ジョン・ウィックシリーズの名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

「みんな俺に仕事に戻ったのか聞いてくるが、はっきりとした答えは言わなかった。だが今はこう思う。俺は戻った」

ターゲットであるヨセフを父親であるヴィゴが隠していることを知ったジョンは、ヴィゴを襲撃し、ヨセフの居場所を問いただそうとする。しかし、襲撃は失敗し、ジョンはヴィゴに捕らえられてしまう。その際、「犬と車のことでそんなに大騒ぎをすることじゃない」とヴィゴがジョンに告げる。すると、ジョンは「ヘレンが死んだ時、俺はすべてを失った。あの犬が我が家にやって来るまで。妻からの最後の贈り物だった。希望を、孤独を忘れるチャンスを受け取ったんだ。それを、おまえの息子が奪ったんだ」と言って感情をあらわにする。その後、「俺から盗んだんだ。俺から殺したんだ！みんな俺に仕事に戻ったのか聞いてくるが、はっきりとした答えは言わなかった。だが今はこう思う。俺は戻った。だから息子を引き渡せ。さもなくば、おまえも息子の隣で泣き叫びながら死ぬことになるぞ」と言い、殺し屋に戻ったことをジョン自身が言い放った重要なセリフ。

ミス・パーキンズとジョンの戦いのシーン

注目のアクションシーンの1つ。自分の命を狙いに来た凄腕の殺し屋であるパーキンズ。パーキンズとは顔見知りであり、女性であるにも関わらず、ジョンは敵とみなしたら容赦をしないということがよく表れているシーンである。

ヨセフを殺害するシーン

ヨセフにジョンが復讐を果たす重大なシーン。ヨセフがジョンの愛車を盗み愛犬を殺害したことで物語は始まったが、ヨセフを殺害し、復讐を果たしただけでは物語は終わらない。ヨセフの殺害が最終目的ではなく、ただのきっかけであり、ジョンとマフィアや裏社会との戦いが本作のメインストーリーであることを示す重大なシーン。ジョンに追い詰められ、命乞いをするヨセフであるが、ジョンはそんなヨセフの言葉に揺れ動くことは全くせず無慈悲に殺害をする。ジョンが凄腕で冷血の殺し屋であることがわかる場面となっている。

車を運転しながらのアクションシーン

ヨセフへの復讐を果たしたジョン。息子を殺されたヴィゴは、ジョンを殺そうと部下にジョンの車を追跡させる。車を運転しながらヴィゴの手下とのアクションシーンを繰り広げるジョン。『ジョン・ウィック』の見応えあるアクションシーンの1つである。

ヴィゴとジョンの1対1の戦いの場面

息子を殺されたヴィゴは、ジョンに復讐をしようと、ジョンの古くからの知り合いである殺し屋のマーカスを殺害する。マーカスを殺されたことで、再びヴィゴを殺そうとするジョンは、コンチネンタル・ホテルのオーナーであるウィンストンからヴィゴの居場所を聞き、彼の前に現れる。手下を殺され、最後はジョンとの1対1の対決となってしまった『ジョン・ウィック』ラストのアクションシーンとなっている。

「大丈夫だ。家に帰ろう」

復讐を終えたジョンであったが、その代償は大きく、傷だらけとなってしまった。ケガを治そうと訪れた動物病院で自ら治療を施す。その後、病院内にいる一頭の犬を見つけてゲージを開け「大丈夫だ。家に帰ろう」と声をかけ、病院から犬を連れ出す。愛犬を殺され殺し屋となったジョンが、ラストシーンで新たなる相棒である犬と出会った重要なセリフである。

「平和に乾杯」

マフィアのボスであるアブラムの元へ愛車のマスタングを取り戻しに来たジョン。アブラムのアジトを荒らし、部下も散々殺したジョンであったが、アブラムを前にウィスキーを注いで「平和に乾杯」とあいさつ。ジョンのやってきた行動とセリフの合わなさがかっこいいと話題となったシーン。

「次会ったときがお前の最後だ」

イタリア系犯罪組織「カモッラ」の幹部であるサンティーノからジョンの殺害を命じられた部下のアレス。コンチネンタル・ホテルでジョンを殺し損ねたときに、「あんたは私が殺す」とジョンに宣言。この発言を受けて、「次会ったときがお前の最後だ」と反撃をするジョン。アレスは手話で会話をするので、ジョンも手話で返事をした貴重なシーン。