目次

  1. 人を喰らう亀型の悪魔
  2. 日常生活の中に悪魔が・・・
  3. 本当に怖いのは悪魔ではなく・・・?

人を喰らう亀型の悪魔

デビルマンである不動明(周りの人間は知らない)を訪ねに来た昔の幼馴染の少女「サッちゃん」。
この子が帰り道にジンメンという悪魔に襲われてしまい死んでしまいます。
怒りに震える明を挑発して公園におびき出すジンメン。
暗がりの公園に着くとサッちゃんの顔がうっすら見えてきます。
サッちゃんは喋りだします。

「あ、あたし・・・あたし死人なの。こわかったわ。いたかったわ。腕がかみちぎられ血がふきだしたわ・・・化け物の手があたしのからだをひきさいたの。
あたしは死人。もうママといっしょにくらすこともできないの。パパにあそんでもらうことも。明にいちゃんと会うことも。友だちみんなにさよならもいえないの。
あたしは死人。あたしは死人。まだ生きたかったのに。もっと、もっと、もっと、もっと、生きたかったの・・・。」

死んだはずのサッちゃんが何故!?明は困惑しますが、やがてそれが何なのかが判明します。

それは・・・

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ジンメンの背中の甲羅に埋め込まれた大勢の死人の顔!!
中央に居る少女がサッちゃんです。
まさにデスマスク!!

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容赦なく襲いかかるジンメン!
人間の心を持つデビルマン明は追いつめられる!

日常生活の中に悪魔が・・・

明が居候する家の子供である小学生タレちゃん。
友だちのススムくんが家に帰りたくないと公園で愚図っています。
ママにいじめられ犬をけしかけられたりするから帰りたくないらしく、それならば自分の家に泊めてあげるとタレちゃんは言います。
そのかわり宿題を代わりにやってくれと提案するタレちゃんにススムくんは喜んで承諾します。

ところが道中、ススムくんの母親に出会います。
タレちゃんはススムくんをいじめないように頼みます。
すると、ママは笑顔で「そんなことするわけないじゃない。ススムちゃん、また嘘をついたのね。」という様子です。
ママが連れている犬もススムくんになついています。
「今日はパパも早く帰ってくるのよ」とママは言います。
ススムくんは「なら帰るよ。タレちゃん、嘘ついてごめんね。」と自分の家に帰っていきます。

家に帰ると・・・

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ママが豹変します!

その後タイミングよくパパが帰ってきます!

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パパはすでに悪魔になっています!

そして・・・

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ススムくんは両親に殺されてしまいます・・・

ちなみに作者の永井豪先生は読み切り作品で「ススムちゃん大ショック」という作品を描いており、読者にショックを与えています。

本当に怖いのは悪魔ではなく・・・?

悪魔(作中ではデーモンと呼ばれる)の存在が世間に知られ、人間がデーモン化する現象まで公表されます。
明がデーモンであることも知られることとなり、明は居候していた牧村家から出ていきます。

世間では「デーモン狩り」と称してかつての魔女狩りのように、デーモン化する可能性のある者を追いつめていきます。
デーモンである明と同居していた牧村家も標的とされ、牧村家の両親は悪魔特捜部隊の本部へと連行されます。

明はその事を知り牧村家の両親を助け出しに行きますが・・・

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無残な姿で発見されます。

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デビルマン、不動明は怒りをあらわにします。

明は人間に絶望しますが、それでも牧村家の長女・美樹を守るために戦う決意をします。

一方、牧村家では近所の住民たちが牧村家の人間は全員悪魔に違いないと思い込み、自分たちで牧村家の残りの人間を狩ろうと行動に出ます。

美樹・タレちゃんの他に美樹たちを守るボディガードとして明の舎弟たちが家で守りを固めます。
強行突破してくる住民たちに対し美樹たちは臨戦態勢を整えます。

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暴徒と化す住民たち。
この描写がまさに悪魔!!

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明の舎弟も・・・

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弟のタレちゃんも・・・

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そして美樹までも!!!

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住民たちはその生首を晒して狂喜乱舞しています。

明の怒りは頂点に達し住民全てを一瞬で焼き払います。

いかがでしたでしょうか?

最後に作中で不動明がナビゲーターとして語りだすセリフで締めたいと思います。

「やあ諸君。とうとうここまでわたくしの話を聞いてしまいましたね。
ただの作り話として聞いてきた『あなた』にもこれからわざわいがふりかかるのです。
『地獄』が待ちうけるのです。日本人全部がまきこまれてしまうのです。
『あなた』も例外ではない。『あなた』も参加するのです。そして『あなた』は・・・」