ジェーン/ダイアン・ニール(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジェーン/ダイアン・ニールとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するピット・ファイターであるジャック・ハンマーの母親。ベトナム戦争時、国連軍の一員であったジェーンは近々一国の軍事力同等の戦闘力を持つと懸念されていた当時16歳の範馬勇次郎を殺害するために接触を図った。アメリカ軍の激しい爆撃から身を守り、勇次郎が背後から銃撃されそうになった時に敵を銃撃して援護するなど戦闘能力は高い。戦場で行動を共にしていた勇次郎に正体が暴かれて強姦された際にジャックを妊娠し、獄中で出産している。

ジェーン/ダイアン・ニールの概要

ジェーン/ダイアン・ニールとは、板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する人物で、作中屈指の実力を持つピットファイタージャック・ハンマーの母親である。ジャックの父親は地上最強の生物と恐れられている範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)だが、ジェーンが彼と正式な夫婦の関係になったことはない。ジェーンとは偽名で、本名はダイアン・ニールというカナダ国籍の国連軍の兵士である。ベトナム戦争の時、ジェーンは「近々一国の軍事力と同等の戦闘力を持つ」と懸念されていた当時16歳の勇次郎を殺害せよとの国連の指令を受けて彼に接近した。当時の勇次郎はどの部隊にも属せずに単独で武器を持たずにアメリカ軍と戦っており、アメリカの兵士によるとベトナム軍の捕虜からの情報も無かった事から目的や所属は不明。戦う様子を見た者の印象は純粋に戦いを楽しんでいるようにも見えたと語っている。ジェーンは勇次郎に接近するために自身も単独で戦場に向かい、アメリカ兵と戦う勇次郎を援護して仲間である事を印象付けるように対面した。勇次郎はジェーンの美貌と戦争に対する価値観に心が惹かれる部分があり行動を共にしていたが、ジェーンがアメリカ軍の仮設本部から脱出する際に国連関係者以外が知るはずのない設備の構造を知っていた事で正体を見抜く。勇次郎は脱出用の隠し通路の中でジェーンを犯して、ジェーンごと勇次郎を砲撃で殺害しようとしていた国連軍の部隊にジェーンを投げ飛ばして盾とする事で身を守り、部隊を壊滅させた。ジェーンは勇次郎に犯された際にジャック・ハンマーを妊娠しており、任務失敗による服役中に獄中で出産した。後にジャックが地下闘技場最大トーナメントに出場した後にジャックが勇次郎に挑んで重傷を負い、救急車で運ばれる際に同伴するジェーンらしき人物が監視カメラで確認された。

ジェーン/ダイアン・ニールの人物像・プロフィール

身長:不明
体重:不明
国籍:カナダ
職業:国連軍兵士
CV:日野由利加(2001年アニメ版)

ジェーンとは国連から範馬勇次郎殺害作戦の指令を受けていたカナダ国籍の兵士で、本名はダイアン・ニールである。圧倒的な軍事力で過度な犠牲者を生んでいたアメリカ軍に対して敵対心が強く、死亡したアメリカ兵の体がバラバラになるまで銃撃し、蹴り飛ばすほどに強い憎しみを持っていた。戦争は私情を挟むほど甘いものではないとしながらも、勝てる戦いしかしない者は許せないという思想を持っており、勇次郎も同様の考え方であった事から通じ合う部分はあった。容姿の特徴として髪色は明るく、ショートカットの癖毛で髪型はオールバック。肌は色白であり、服装は戦時中という事で軍服だが、上着は黒いタンクトップを着用していた。体は鍛えられており、細身ながら筋肉質である。

ジェーン/ダイアン・ニールの能力

女性としての美しさ

範馬勇次郎(左)を誘惑するジェーン(右)

国連からの指令を受けて範馬勇次郎に接近したジェーンであったが、勇次郎を誘惑し、勇次郎の心を惹く場面がある。勇次郎はジェーンから性行為しようと誘われたが、抱くに相応しければ黙っていても抱くと言って一度は断る。最終的に勇次郎はジェーンの正体を知りながらも抱いた事から、ジェーンを抱くにふさわしい女性と認識した事が分かる。

高い戦闘技術

アメリカ兵の死体を蹴り飛ばすジェーン

国連軍に所属しているジェーンは兵士としての高い戦闘能力を持っており、アメリカ兵の爆撃から身を守り、勇次郎が襲われそうなところを助ける場面もあった。戦場での立ち回りは勇次郎からも優秀と認められており、2人が行動を共にする要因になった。

ジェーン/ダイアン・ニールの必殺技

銃撃

地下に隠れて敵を銃撃し、地上に現れるジェーン

国連からの指令を受けて範馬勇次郎に接近したジェーンは銃撃の腕前も一流であり、地下に隠れながら敵を銃撃し勇次郎を援護する場面もある。

爆撃

背中に大きな爆薬を背負い、建物ごと破壊しようとするジェーン(右)

勇次郎が単身で敵の基地に侵入したものの、アメリカ軍に建物ごと爆撃されそうになった時、ジェーンは大きな爆薬を背負って勇次郎の前に現れる。この爆薬を設置した上で、自分たちは隠し通路を通って脱出。これを知らずに攻撃した敵軍は、予想外の規模の爆発に巻き込まれて壊滅することとなった。

ジェーン/ダイアン・ニールの来歴・活躍

国連から範馬勇次郎殺害の任務が与えられる

ベトナム戦争が勃発していた1973年。範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)は単身で武器を持たずに戦場でアメリカ軍と戦っていた。どの軍にも所属しておらず、ベトナム軍の捕虜からも勇次郎の情報は無かった事から目的は不明。勇次郎が戦う姿を目撃したアメリカ兵によると純粋に戦いを楽しんでいるようにも見えたとの事であった。謎の多い勇次郎はまだ16歳でありながら、近い将来一国の軍事力と同等以上の戦闘力を持つと恐れられており、国際連合(国際平和と安全の維持、経済・社会・文化などに関する国際協力の実現を目的とする51ヵ国の加盟国で設立された組織)略して国連から危険視されていた。国連の対策として勇次郎の殺害計画があり、カナダ出身の女性兵士であるダイアン・ニールにジェーンという偽名を使って勇次郎に接近するように指令が下った。

ジェーンと勇次郎の出逢い

範馬勇次郎(左)を誘惑するジェーン(右)

のちにブラッディメアリーの異名で呼ばれることとなるベトナム戦争最大の激戦区はアメリカの爆撃で生存する生物などいないと言われる程に焼き尽くされていた。爆撃後にアメリカ兵がその地区を散策していると、突如地下に隠れて生き延びていた勇次郎が飛び出してきて、アメリカ兵の1人の首を絞めた。同行していたアメリカ兵は一斉に勇次郎を射撃するが、首を絞めていた兵士を盾にして銃撃を防ぐと、次々と素手で兵士達を倒していく。勇次郎の後頭部に銃口を向ける事に成功した兵士を裏拳一撃で殺害すると、同時にどこからか銃での援護があって勇次郎は驚く。援護したのは同じく地下に潜伏して生き延びていたジェーンであった。ジェーンは単独行動をしてアメリカ軍に攻撃する事で勇次郎と同じ立場を装い、接触を図ろうとしていた。

ジェーンは圧倒的な軍事力を利用して目的のために必要以上の爆撃をして不要な犠牲者を出していたアメリカ兵に強い憎しみを持っており、アメリカ兵の死体に向かってさらに銃撃を続け、体をバラバラに破壊して蹴り飛ばす。この地区に対する爆撃について「巨大資本を盾にとった弱いものイジメ」と言ってアメリカを批判した。ジェーンは勇次郎に声をかけ、勇次郎が「兵器を使わぬ東洋の兵器」と呼ばれて有名である事と、実際に目の前にすると意外にもまだ少年であった事に驚いたと話した。ジェーンは「殺しの後はリラックス。ここでイッパツやっちゃおうか」と勇次郎を性行為に誘う。勇次郎が相手にせずに振り返って立ち去ろうとすると、ジェーンは勇次郎がまだ女性と関係を持った事が無く、怖気付いてしまったと推測して見下すように笑うと、この戦場では長生きできる可能性が低いため、近くの街で女性と遊んでおくように助言する。

ジェーンも立ち去ろうとした時、勇次郎が突然ジェーンの背後から接近し、口に指を入れてひっぱり「このまま頭蓋骨ムキ出してやろうか。オマエが俺を選ぶんじゃないんだ。抱くにふさわしけりゃ黙っていても抱いてやる。わかったな」と自分が優位である事を主張する。ジェーンは口に入れられた勇次郎の指を噛みちぎろうとするが、勇次郎の指の力が強く、指2本で口を広げて引っ張り、平手打ちでジェーンを突き飛ばす。急いで銃を構えるジェーンだが、勇次郎はジェーンの構えた銃の銃口を折り曲げて発砲させない。絶体絶命のジェーンだが、勇次郎はジェーンを気に入り「直情的だがオマエ優秀だぜ。しばらく俺のそばにいな。オマエとならいい働きができそうだ」と行動を共にする事を提案する。お互い自分の身は自分で守る事を条件に2人は行動を共にする事になった。

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加納秀明(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

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加納秀明(かのうしゅうめい)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』で登場する徳川家のボディガード。徳川家とは水戸黄門、すなわち徳川光圀(とくがわみつくに)を先祖とする家系である。光圀の11代目の子孫、徳川光成(とくがわみつなり)は日本有数の資産家でボディガードとして加納を雇っていた。光成が主催した地下闘技場の選手でもあり、主人公の範馬刃牙(はんまばき)が光成に「闘技場の選手にしてほしい」と直談判するため徳川家を訪れた際に加納と戦っている。

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アイアン・マイケル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

アイアン・マイケル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

アイアン・マイケルとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロボクシング世界ヘビー級チャンピオン。第1作『グラップラー刃牙』では、プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンこそは「世界最強の男」だと証明するため、仲間の反対を押し切って地下最大トーナメントに出場。テコンドー選手の李猛虎に勝利し、暴走族の柴千春にはセコンドの違反行為で敗れたが終始圧倒した。第3作『範馬刃牙』では刑務所で服役しており、犯罪者がプロボクシング界に復帰することを疎んだ者に派遣された三つ子の戦士「マウス」と対決した。

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ゲリー・ストライダム(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゲリー・ストライダム(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゲリー・ストライダムとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するアメリカ陸軍の大佐である。地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎に側近として仕え、同時に危険人物として監視する任務も遂行している。側近として勇次郎の移動手段の手配や情報伝達の役割を担う一方、彼の息子である範馬刃牙の動向も気にかけており、2人が対決する時は会場の用意や互いの状況を頻繁に伝えるなど忙しく立ち回った。米軍で戦場格闘技の指導をするほどストライダム自身の戦闘力は高いが、完全武装をしても勇次郎には敵わない。

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劉海王(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

劉海王(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

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刃牙シリーズの武術・流派まとめ

刃牙シリーズの武術・流派まとめ

『刃牙』シリーズは、強さを求めて飽くなき戦いを繰り広げる格闘家たちの熱く壮絶な生き様を描いた板垣恵介の描く漫画作品。『グラップラー刃牙』、『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』と名前を変えながら30年以上の長期連載を果たしている。 格闘技を扱った作品であるだけに、現実に存在するものを中心に様々な武術や流派が登場する。空手や柔道といったお馴染みのものから柔術、合気道、ボクシングまで多種多様。ここでは、『刃牙』シリーズに登場する武術と流派を紹介する。

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刃牙シリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

刃牙シリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『刃牙シリーズ』とは、若き格闘家「範馬刃牙」を主人公とする板垣恵介の一連の漫画作品。様々な格闘技の使い手たちが、“最強”の称号を目指して時に戦い、時に共に修行に励み、交流を重ねていく様を描いている。 「強靭なフィジカルを作る」ことも格闘家にとって必要不可欠な修行であるため、食事シーンには特に力が入れられている。料理漫画顔負けの食事描写も少なくなく、ファンの間では「刃牙メシ」として有名。ここでは、『刃牙シリーズ』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

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