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zoo_yamada2のレビュー・評価・感想

SAKAMOTO DAYS / サカモトデイズ
8

かなりオススメ

絵はずば抜けて上手い方ではないけど、戦闘シーンがかなり派手でいい感じ。キャラクターも一人一人個性があって区別がつきやすい。
最初はギャグ寄りかと思ったけど進むにつれてシリアルな展開、バトルシーンが多くなっていきます。ただ漫画特有の世界観があるので、現実味が欲しい人にはオススメしません。町の人(通行人)の反応が鈍く、バッタバッタと〇んでいきます(笑)。最初の方は結構だるかったけど、ORDERの篁さんが出たあたりからかなり面白くなってきます。ジャンプで読んでても次週が気になって気になって(笑)。伏線回収もちゃんとしてストーリーにもどんどん引き込まれます。
まだ篁さんがどうなったとか、有月の中にいる赤尾の謎や上終の姿など気になる展開はいっぱいありますが、これからの楽しみにさせていただきます。

『ブラッククローバー』とか、自分が読んでるのがどんどん『GIGA』にいってるので、この漫画は『週刊少年ジャンプ』には残してほしい。『ONE PIECE』ほどは続いてほしくはないですが、単行本50巻くらいまだは続いてほしいと思います。さすがに最終展開に向かってるような気がしてるんで無理だと思いますが(汗)。

グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki
8

格闘技好きなら必読の漫画「刃牙シリーズ」の第一弾

異種格闘技の頂点を決める地下闘技場の最年少チャンピオンの主人公、範馬刃牙の物語です。
長期連載の第一作です。
このシリーズの特徴としてはあらゆる格闘技はもちろん、喧嘩自慢や野獣など強いものであれば誰でも戦います。
昔実際に行われた猪木対アリのプロレス対ボクシングのように、空手家対やくざなど予想不能な対戦カードがたくさん出てきます。
格闘技が好きな方ならきっと楽しめるはずです。
格闘家の中でも刃牙の父、範馬勇次郎は「地上最強の生物」と恐れられていて、時々登場しては笑ってしまうほど圧倒的な強さをみせます。
特に本作の見所は刃牙の過去の話で、なぜ刃牙が強者揃いの地下闘技場でチャンピオンになるほど強くなれたのかが描かれています。
また、刃牙シリーズのメインストーリーである父、範馬勇次郎との因縁の始まりを見ることができます。
シリーズの中では感動する場面が比較的多いのがグラップラー刃牙だと思います。
刃牙の幼少期からの成長が描かれ、今後活躍する格闘家も後半続々参戦するため、続編を見るならまず本作から読むとよいかと思います。
地下闘技場トーナメントが行われひとまず完結はするので、グラップラー刃牙のみでも読んでみる事をおすすめします。

コタローは1人暮らし / Kotaro Lives Alone
10

主婦力高めの幼児の生活をご覧あれ。

主人公のコタローは一人ぼっちでアパートに住んでいます。父親の暴力で両親が離婚後、色々とあって親とは一緒に暮らしていません。代わりに、お隣の部屋の漫画家さんや、下の階の住人達と楽しく暮らしています。
コタローは幼児とは思えないほど、掃除洗濯食事の用意などを一人で完璧にこなし、近所に住む大人たちからも一目おかれている存在です。普段はとても大人びてしっかりしているけれど、アニメのキャラクターが大好きで入れ込んでいたり、買い物先で見かけたおもちゃの刀を我慢できずに買ってしまったり、時々見える子供らしさには読みながら顔が緩んでしまいます。
しかし幼児が一人で生活できるわけではありません。コタローが一人でやっていけるのも、周りのたくさんの優しい大人たちの存在があるためです。それぞれのキャラクターたちには様々な過去があり、辛い思い出を抱えながらも、その経験を活かしながらコタローと接していきます。そして逆に、周りの大人たちもまた、コタローの行動や発言から、自分の考え方や他者との接し方に関して気づかされることがたくさんあるのです。そうやって互いに支えあいながら物語は展開していきます。
基本ほっこり、時に切ない話に涙を誘われ、読んでいて色々なことを考えさせられるオススメの作品です。