スパイダーマン(サム・ライミ版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『スパイダーマン』とは、スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作、サム・ライミ監督の2002年公開のアメリカ映画。全3部作の1作目である。高校生のピーター・パーカーは校外学習先で遺伝子操作された“スーパースパイダー”に偶然かまれ驚異的な力を手に入れた。幼なじみのメアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)や友人のハリー・オズボーンとともに過ごしながら、ピーターが正義のために悪と戦うスパイダーマンになるまでが描かれている。

『スパイダーマン』の概要

『スパイダーマン』とは、スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作で、サム・ライミが監督した2002年公開のアメリカ映画である。本作含めた3部作全てをサム・ライミが監督している。

ピーター・パーカーは学業優秀で特に科学が得意な高校生。根暗な雰囲気やよく遅刻をするのろまなところがあったので同級生にいじめられていた。それでもピーターは、言い返したり立ち向かったりしない優しい性格の持ち主だった。ピーターは隣の家に住むメアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)のことが幼い頃から好きだったが、なかなか言い出せずにいた。
ある日、ピーターは高校の校外学習で訪れたコロンビア大学で遺伝子操作された“スーパースパイダー”に偶然噛まれてしまう。めまいや悪寒に襲われたピーターが自宅に帰って翌朝まで寝て起きると、驚異的な力を手に入れていた。伯父ベンとの別れ、メアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)への恋心、そして“大いなる力”と向かい合う覚悟、様々なものと葛藤しながらスパイダーマンへと成長していくピーター・パーカーの姿を描いた作品である。

北米の大ヒット作の基準値である興行収入1億ドルを公開1週目のオープニング成績のみで達成した初めての作品であり、日本では2002年間総合興行収入ランキングで第5位にランクインしている(興行収入は75億円)。

『スパイダーマン』のあらすじ・ストーリー

スーパースパイダー

ピーター・パーカーは幼いころに両親を亡くし、伯父のベンと伯母のメイと一緒に暮らしていた。ミッドタウン高校に通うさえないピーターは、からかわれたり足を引っかけられたりといじめを受けていた。それを気にすることもなく、穏やかに日々を暮らしていた。
そんなピーターは、昔から隣に住んでいる幼馴染のメリー・ジェーン・ワトソンのことが好きだった。しかし思いを打ち明けたこともなければ、話しかけることもなかった。MJにピーターの思いは伝わっていなかった。

ある日、学校の校外学習でコロンビア大学の自然科学部を訪れることになった。
そこで、スーパースパイダーという遺伝子操作されたクモの説明を受けた。研究室には15匹のスーパースパイダーがいるという話だったが、生徒たちが見た時には14匹しかいなかった。それを見たMJが「1匹いない」と女性教師に伝えたが、彼女は「研究で使っているのだろう」と気にしなかった。
学校新聞の写真を撮っていたピーターは、MJに話しかけるチャンスを得て「生徒も入れた写真も撮りたいから」と彼女を撮影した。
夢中でシャッターを押すピーターの右手に、天井からクモが降りてきた。MJが立ち去った後、クモがピーターに嚙みつき右手にはクモの牙の痕が残った。このクモはさっきMJが「1匹いない」と言っていたスーパースパイダーだった。

家に戻ったピーターはとても具合が悪くベッドに倒れ込んでしまった。
翌朝目を覚ましたピーターは体に異変を感じた。眼鏡がなくてもよく見えるようになり、体つきが筋肉質に変化していたのだった。
ピーターが家を出ると、隣の家からMJを怒鳴る父親の声が聞こえてきた。悲しそうに歩いていくMJに声をかけようとするが、彼女は友達の車に乗って行ってしまった。
ちょうどそこに来たスクールバスを追いかけたピーターは、いつもと違ってすぐバスに追いついた。その時バスを止めようと側面をたたくと、貼ってあったポスターが手に貼りつきすぐに取れなかった。

学校に着いてからも、次々にピーターの変化が起こった。
昼には学食で、こぼれていたジュースに滑ったMJを片手で即座に受け止め、トレーをもう片方の手で受け止めることが出来た。
食事をしようとすると、フォークが手にくっついた。手首からはクモの糸のようなものが出て、振り払おうとするとまた糸が出て、向かいの机のトレーにくっついてしまった。強く引くと、運悪くMJの恋人であるフラッシュのトレーにぶつかってしまった。まずいと思い学食から逃げだしたが、フラッシュに見つかってしまい喧嘩を仕掛けられた。
フラッシュが殴りかかってきたが、ピーターには彼の動きがスローモーションのように見えた。フラッシュの仲間の攻撃も難なくかわし、最後にはフラッシュを吹き飛ばしてしまった。駆け付けた親友のハリーには「すごい」と言われるが、おびえるMJを見て自分が恐ろしくなり学校を飛び出してしまった。
辿り着いた路地で、もう一度手首を見るとクモの巣のようなものがあり、クモに嚙まれたところは赤く腫れていた。よく見ると手の指には鋭い絨毛も生えていて、大学でクモに嚙まれたことを思い出したピーターは、自分にスーパースパイダーの力があると考えた。試しに建物の壁をよじ登ると屋上まで辿り着き、喜んだピーターは街中のビルからビルへ這い回った。
次にクモの糸を出して飛び回ろうとしたがうまく糸を出すことができず、もう少し訓練が必要だと思った。スーパースパイダーの力を得たピーターは有頂天になっていた。

そのころオズコープ社の社長ノーマン・オズボーンは、社の研究員ストローム博士と共に、スローカム将軍をはじめ軍関係者向けに人体パワー増強実験について説明していた。
スローカム将軍はこの実験に否定的で、オズコープ社の競合相手クエスト社のスペーススーツを支持していた。彼は実験の副作用である「凶暴性があり攻撃的になる」という点を気にし、「2週間後までに実験を成功させなければ研究資金をクエスト社に回す」と言って去っていった。

その夜実験の成功に焦ったノーマンは、ストローム博士の反対を押し切って自ら実験台となった。実験の途中でノーマンの心臓が止まってしまい、慌ててストローム博士が彼を蘇生した。するとノーマンは凶暴性と攻撃性といった副作用が強く出た人格に変わり、ストローム博士を投げ飛ばしてしまった。
翌朝、自宅で倒れていたノーマンはハリーに助け起こされたが、何も覚えていなかった。そこに研究室でストローム博士が殺害され、フライトスーツとグライダーが無くなったと報告が入った。

スパイダーマン誕生

ピーターはMJに振り向いてもらうため車の購入を思いつき、「アマチュアレスラー募集」の賞金3000ドルに惹かれ、自分の得た能力を使い参戦しようと考えた。派手なキャラクターでの参戦が必要だったので、試行錯誤の末に、自分が噛まれたクモと同じ赤と青のコスチュームを完成させた。
次の日、ピーターはレスリングに向け糸を出す練習をしてから「図書館へ行く」と噓をつき出かけようとした。最近トラブルが多いピーターを心配して、話をするためベンおじさんが車で送ってくれた。ベンおじさんはフラッシュとのトラブルに「大いなる力には大いなる責任が伴う」とピーターを諭したが、ピーターは理解しようとせず喧嘩別れになってしまった。

レスリング会場でピーターは、クモのコスチュームに着替え「クモ人間」とアナウンスしてもらおうとしたが、リングアナの機転により「スパイダーマン」とコールされた。対戦相手は強敵だったが、クモの能力を使って勝つことができた。
勝利したピーターだったが、賞金は100ドルしかもらえなかった。抗議したが受け入れられず不満な気持ちで帰ろうとすると、デニス・キャラディンという強盗が事務所に押し入り大金を奪って逃走した。ピーターは腹いせに、逃走するデニスを捕まえもせず見逃した。
会場から外へ出ると人だかりができていて、その向こうにベンおじさんが銃で撃たれて横たわっていた。駆け寄ったピーターにベンおじさんは気付いたが、そのまま息を引き取ってしまった。
警察無線で犯人の行方を知ったピーターは、スパイダーマンのスーツに着替えあとを追った。クモの糸を使って移動したピーターは車に追いつき格闘したが、その時見た犯人が先ほど見逃したデニスと気づき衝撃を受けた。ピーターは「自分がデニスを逃がしたせいで、ベンおじさんを死なせてしまった」と後悔の念に駆られた。

ピーターは高校卒業後、ハリーと一緒にノーマンの見つけてくれた家に住むことになっていた。ノーマンはピーターの賢さを認めてくれていた。
卒業式の後、自宅でベンおじさんの思い出をメイおばさんと話したピーターは「大いなる力には大いなる責任が伴う」というベンおじさんの言葉を胸に、スパイダーマンの力を人のために使おうと心に誓った。

ニューヨークでの生活

ニューヨークでピーターは、スパイダーマンとして人々を助ける毎日を忙しく送っていた。そのため遅刻が多く、なかなか仕事が決まらないでいた。

そのころ、新聞社デイリー・ビューグルでは、スパイダーマンの記事が載った新聞がよく売れるため、スパイダーマンの写真を募集する新聞広告を出していた。
この広告を見たピーターは、クモの糸でカメラを固定してスパイダーマンの活躍を撮影し、新聞社へ売り込みに行った。そこで社長のJ・ジョナ・ジェイムソンに文句を言われながらも、わずかな報酬を得ることができた。カメラマンとしての第一歩を踏み出した。

クエスト社ではスペーススーツの実験が行われていた。実験の最中にグライダーに乗った緑色の怪物が実験を妨害し、それに巻き込まれスローカム将軍は命を落としてしまった。この怪物はパワー増強薬の副作用で凶暴性が増し、グリーン・ゴブリンとなったノーマンであった。
スローカム将軍がいなくなったことでオズコープ社は売り上げを伸ばしたが、役員たちがクエスト社からの買収に乗ってしまいノーマンはクビになってしまった。このことはオズコープ社主催の「調和の祭典」で発表されることになった。

「調和の祭典」の日、シャンクスと別れたMJは、付き合い始めたハリーと一緒にバルコニーにいた。仲良くする2人をピーターは切なげに見ていた。その時スパイダーセンスで何かを感じ空を見上げると、グリーン・ゴブリンがグライダーに乗って襲撃してきた。
オズコープ社の役員を狙いバルコニーに爆弾を投げたため、支柱が崩れMJが落ちそうになった。ピーターはスパイダーマンになり、他の人々を助けながらグリーン・ゴブリンの攻撃をかわしMJを救った。彼女を安全なところまで運びそのまま去ろうとすると、MJは「誰?」と尋ねてきた。彼は「スパイダーマンだ」と答えるのだった。

ノーマンが自宅でくつろいでいると、どこからか声がしてきた。声の方へ振り向くと鏡の中に自分が映っていたが、声はグリーン・ゴブリンのものだった。グリーン・ゴブリンは「お前がパワー増強薬の実験で、野望を叶えるために自分を創り出した」とノーマンに告げた。調和の祭典でオズコープ社の役員が殺害されたのも「自分がやった」と言い、スパイダーマンを味方にしろとも言った。
人体実験でパワー増強薬を飲んだことを思い出したノーマンは恐怖におののくのだった。

調和の祭典の翌日、デイリー・ビューグル社でピーターは「スパイダーマンとグリーン・ゴブリンが街を襲う」という記事に抗議していた。J・ジョナ・ジェイムソンはそれに取り合わなかったので、ピーターは怒って出て行ってしまった。
そこに突然グリーン・ゴブリンが壁を突き破って侵入し、J・ジョナ・ジェイムソンを襲いスパイダーマンの写真を撮ったカメラマンの正体を聞いてきた。「郵送で送られてきている」と答えたJ・ジョナ・ジェイムソンを殴ろうとしたその時、スパイダーマンが窓の外から現れた。グリーン・ゴブリンは催眠剤でスパイダーマンを眠らせ連れ去り、朦朧としている彼に仲間になることを提案した。

スパイダーマンの好ましくない記事を見たピーターは、グリーン・ゴブリンに仲間になるよう言われたことを思い出し考え込んでいた。しかし気を取り直してMJに会いにオーディション会場へ向かった。そこでオーディションに通らないMJを励まそうとしたが、上手くいかず「ハリーに会いに行く」と言う彼女をそのまま見送った。その後を数人の男がつけていくのに気が付いたピーターはスパイダーマンになりMJを救った。助けてもらったMJは上から逆さまに降りてきたスパイダーマンに、「お礼がしたい」と彼のマスクを口の部分だけ下げてキスをした。

火災が起きた現場でスパイダーマンは取り残された赤ちゃんを救出するが、新聞の記事を信じ、スパイダーマンが市民に危害を加えると警戒した警官に逮捕されそうになった。しかしまだ建物の中から助けを求める声がしたので救出に向かった。燃えさかる炎の中にいたのはグリーン・ゴブリンだった。仲間になるかの問いを拒絶するとグリーン・ゴブリンは怒り、刃物が付いた飛行物体を投げスパイダーマンの腕を傷つけた。
この日はハリーがMJをノーマンに紹介する食事会が開かれることになっていた。火事現場で戦った直後だったが、ノーマンはハリーとピーターの家を訪れた。
ピーターは窓から部屋に戻ったが、大きな音を立てたためノーマンに部屋を覗かれ、慌てて逃げる際に傷から血を落としてしまった。間一髪気付かれずに済んだピーターは、着替えて何食わぬ顔で玄関から戻った。
席に着き食事をしようとした時、メイおばさんがピーターの腕の傷に気が付いた。咄嗟にごまかしたが、ノーマンはピーターがスパイダーマンだと確信し顔色を変えてその場を後にした。

失いたくないものと決意

ノーマンは、ハリーの親友であるピーターがスパイダーマンだったことに驚き「もう戦えない」と弱気になっていた。そんな彼にグリーン・ゴブリンは「ピーターの心を攻め、て失う苦しみを味合わせろ」とささやいた。
グリーン・ゴブリンは最初にメイおばさんを襲った。体に危害は加えられなかったが、恐ろしい体験をしたメイおばさんは錯乱状態になった。メイおばさんが襲われたことで、グリーン・ゴブリンは自分がスパイダーマンだと気付いているとピーターは思った。

メイおばさんの入院先にMJがお見舞いに来てくれた。ピーターはMJと話をするうちに、彼女がスパイダーマンに恋していることを知る。ちょうどそこへお見舞いに来たハリーはMJがピーターのことが好きなのだと思った。
自宅に戻ったハリーは落ち込んだ様子で、ノーマンに「MJはピーターのことが好きみたいだ」と話し、ピーターは昔からMJが好きだったことを打ち明けた。ノーマンは息子を慰めながら、ピーターの大切で失いたくないものが何なのか知り次のターゲットを決めた。

病室でメイおばさんから、ピーターが昔からMJを好きなのは「みんな知っている」と聞かされたピーターは驚き、次に襲われるのはMJではないかと心配になり彼女に電話をした。MJは電話に出ず、代わりにグリーン・ゴブリンがスパイダーマンを挑発した。

グリーン・ゴブリンにさらわれたMJは、クイーンズボロー橋の一番高い所にいた。グリーン・ゴブリンはトラムを襲撃し、子供が乗っているトラムのケーブルを掴み橋の上まで持ってきた。MJとケーブルを両サイドに持ち、駆け付けたスパイダーマンに「どちらを助けるか選べ」と言って両方の手を同時に放した。
スパイダーマンはまずMJを抱きとめ、糸を出してケーブルもなんとか掴んだ。攻撃をかわしながら橋の上にいた人たちの助けもあって、下を通った船の上にトラムとMJを降ろすことができた。
安心したのもつかの間、グリーン・ゴブリンはスパイダーマンを投げ飛ばし、暴言を吐きながら攻撃を繰り返した。暴言に怒り反撃に出たスパイダーマンに耐えきれず、グリーン・ゴブリンは声をあげた。「やめてくれ」と仮面を取ったグリーン・ゴブリンの正体がノーマンと知りスパイダーマンは驚いた。
「助けてくれ」と言ったノーマンだったが、グリーン・ゴブリンへと豹変し、グライダーでスパイダーマンを襲おうとしたが反対に自分がやられてしまった。
「ハリーには言うな」と言ってノーマンは息絶えた。
スパイダーマンはノーマンの亡骸を自宅まで運んでベットに寝かすが、それをハリーに見られてしまった。ハリーはスパイダーマンが父を殺したと誤解し彼を憎むのだった。

ノーマンの葬儀後、ハリーはスパイダーマンへの復讐を口にする。それを聞いたピーターはやるせない気持ちになった。「どんなに必死に戦っても、代償を払うのは自分の愛する人だ」と悲しんだ。そんなピーターにMJが寄り添い「死にかけた時、心に浮かんだのはスパイダーマンではなく、いつもそばに居てくれたピーターだった」と打ち明けた。そして「愛している」と言ってキスをした。
ピーターはとても嬉しく思い自分も愛を伝えたかった。しかし愛する人を傷つけてしまうことを恐れ「ずっと友達だ」と言うしかなかった。
去っていくピーターを見つめ、MJはピーターとのキスがスパイダーマンとのキスと同じような気がしていた。
ピーターはベンおじさんの「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を忘れず、スパイダーマンとして生きることを誓った。

『スパイダーマン』の登場人物・キャラクター

ピーター・パーカー / スパイダーマン(演:トビー・マグワイア、日本語吹替:猪野学)

ピーター・パーカー

スパイダーマン

ミッドタウン高校に通う高校生。
幼い頃に両親を亡くしたため、伯父のベンおじさんと伯母のメイおばさんに育てられた。科学の成績が非常に優秀な一方で、のろまなところがあったため学校ではいじめられていた。小さい頃から隣の家に住む幼なじみメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)のことが好きだがなかなか告白できなかった。
校外学習先で遺伝子操作されたクモに手をかまれて驚異的な力を手に入れる。ベンおじさんが残した「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を胸に、スパイダーマンとして生きることを決意する。スパイダーマンになった時は激しく戦闘したり軽い調子で話したりするが、普段はとても物腰が優しく、その優しさがゆえに気持ちを言葉に出せず悩んでしまうような繊細な人物でもある。

ノーマン・オズボーン / グリーン・ゴブリン(演:ウィレム・デフォー、日本語吹替:山路和弘)

ノーマン・オズボーン

グリーン・ゴブリン

軍事企業オズコープ社の社長であり、ピーターの友人であるハリー・オズボーンの父親。ハリーのことを愛するがあまり、世話を焼きすぎたり優秀であるよう求めすぎたりしてしまう時があった。
競合他社のクエスト社に軍の契約を先を越されないようにとする焦りから、自ら人体パワー増強実験の実験台になった。その結果副作用である凶暴性の面が強く表れたグリーン・ゴブリンとなってしまう。ノーマンは、最初は自分の内に潜むグリーン・ゴブリンのささやきを恐れていたが、オズコープ社の経営を巡って追い詰められるにつれグリーン・ゴブリンにすがるようにどんどん弱っていった。

メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)(演:キルスティン・ダンスト、日本語吹替:岡寛恵)

赤色の髪が印象的なピーターの幼なじみの女性。酒浸りの父親と2人で住んでおり、家では父親との言い争いが絶えなかった。将来は舞台女優になるのが夢である。高校在学中は同級生のフラッシュと、卒業後はハリーと付き合っていたが、いつも近くで自分を励ましてくれるピーターの存在が徐々に大きくなっていって、ピーターへの愛情を確信する。

ハリー・オズボーン(演:ジェームズ・フランコ、日本語吹替:鉄野正豊)

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ドクター・ストレンジ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ドクター・ストレンジ』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2017年1月27日。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。マーベル・コミックの実写映画の中でも、同一の世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズとしては第14作品目。不慮の事故により医師の道を断たれ、厳しい修行の末に魔術師として再起した元天才外科医ドクター・ストレンジと、闇の魔術を操る集団との戦いを描く。

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ジョン・ウィック(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョン・ウィック(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジョン・ウィック』とは、2014年に公開されたアメリカのアクション映画。 監督はチャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチ。 主演を務めたキアヌ・リーブスが製作総指揮も行っている。 引退した殺し屋が、大切なものを奪われたことで、たったひとりロシアン・マフィアに戦いを挑む復讐劇を描いており、R15+指定作品となっている。 ジョン・ウィックのアクションシーンが売りである。 日本版のポスター等で使われたキャッチコピーは「見惚れるほどの、復讐。」となっている。

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

”Marvel's The Avengers”の続編として、ジョス・ウェドン監督を中心に制作され2015年に公開された。原作コミックでも人気のヴィラン、ウルトロンの人類滅亡の野望を止めるべくアベンジャーズが再び立ち上がった。 20世紀FOXが製作するX-MENの方で出演していたためMCUには出ないと思われていたクイックシルバーが参入し、ファンを驚かせた。

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ストリート・オブ・ファイヤー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ストリート・オブ・ファイヤー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ストリート・オブ・ファイヤー』とは、ウォルター・ヒル監督による1984年製作のアメリカ映画。ロックンロールを中心とした音楽が効果的に使用された、ミュージック・ビデオ感覚のアクション映画である。本国アメリカよりも、日本で熱狂的に受け入れられ、1984年の「キネマ旬報」人気投票では読者部門第1位を獲得した。リッチモンドの街を舞台に、ストリートギャング“ボンバーズ”に拉致されたかつての恋人を救うため、故郷に帰ってきたヒーローの活躍を描く。

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マイティ・ソー バトルロイヤル(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マイティ・ソー バトルロイヤル(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2017年に公開された、マーベルコミックスのヒーローである雷神ソーを主役としたシリーズの第3作品目。人気ヴィランのロキもソーと共に故郷アスガルドのために戦うことから、トレイラーの公開時から大きな話題になっていた。ソーの姉である死の女神ヘラが復活したことでアスガルドは大きな混乱に陥った。アスガルドを守るため、ソーは無敵の怪物ハルクと自分の弟であるロキと協力して戦いに身を投じる。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(GotG2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(GotG2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベルコミックスのヒーローチーム・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが主役の映画の第2弾。 前作で瀕死の重傷を負ったグルートがベビー・グルートとして復活し、ほのめかされていた主人公ピーターの出生の秘密が明らかになる。相変わらずヒーローとはかけ離れた言動のメンバーたちが大暴れする、コメディ色の強いシリーズである。 MCUシリーズとしては第15作目で、2017年に公開された。

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マイティ・ソー/ダーク・ワールド(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』とはマーベルコミックのヒーロー、ソーを主役とした映画シリーズの第2弾であり、2013年に公開された。次元移動のできる橋を壊してしまったソーは、地球にいるジェーンを想いながらも次期国王としての仕事をこなしていた。そんなとき、ジェーンがインフィニティ・ストーンのひとつを吸収してしまうという事件が起きたため、恋人と世界を守るためにソーは再び地球に降り立った。

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セッション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

セッション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2014年、撮影当時28歳で全く無名だったデイミアン・チャゼル監督初の長編映画。サンダンス映画祭 W受賞を皮切りに驚異の記録で賞レースを席巻。名門音大に入学したドラマー(マイルズ・テラー)と伝説の鬼教師(J・K・シモンズ)、究極の師弟関係を狂演VS怪演で演じきり、狂気のレッスンの果ての衝撃のセッションは、誰も観たことのないクライマックスへと展開する。映画史上に残るラスト9分19秒は圧巻。

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編として2016年に製作された。 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の後日談で、アベンジャーズの2大巨塔キャプテン・アメリカとアイアンマンが、ヒーローを監視下に置く『ソコヴィア協定』を巡って対立する姿を描く。

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となった。彼は国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の一員として正義の為に戦う。 マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編として制作。2011年に製作された『アベンジャーズ』の後日談でもある。

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ヴェノム(Venom)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ヴェノム(Venom)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ヴェノム(Venom)』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。日本での公開は2018年11月2日。ソニー・ピクチャーズの保有するマーベル・コミックのキャラクターを実写映画化した『ソニー・ユニバース』シリーズの第1作品目。 地球外生命体シンビオートに寄生され、ヴェノムに変身する特殊能力を手に入れたジャーナリストエディ・ブロックの闘いを描く。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・コミックの中でもマイナーながらもカルトな人気を誇るコミックの実写映画化作品。トレジャー・ハンターのピーターが、緑の肌の美しき暗殺者ガモーラ、遺伝子操作で生まれたアライグマに似たロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、それに全身イレズミ・マッチョのドラックス等と共に、銀河を舞台に凶悪な敵に立ち向かう痛快スペース・アクション。14年に公開され、全世界で7億ドルを超える大ヒットとなった。

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アベンジャーズ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アベンジャーズ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給で公開された2012年の映画。アメリカン・コミックヒーローのクロスオーバー作品である。 『アイアンマン』『キャプテンアメリカ』などアメリカン・コミックのヒーロー達で結成したアベンジャーズが、地球支配を目論むロキと闘う姿を描く。

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された劇場公開作品。 ひ弱な青年だったスティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となり、世界征服を企てる組織ヒドラのレッド・スカルと戦うことになる。アベンジャーズのリーダーであるキャプテン・アメリカのデビュー作。

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ラ・ラ・ランド(La La Land)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ラ・ラ・ランド(La La Land)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ラ・ラ・ランド』とは2016年公開のミュージカル映画。売れないジャズピアニストのセバスチャン(セブ)が弾くピアノに惹かれてバーに入った女優志望のミア。後日あるパーティ会場でミアはセブに再会する。2人は急速に恋に落ち、互いの夢のために励まし合いながら共に暮らすが、ミアの夢を叶えるチャンスを掴むために別れる決断をする。往年の名作ミュージカル映画をオマージュした美しい映像や楽曲、ミアとセブの表現力溢れる歌声やダンス、切ないストーリーで観るもの全てが恋に落ちる極上のエンターテイメント。

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