tofubeats(トーフビーツ)とは【徹底解説まとめ】

tofubeats(トーフビーツ)とは、1990年生まれのトラックメーカー、DJ、音楽プロデューサー。神戸出身。自身の楽曲制作だけでなく、ももいろクローバーZや、平井堅など、数多くのアーティストに楽曲提供も行っている。パソコンの打ち込みにより楽曲制作を行っており、幅広い音楽知識から様々な楽曲の音源を切り取り自身の楽曲に適用するサンプリングを多用する。

1. CHANT #1
2. SHOPPINGMALL(FOR FANTASY CLUB)
3. LONELY NIGHTS
4. CALLIN
5. OPEN YOUR HEART
6. FANTASY CLUB
7. STOP
8. WHAT YOU GOT
9. WYG(REPRISE)
10. THIS CITY
11. YUUKI
12. BABY
13. CHANT #2(FOR FANTASY CLUB)

2017年発売、メジャーサードアルバム。3曲目の「LONLELY NIGHTS」では客演にラッパーのYOUNG JUJU(KEIJU)、表題曲の「FANTASY CLUB」は歌詞なしのインストゥルメンタルの曲などバラエティに富んだ前作とは違い、自身の音楽性をより深めた楽曲が多く収録されていることが特徴である。

RUN

1. RUN
2. skit
3. ふめつのこころ / Immortal Love
4. MOONLIGHT
5. YOU MAKE ME ACID
6. RETURN TO SENDER
7. BULLET TRN
8. NEWTOWN
9. SOMETIMES
10. DEAD WAX
11. RIVER
12. ふめつのこころ SLOWDOWN

2018年10月3日に発売されたメジャー4thアルバム。オリコンでは最高22位を獲得。

REFLECTION

1. Mirror
2. PEAK TIME
3. Let Me Be
4. Emotional Bias
5. SMILE
6. don't like u (feat. Neibiss)
7. 恋とミサイル (feat. UG Noodle)
8. Afterimage
9. Solitaire
10. VIBRATION (feat. Kotetsu Shoichiro)
11. Not for you
12. CITY2CITY
13. SOMEBODY TORE MY P
14. Okay!
15. REFLECTION (feat. 中村佳穂)
16. Mirai

メジャー5thとなるオリジナルアルバム。2022年5月18日に発売された。オリコン最高14位を獲得している。

tofubeatsの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

水星

tofubeatsを説明する上で欠かすことのできない一曲。この曲はKOJI1200(お笑い芸人の今田耕司が歌手活動を行なっていた際に用いた名義)が発表した「ブロウ ヤ マインド〜アメリカ大好き」をサンプリングして作られている。tofubeatsは楽曲のヒントを得るためにBOOK OFFで販売されている中古CDを購入し、古今東西のサウンドを聞きこんでいるのだが、この「水星」はそんな彼の取り組みが生んだ曲なのである。サンプリングしているというだけあって、「ブロウ ヤ マインド〜アメリカ大好き」と「水星」を聴き比べて見るとイントロのメロディがほぼ同一のものであることがわかる。しかしtofubeatsはこのメロディにピアノのメロウなサウンドを乗せ、原曲の洋楽テイストを邦楽らしい雰囲気に変えている。彼の楽曲制作方法がサンプリングによるものが多いということだけでなく、それに対し新たな音を乗せて全く別の雰囲気の曲を作り上げるという自身の音楽的センスの高さが伺える。

LONELY NIGHTS

2017年5月19日にリリースされたシングルで、アルバム『FANTASY CLUB』にも収録されている。ミュージックビデオでは、YOUNG JUJUが出演。またYOUNG JUJUが所属するヒップホップグループのKANDYTOWNのメンバーもカメオ出演している。

tofubeatsの名言・発言

「僕は意味もなくピッチを下げるのが超好きなんです」

『First Album Remixes』のリリース直後に行われたtofubeatsと砂原良徳のインタビューの中での発言。砂原良徳は『First Album Remixes』のDon't Stop The Musicをリミックスしている。
アメリカのヒップホップDJ「DJスクリュー」の名言「ピッチを下げたほうがよく歌詞が聴こえるじゃないか」の話題が出た流れで「僕は意味もなくピッチを下げるのが超好きなんです」と言っている。tofubeatsのトラックメイカーとしての考え方や姿勢が表れたインタビューである。

「皆が自分の好きなものを好き、と言って良いとされるのはとてもいい時代、だと思っています」

2018年に行われたSPBS編集部のインタビューの中での発言。「みんなのうたがない歌謡界をどう思うか」というテーマでトークが繰り広げられる中、「日本の音楽って、割とジャンルが増えてニッチマーケット化してきていますよね」という編集部の言葉に、tofubeatsは「自分的にもそれでいいとは思います。皆が自分の好きなものを好き、と言って良いとされるのはとてもいい時代、だと思っています」と返した。インタビューではtofubeatsが音楽について考えを述べている。

tofubeatsの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

アニメ『クラシカロイド』でモーツァルトのムジークプロデューサーを担当

アニメ『クラシカロイド』は「音楽」がキーとなっていて、彼らが奏でる音楽を超えた音楽・「ムジーク」を巡る謎を描いている。「ムジーク」は現代のアーティストが「ムジークプロデューサー」(MP)と称しクラシックの名曲を各人のセンスで自由にアレンジする形で制作しており、ベートーヴェンを布袋寅泰、バッハをつんく♂、リストを浅倉大介、ショパンをEHAMICが担当するなど、豪華なアーティストが起用されている。そしてモーツァルトのムジークプロデューサーにはtofubeatsが起用されており、彼の評価の高さが分かる。

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