目次

  1. かんたんなあらすじ
  2. 人々を震撼させたアニメの概要
  3. なぜこんなことになってしまったのか?
  4. しかし人気に火が付いた!
  5. 個性の強すぎるキャラクター達紹介
  6. 天野河リュウセイ
  7. 松岡勝治
  8. 龍昇ケン
  9. 安藤ロイド
  10. このアニメ、最後には…
  11. さいごに

かんたんなあらすじ

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これだけ見れば普通のアニメだが…いややっぱ変

『人造昆虫カブトボーグ V×V』は、株式会社トミー(現:株式会社タカラトミー)のおもちゃ「カブトボーグ」の販売促進のため企画されたアニメです。
カブトボーグとはトミーから発売された玩具で、簡単に言うとカブト虫型のミニ四駆を土俵の上で押し合いさせ勝敗を楽しむという昆虫相撲を玩具化したもの。
電池ではなくフライホイールを採用している。その為スピードこそ無いが非常にパワーがあり、本物さながらの『虫相撲』が楽しむ事ができます。

ストーリーは主人公達が『カブトボーグ』を通じて、大切な事を学び大人として成長する物語。
主人公達は強くなるために今日も、ライバル達と熱きバトルを繰り返すのでした・・・。

ちなみに作品の主な舞台は、2010年の東京都武蔵野市吉祥寺周辺。そのため、劇中に中央線で一本の「高尾山(タカオマウンテン)」などが出てきます。

人々を震撼させたアニメの概要

恐ろしい男児向けアニメ「カブトボーグ」が日本を震撼させた内容は以下の通り

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もはやおもちゃ関係なし。

・「毎週が最終回」のようなストーリー。それは第1話を見た視聴者が最終回かと思ったほどの急展開。
・重要な登場人物が死亡するが、次週に何も説明が無いまま普通に出てくる。
・ヒロインが毎週変わる。
・世界が滅亡する。しかし視聴者に何も説明しないまま次週に無かったかのように扱われる。
・アニメ作品なのに隙あらば視聴者を騙そうとしてくる。
・話のクライマックスで「次週へつづく」的な終わり方をしたのに次週に全く関係の無い話になる。
・今まで視聴者の見たこともないシーンが回想シーンとして頻繁に登場する。
・番組の始めに解説する『前回までのあらすじ』が視聴者の記憶に全く無い。
・ストーリーの結末を「次回予告」の中だけで片付ける。
・全身シルエットの意味深な謎の男が突如登場するが、2度と登場せず本当に謎の男だった。
・現実では絶対に起きないことを大真面目にストーリーに反映させる。(例:おもちゃを養殖で繁殖させる)
・視聴者にヒロインだと思わせた可愛い女の子が、実は主人公の父親の変装で視聴者に衝撃を与えた。
・視聴者に何も説明の無いままに、いつの間にか世界が崩壊していた事が少なくとも2回以上ある。
・おもちゃ「カブトボーグ」の販売促進アニメなのに、「カブトボーグ」についてルール等の解説が一切無い。

・主人公が犯罪行為を頻繁に犯す。
・視聴者が全く知らないキャラクターが第1話から存在していた事になる。(回想シーンが捏造される。)
・玩具「カブトボーグ」の宣伝アニメなのに、カブトボーグで人が死んだり、戦争、テロの道具に使ったりする。
・事態が次回予告で終息、そのうちフォローすら無くなり「次回を見逃した」という謎の現象
・知らないキャラがいつのまにかレギュラーになっている。そしていつのまにか消えている。
・おもちゃのはずのカブトボーグが畑で栽培されたり、海で養殖されたりしている。
・販促アニメのはずなのにカブトボーグが作中 ただのゴミ という禁句レベルの発言対象になる。
・販促アニメのはずなのにカブトボーグのせいで不幸になる人多数。死傷者も多数。
・各国の特色が悪い意味で強調される。(通称:国虐は基本)例えば ドイツ。 ならそのへんにジャガイモが大量に転がっている等。
・死んだキャラが説明無しで登場
・会話が噛み合ってない日常会話
・ボーグバトルに存在する禁断症状
・必殺技を生身の人間に使いバトル前に相手を倒す

などなど、書ききれないほどの暴走ぶり。
何度もいいますが男児向けアニメです。

話数は全52話で構成されています。(一部では毎回最終回みたいなので全52期と揶揄されている)

タイトルに「V×V」と銘打ってはありますが、前作などは存在せず、カブトボーグのアニメ作品は本作のみです。
なお、作品を放送してもらおうとテレビ東京に持ち込んだところ、「放送できる内容ではない」と、放送拒否されました。あのテレビ東京に!!
よって、地上波では放送されず、BSジャパンとアニマックスで放送されることとなりました。

なぜこんなことになってしまったのか?

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カオスすぎる

何故子供向けの玩具販促アニメなのに、上記のように「反」販促をしたり極端なギャグに走ってしまったのか・・・

それはこのアニメが作られた当時はもう日本ではカブトボーグの玩具展開が終了する直前でした。
そこで、スポンサーであるタカラトミーが「(もう日本では玩具展開終わるし)好きにやっていいよ」という旨の失言発言をしてしまったのが事の発端。
そして、5人の脚本家と監督 石踊宏が本当に好き放題やってしまったので販促アニメの皮を被った大人向けアニメが製作されてしまったのでした・・・
その多くの原因がメインライター大和屋暁。大和屋暁は王道の熱いアニメを手掛ける傍ら、アニメの脚本のキャラクターに自分の趣味である競走馬の名前を付けたり、「銀魂」の寺門お通のアルバム「浮世のことなんて今日は忘れて楽しんでいってネクロマンサー」や「金色のガッシュベル」でパルコ・フォルゴレによる「チチをもげ! 〜モアもげ! ヴァージョン〜」等の電波ソングを作詞した破天荒な面も有名。過去の作品には「銀魂」を手掛けており暴走展開に定評のある彼が、師匠の浦沢義雄や下山健人などを連れて来て好き放題。
無論彼を野放しにした石踊宏監督も同罪です。
のちに「イクシオンサーガ DT」や「TOらぶる」等で同じチームで手掛けると敬意と畏怖を交えて「(カブトボーグの)戦犯」と呼ばれることも。


因みにカブトボーグは当時まだ玩具展開がなされていた韓国を主なターゲットとして製作されてましたが、この内容で現地でちゃんとした販促効果があったのかはいささか謎。(この影響なのかは知らないが、このアニメは日韓共同制作アニメである。)

しかし人気に火が付いた!

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うぉぉぉぉ!!

今までのアニメには見られない斬新なアイデアを盛り込み、視聴者を驚かせたこのアニメはやはりアニマックスでは大人向け作品として取り扱いました。
その為玩具販促アニメでありながらBSジャパンとアニマックスのみの放送となっています。
上記の事から非常に知名度が低迷していましたが、一部でカルト的な人気を誇り、放送後のアニマックスでの特番やニコニコ動画の放送等を経てカオスアニメ代表の一角にまで登り詰めました。
その内容のあまりの凄さに、CSチャネルのアニマックスで特集を組まれるほど人気作品に。
現在の配信状況は、ソフトバンク向けサービスのアニメ放題で2015年2月24日から見放題作品となっています。

個性の強すぎるキャラクター達紹介

もちろん、こんなにも衝撃的なアニメに普通のキャラなど存在しません。
主人公ですら、熱血系に見せかけたただのクズでしかないことを認識してもらいたいので、詳しくご紹介します。

天野河リュウセイ

Ryusei

一見正統派主人公っぽい

主人公。10歳。ボーグバトルの仲間であり親友の勝治やケンとともに、日夜鍛錬に励む。使用するボーグはトムキャット・レッド・ビートル。
良くも悪くも主人公らしい言動をとる熱血漢。イメージカラーは赤。
バトルでは頻繁に対戦相手の弱みに付け込んだり揚げ足を取るなどして精神攻撃を仕掛け、戦いを有利に導く。そのバトルスタイルについては敵からも「悪そのもの」と評されます。(第52話)
ただし自身のメンタル面にも不安があり、相手からの揺さぶりやプレッシャーにより腹痛や不眠といった症状を起こし、ロイドから病気と言われるほどの妄想を抱いたこともあります。
生まれながらのボーグバトラーで、出生後間もない頃に産婦人科の先生を相手に初バトルしている場面も(第18話)。
表敬訪問の際に首相を叩きのめし、軍事衛星の墜落を食い止め、当時魔王に最も近いと言われた暗黒魔道の使い手エンペラーカーンを倒すといった数々の武勇伝を持つ(第38話)。
好物は焼肉定食(第4話)と銀ダラの粕漬け(第18話)。
友情より金を優先させる場面もあり(第37話)、本人も地獄行きを自覚しています。
ただし義理人情に厚いところもあるらしく、そのためか、ケンの中華料理店のはす向かいのテナントに進出し経営を脅かしてくる店を少なくとも5軒以上は潰しています(第20話など)。
勝治いわく、ボクシング東洋太平洋チャンピオンを倒せるくらいの実力を持っている(第34話)。
「ふりむけばカブトボーグ」でヒットチャート1位を取るなど、歌手としての才能もうかがえる(第33、43話)。
女性からの積極的なアピールに弱い(第45話)。
カブトボーグを愛してはいるが、愛機であるトムキャット・レッド・ビートルを捨てる場面もしばしば見られる(第33、44話)。
勝治とは3年前にボーグバトルを通じて知り合ったらしい(第2話)。
家族構成は父(ビッグバン)、母、兄(銀河)の4人家族であり、父と兄もボーグバトラー。

松岡勝治

Katuji

リュウセイのクラスメイトであり親友。使用するボーグはエレクトリカル・スピードワゴン。
良家のお坊ちゃんであり、一見穏やかで線の細さを感じさせるが芯は強い。イメージカラーは青。
病弱で心臓を患っており、第2、8、21、49話では命の危険にまで至ります。
そのせいか死神が見えるようになった(!?)。実際に死んでしまったかのような描写も度々あるが、その都度次の回では何事もなかったかのように登場しています。ただし第31話を最後に心臓を患っているような場面はほぼ見られなくなり、病弱な身体とは思えないほどの過酷なトレーニングもこなしています。
普段は心やさしいですが、街宣活動で親友のリュウセイを「弱虫のボーグバトラー」と罵倒したり(第2話)、対戦相手の高齢者にとって痛烈な精神攻撃を仕掛けたり(第16話)と、過激な場面も見られます。
学校での勉強の成績が良く、6桁×5桁の掛け算も暗算できます(第5話)。もはや意味がわからない。
公式サイトでは突っ込み役と紹介されていますが、実際はケンの方が鋭く丁寧な突っ込みをしてます。
しばしば警察の世話になる(第21、29話)。
恋愛に関しては軟派で、何人かのクラスメイトと交際しています(第21話など)。
神様になったことがある(第31話)。
好物はいちごと牛乳(第4話)。
家族構成は父、母の3人家族。劇中で父親は登場しなかったが、公式サイトではサラリーマンと紹介されており、勝治いわく、ボーグの隆盛のおかげで給料が上がったことを喜んでいたらしい(第43話)。第8話に祖父と祖母(声:中川里江)が登場。祖父は普段海外を回っており、家には時々しか訪れない。
祖母は既に故人で、幽霊としてリュウセイの前に現れた。
ちなみにカツジはすぐ死ぬキャラとして有名でそのシーンを集めた動画もあります。(何度もいうが死んだ次の回では普通に復活している)