちの通う岩鳶小学校へ転校、その後岩鳶スイミングクラブにも入り遙たちと水泳仲間となる。 かつてリレーを通して、遙たちに「見たことのない景色」を見せてくれた存在。中学校進学を前にオーストラリアへ留学していたが、高校二年の時に水泳強豪校の鮫柄学園へ編入。寮暮らしを始める。小学生時代は明るい性格だったが、冷淡な態度で接する性格に変わり遙達の前に戻ってきた。見た目に反してロマンチストな面がある。
父親は岩鳶スイミングクラブの一期生にして、将来の夢はオリンピックの選手になることであった。結局オリンピック選手にはならず漁師になったが、凛が幼い頃の海難事故に巻き込まれて亡くなっている。
鮫のようなギザギザの歯が特徴。種目はフリーとバタフライ。

葉月 渚(はづき なぎさ)

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CV:代永翼、佐藤聡美(小学生時代)
身長165cm、体重55kg、誕生日8月1日、しし座。
岩鳶高校水泳部一年。種目は平泳ぎ。水泳部発足の立役者であり、ムードメーカー。
いつも明るく、少し強引な面がある。しかしその強引さで遙と真琴を動かしてきた。
もう一人の部員として怜を勧誘したのも渚である。
人懐っこく、年下だが遙・真琴・凛のことは「ハルちゃん」「マコちゃん」「リンちゃん」と呼んでいる。
江のことは、何度訂正されても構わず「ゴウちゃん」と呼んでおり、例に漏れず、怜のことは「レイちゃん」と呼ぶようになった。
怜とは良いコンビ。

竜ヶ崎 怜(りゅうがさき れい)

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CV:平川大輔、日笠陽子(小学生時代)
身長177cm、体重65kg、誕生日12月14日、いて座。
岩鳶高校水泳部一年。高校入学後は陸上部で棒高跳びをしていたが、渚に熱心に水泳部へ勧誘される。
水泳をしている姿は美しくないという思いと、泳げないことから入部を断るも、遙の泳ぎに魅せられ入部。
入部当初は泳ぐことができなかったが、遙の助言もあってバタフライを修得。完璧な理論と美しさにこだわる。

岩鳶高校の登場人物

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@keeper

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