ハヤテのごとく!(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハヤテのごとく!』とは、畑健二郎による漫画作品。2004年から2017年にかけて『少年サンデー』で連載され、幾度となくアニメ化を果たし、映画や実写作品も作られた。日本のみならず海外でも人気が高く、特にアジア地域に熱狂的なファンが多い。
失踪した両親の代わりに莫大な借金を背負わされた綾崎ハヤテは、絶望して営利誘拐に走る。しかし目を付けた富豪一族の娘・三千院ナギはハヤテの言葉を愛の告白と勘違いし、彼の借金を肩代わりする。ハヤテはナギに感謝して執事として仕え、彼女のために働き始める。

『ハヤテのごとく!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

雑誌を越えて繰り広げられた本作作者と師匠の応酬

『ハヤテのごとく!』の作者である畑健二郎の漫画家としての師匠は、ナンセンス系ギャグ漫画の名手として知られる久米田康治である。
本作は久米田の連載が終了した直後にスタートし、連載が始まるや絶大な人気を獲得。『少年サンデー』の看板漫画の1つへと成長していった。

これに久米田が反応し、ジョークと嫉妬と迂遠な激励を込めて「畑は自分のファンをそっくり盗んでいった」、「ちょっと売れたからって大きい顔をしている」と『少年マガジン』で連載を開始した自身の新作漫画の中で自虐風に紹介。畑の側もこれに反応し、雑誌を越えた師弟のシニカルな応酬が繰り広げられた。

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